プロローグω
皆さんこんにちは!作者です!
僕の名前は、独孤奏多。神奈川県横浜市旭区南本宿町に住んでいる小学校三年生のやや特殊なの六歳だ。
やや特殊、というのは父曰く独孤家はよく魔物と結婚するから魔物の血が混じってるらしい。正直よく分かんないけど。
今僕たちはコンクリートを蒸発させそうなくらいヤバく太陽が照りつけている中、帰宅していた。
「奏多くん、今日も体育の実践戦闘でみんなをボコボコにしてたね。そんな事ばっかりしてるとみんなに嫌われるよ?」
やや苦笑しながら話しかけてきたこの娘は彩夏七葉、高級チョコレートを彷彿とさせる茶髪で可愛らしい顔つきの女の子だ。ってか僕より少し前に出て小首を傾げるポーズかわいすぎだって。破壊光線顔負けの威力!
「いや、でも真面目にやらないとバツついちゃうし」
「それにボコボコにしてるのは主に私なので、ノーカンですよ」
今僕を擁護してくれたのは●▶。僕の、なんというか⋅⋅⋅⋅⋅⋅家族だ。吹雪と錯覚するくらいの銀髪で、真昼の太陽みたいな金色の目を持っている。見た目年齢は僕たちよりちょっと上だ。後やっぱ最大の特徴は下半身が蜘蛛だって事かな。蜘蛛の部分にはもっふもふの毛が生えている。
「いや、みんなに見えてないよね!?」
「マッハくらいならギリ見えるさ」
今異様な動体視力をさらっと暴露したのはトーラー。切れ長の瞳と、短髪で“夕日を溶かしたらこんな色”という髪色を持つボーイッシュな少女だ。
「マッハであることに誰も突っ込んでない件について」
今、俺達の根底にあった常識をぶち壊したのはまひ。ただの少年だ。
「そういえば私達もずいぶん長く一緒に居ますね。いつからでしたっけ?」
「そうだなぁ、あれは確か三年前じゃ無かったっけ?」
「それくらいだよ。小学校の入学式の時にあった筈さ」
そういえば、そんな事あったなぁ⋅⋅⋅⋅⋅⋅。
基本こんな感じで進んでいきます!ちなみに三人称はここだけです!