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黒髪のボッチだけど、振られたらアラクネに拾われて溺愛されました  作者: 電誅 萬刃
第二部 嵐の前のような静けさ
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学生と言えば⋅⋅⋅⋅⋅⋅

今回は学校の定番があります。少なくとも私かが小学生だった頃は毎年のようにありました。

 ──そして二年後、僕達は三年生になっていた。

 この二年でトーラーとマヒロは付き合い始めて一年になった。まぁ、そうなるだろうな~とは思ってたからきっちり祝福しといた。二人とも慎重が伸びたり体つきに男女差が出てきたなぁと思う。

 白露は進化してアラクネになった。本人曰くこれ以上の進化があるとのこと。見た目はちょっと成長して小4~5くらいになった。体つきに女性らしさが出てきたよ。

 学校は相変わらずつまんない。何より、龍宮院麗次(りゅうぐういんれいじ)とかいう奴がクラス中を煽動して僕達を虐め始めたのだ。まぁ、内容としては給食が異様に少なくなったり、変な噂が流れたりするだけだけど。トーラーなんてその噂を逆手に取ってマヒロに迫ってるくらいだ。

 そしてもっとよろしくないことは先生がそれを黙認しているということだ。今年はそういう先生じゃないと良いなぁ。


「では、先生の発表をします」


 ちなみに今は全校集会のまっただ中、校長(クソだぬき)の話が終わって先生の発表に移った。さぁて、誰が担任かなぁ。ちなみに僕達は2組になった。これで三年連続、やったね♪


「一組は荒井先生です。そして二組は」


 ドキドキドキドキドキ。誰かな?誰かな?気になるぅぅぅ。


「⋅⋅⋅⋅⋅⋅鈴木先生です」


 Oh,that's too bad.おっと、予習してた英語が出てしまった。まぁ、まぁ、まぁまぁ。厳格な先生だけど虐めは黙認しないかもしれないし?別に、良いけどぉ。周りの奴らは震え上がっていた。ハッ、ザマァ!!そして、テキトーに連絡を流していると、集会の終わりの言葉になった。


「これで全校集会を終わります。きをつけ、礼」

「「「「「ありがとうございました」」」」」


 そして、僕達を四人はクラスに戻った。なんか、途中で同じクラスの奴等が纏まってたけど、スルーしました。そして、帰りの会を終えて僕達は帰った。


「今回の先生は当たり、かな?」

「うーむ、まだ分からないから警戒を怠らないでおこう」

「そういえば、学校の裏サイトで宿題の量が多いって聞いたぞ?」

「ま、マジか」

「大丈夫です!私が手伝いますから!」

「白露、あんまり彼を甘やかしてはいけないぞ?」

「⋅⋅⋅⋅⋅⋅その言葉、そっくりお返しします」

「何のことだい?おっと、そろそろ分かれ道じゃないか。じゃあね君達。⋅⋅⋅⋅⋅⋅帰るよ、ダーリン(ボソッ)」

「逃げた」

「逃げましたね」

「帰りましょうか」

「そうだね」


 僕達は家に帰った。家に帰ってランドセルをランドセル置き場にほっぽって、手を洗う。 


「白露~、何か面白いアニメ無い~?」

「このすば先輩とかどうですか?」

「よし、何でヴィンテージ物のそれがあるのか知らんけど、それにしよう」


 僕達は宿題が無いのを良いことに、このすばを見た。うん、面白かった。そして、晩御飯が出来た。


「「「いただきます!!」」」


 白露に作ってもらってるけど本当に美味しい。何でだろう。凄く懐かしい気持ちになる。そして、いつの間にか、皿にご飯がなくなっているのだ。


「「「ごちそうさまでした!!」」」


 そして、僕はお風呂に入って歯を磨いて、寝た。最近は白露と一緒に入ってないけど、たまに乱入してくることがある。


「お休み。白露」

「おやすみなさい。主様」


 翌日、僕達は学校の教室に居た。何故か?それはもちろん、トーラーのラボから帰ってきたからだ。殺戮人形のアンデットが不覚にもかっこよく見えてしまった。ちくせう!!

 キーンコーンカーンコーンコーンキーンキーンカーン⋅⋅⋅⋅⋅⋅。チャイムがなってしまった。そして先生が入ってきた。


「今日は転校生がいます。ほら、入って」

「彩夏七葉です。よろしくお願いします」


 一目惚れだった。肩口近くまで伸びた髪、切れ長なちょっときつめな目付き、そして振る舞い、すべてにおいて好みだった。


「じゃあ、あの二人の間に入ってくれ」

「はい」


 先生がざわつく教室を拍手で静め、机が三列連なっている僕と白露の間の席を指差す。ふぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!!神よ!ありがとう!お賽銭に五円か一万円入れとくよ!


「よろしくね」

「「よろしく」」


 後に、四人はこれがすべての始まりだったと、ここから私達の人生はここから大きな転換期を迎えたのだと、語っている。 


「それじゃ、授業入るよ」


 そして、つまらない授業が始まった。でも、ちょっと面白いことがあった。ハンドロックという腕を組む姿勢をデフォにしろと言われた。

 そして、中休みがやって来た。僕達のところにいつものようにトーラーとマヒロがやってくる。


「はじめまして、かな?ボクはエデクト・B・トーラー、異能は数秒先までの未来を見通す真理の眼だ。家名が先で名前が後だ。気さくにトーラーと呼んでくれて構わない」

「俺はタナカマヒロ。異能は必ず努力が結ばれるって能力だ」

「よろしくね」

「僕は独孤奏多、異能は時間を5秒くらい止められるジ・アースだよ」

「私は白露です。主様の従魔やってます」

「皆良いなぁ、そんな便利な能力で私なんて、剣の扱いが物凄く上手くなるだけだよ」


 僕達の異能聞いても蔑んだ目をしてないそれどころか羨ましがっている⋅⋅⋅⋅⋅⋅?七葉さんいい人過ぎません?


「皆どのルートできてるの?」

「ボクとマヒロはお地蔵さんのところで左に曲がるルートだ」

「僕と白露は右ルートだよ」

「へぇ、皆別れるんだ。ちなみに私は直進ルートだよ」

「「「ここの三ペアでルートが違う!?」」」


 そんな驚きと共に終了のチャイムがなる。ちっ、中休みが終わちゃった。その後、なんのイベントもなく僕達は授業を受けた。

さぁて、誰が来るでしょうか?ご意見ご感想お待ちしております!

テスト勉強で更新は滞りますがよろしくお願いいたします。

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