ハーレム要因一名様ご案内~
七葉編もそろそろ中盤に差し掛かって来ました。志村さんの死は本当にショックです。これで少しは生活の安定した20代が外出自粛してくれるといいのですが。まぁ、そんな話は終わりにして、皆さんこの話をお楽しみください!
え?中世風の世界観ならお風呂なんて無いだろうって?だが、しかし!なぜかこの異世界は入浴文化があるのだ!素晴らしい!!とにかくあるからあるのだ!
私は脱衣場で服を脱いでお風呂に入った。そして体を洗い、入念に髪を洗った。そしてお風呂にドボンした。
「はぁ~」
お風呂サイコー。そう、これだよこれ。日本人にはこれが必要なんだ。しばらくお風呂に漬かっていると横山さんと園山さんが入ってきた。二人とも何処とは言わないが私より発育がいいんだけど。
まぁ、白露ちゃんとトーラーちゃんには園山さん達も敵わない。というか、あの二人が異常。なに!?もうBって!おかしいでしょ!白露ちゃんに至ってはC~Dて、チートでしょ!!
「あら、彩夏さんじゃないですか」
「こんばんわ、園山さん、横山さん」
「ばれちゃったか、園山さんに隠れてたんだけど。さすが剣姫」
「それほどでもないよ」
しまった!何ナチュラルに気配察してるんだ私!!そんなことしたら警戒されるじゃん!
そして数分後、二人が浴槽に入ってきた。
「彩夏さん?聞いてもいい?」
唐突に園山さんがそんなことを言ってきた。おーっと、怪しまれてるかな?私は彼女に疑念を残させないためになるべく自然に答えた。
「七葉で良いよ。それで何が聞きたいの?」 「じゃあ七葉さんと呼ばせてもらいます。七葉さん好きな人とか居る?」
「きゅ、急にどうしたの?」
なんて爆弾をしれーっと落としてるんだ。この女!す、好きな人なんて。べ、別に居ないし。
「その反応、居るんだ~」
「そんなこと言ってるけど横山さんはどうなのよ?」
私は、ちょっとイラついたので横山さんに反撃した。
「私?う~ん、そうだね~」
顔が乙女の顔になってる。誰だろう?まさか、ね。それは無いでしょ。だって彼女居るし。
「私が好きなのは~、龍宮院君だよ」
その時、時間が一瞬停止したかのような錯覚を覚えた。でも、時間は止まらない。だってここに奏太くんは居ないから。
そのまま時間は進んでいく。無言の時間が続いた。怖い、これが女の戦いなの?まぁ、私も女だけど。
「まぁ、龍宮院君なら仕方無いか。それに勇者は重婚可能ですからね。ここでうだうだ言っても仕方無いです。仲良くしましょう?横山さん」
「そうだね。園山さん」
二人とも若干険悪な雰囲気は有るけど一応休戦って感じかな。
「それで、七葉さんは誰がすきなの?」
ですよね~。分かってた。私に好きな人聞いてくる流れだよね~。
「私が好きなのは⋅⋅⋅⋅⋅⋅分かんない」
ズコーーーって感じに二人が転んだ。ごめん。でも、分かんないからしょうがない。
「まぁ、分かんないならしょうがないね」
私達はお風呂から出て自室に戻った。広くて迷いそうだったのは秘密だ。
「眠れない。そうだ!こういうときは⋅⋅⋅⋅⋅⋅」
家の飼い猫マカロンを数えよう!羊?そんな古くさいやつは用済みだよ。
涙目の羊がポイってされてる幻覚が見えたけど気にしない。
「マカロンが一匹、マカロンが2匹⋅⋅⋅⋅⋅⋅マカロンがさんじゅ、すー」
翌日、朝日が私の顔を照らしていた。眩しい~。今何時?まだ寝れるって~。あれ?そういえば⋅⋅⋅⋅⋅⋅
「ふわぁ~。ここどこ?⋅⋅⋅⋅⋅⋅あ、そう言えばお城で寝てたんだっけ」
私が眠い目を擦っているとノックの後扉が開きメイドさんが入ってきた。わぁ~、メイドさんだ~。
「ナナハ様~、起きて、いらっしゃいますね。食事の準備ができております。お着替えを済ませた後、お越しください」
「は~い」
私は二着目の剣姫の服に着替え、昨日も夕飯を食べた会食の場に向かった。対応がVIPなんだよね。私達は味を感じられないご飯を済ませて今日もダンジョンに向かった。
書き留めは~、たまってるけど~、書く時間が確保できないから~、2、3日に一回投稿しか~、出来ないのです~。