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プロローグβ

皆さんこんにちは!はじめましての人ははじめまして!今さっき書いたプロローグです!正直要らないとは思うんですが一応つけておきました。読み飛ばしてくれて結構です。

 ──平成31年、地球は唐突に異世界と繋がった。いきなり何を何を言ってるんだ貴様!!という皆さん、ちょっと待ってほしい。今から説明するから。

 平成31年!!突如として扉のような物が世界各国のありとあらゆる都市それこそ過疎都市に出現!!疑問に思った住民達がその先を除きこんだ所、そこには今現在ではあり得ないような民族的家屋が広がったいたり、奇妙な植物が溢れていたのだ!

 そして調査の結果そこは全く別の世界だったのだッ!!

 普通なら異世界と戦争が起こりそうな物だ、が、しかし早々に両世界で交渉が進み、戦争は回避された。

 スムーズに異世界と異世界の技術は受け入れられ、それによって沢山の国で亜人やモンスター娘や魔物の存在、魔法などが扱える事が発覚した。さらにその数ヶ月後、日本人に突如魔法の才能や特殊な能力が与えられるようになった。

 ──俗に言う異能力革命である!!

 さらに発電に使用するエネルギー源は石油から炎属性系の魔法に変化し、二酸化炭素排出量は大幅に減少した。さらに科学技術と魔法や特殊能力の合成により人類は技術革新の時代を迎えていた。人類は黄金時代を築き始めてきたのだッ!!

 令和元年、そういったものが日常的になり魔物の出現や魔法の存在に対応した多種多様な職業が派生し、社会が安定した数十年後の話である。

~~~~~~~~side黒髪の英傑~~~~~~~~

 俺は全身筋肉でまるでこの世の終わりを象徴しているかのような見た目の邪神に何処からともなく飛んできた剣を突き立てた。


「ぐぉぉおぉぉぉお!」


 そしてそのまま俺はやつの腕を走り抜ける。手元の剣が奴の体をバターのようにいとも簡単に切りさいていった。


「何だ、これはァァァァァァ!」

「これで今度こそ!止めだぁぁぁ!!」


 剣が吸い込まれているかのように額に向かう。辺りに金属音が鳴り響いた。固すぎる!そして奴はあろうことかそのまま頭突きしてきた。


「ふんぬぬぬぬぬぬぬ!!」

「ぐぉぉぉぉぉぉ!!」

「主様!今行きます!それまで耐えてください!!」


 ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ!ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい!!押されてたまるかぁぁぁ!


「主様、お待たせしました!」


 下半身が白い蜘蛛である彼女が俺の剣を共に握り、力を込める。こんな状況で負けたら格好悪いな!


「「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」」

「ぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!!」


 そして奴がよろめいた。今しか、無いっ!俺達は額に向かって一気に剣を突き立てた。


「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」」


 奴の額に剣が突き刺さった。するとそこから極光が溢れだし、溢れだし、溢れだし後には何も残らなかった。


「「かっ、かっ、勝ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」

「やりましたね!主様!!」

「うん!これで、ようやく白露といちゃつける!」


 ──しかし、そんな幸福は一瞬で終わった。


「「魔方、陣?」」

「ハァッーーハッハッハッ!貴様らこれで終わりだ!この転生の魔方陣ならお前のの変な衣でも防げない!しねぇぇぇぇ!暗黒騎士いぃぃぃ!!そして俺の剣をかえせぇぇぇぇぇ!」


 そうか、あれお前の剣だったのか。でもごめんな。なんか、俺の方があの剣うまく使えちまったわ。しかし、こんな場所にまで女侍らせてる奴を勇者に選ぶなんて女神はホントにどうかしてるよ。一体この男は何人もの男から婚約者を奪ったんだろうか?ハーレムなんか築いちゃってさ、ホントどうかしてるよ。


「次も、また逢えるよな?」

「私が主様を一人ぼっちになんてするはず無いでしょう?」


 全く、本当に白露には敵わない。


「そうだったね。しばらく会えないけど、絶対にまた会おう」

「もちろんです。だって私達は運命の相手なんですから」


 ──そして俺達はこの世のどこからも居なくなった。


この世のどこでも無いどこかにて

 そこは青い空と白い雲からなる神々しい空間だった。そしてそこに黒髪の少年と銀髪のアラクネと神がいた。


「すまなかった。僕がいながら約束を破ってしまって。しかも世界を救ってくれたのに」


 そこでギリシャ彫刻のような美しい肉体と青い髪を持った神が俺達に謝罪していた。まぁ、確かに世界を救ったのに無理やり転生させられたのは怒ってるけどどうにもならないしなー。


「ほんとですよ!なんで転生しなくちゃいけないんですか!これから私と主様の桃色結婚生活を満喫する予定だったんですよ!」


 桃色?まさか1日中致すとかそんな事は無いよね?子供も居るし、流石にそれはないよね?ね?そんな気持ちを押し殺して俺は彼のフォローをした。


「まぁまぁ、許してあげなよ白露。別にこいつのせいじゃないしさ」

「おわびといってはなんだけど君たちは全く同じ時間に転生させるから許して」


 ホントにこいつ創造神か?やけに素直に謝罪するな。まぁ、が他の神がヤバイだけか。


「絶対ですからね!後私と主様が結婚するのが前提条件ですからね!」

「そこは抜かりないから安心してくれ」

「分かりました。そこまで言うなら信用しますよ」


 創造神に向かってこんな口聞けるとかウチの嫁マジスゲー。


「さ、行きましょうか。主様」

「そうだね」


 今から始まるのは、俺と俺の周りの人々の織り成す愛あり、笑いあり、バトルありのハチャメチャな物語だ。

 そうだよね?そんな人生だよね?


「安心してください、主様!私が居る限りそれは絶対ですから!!」

「そう、だな」


 俺達はそのまま意識を失った。


~~~~~~~~~ナレーション~~~~~~~~

 その数時間後、独孤家に元気な男の子の産声が響き渡った。そして同時刻にそこに程近い森で白い蜘蛛が生まれた。

 それは一つの物語の終わりであり、また新たな物語の誕生でもあった。

読んでくれた初見さんにお教えしますと先程の戦闘は前作のラスホス戦のクライマックスを抽出したものになっております。気になるかたはアラクネと黒髪ボッチをお読みください。

転生?どうせチーレムだろ?と思ったそこの貴方!そんな事はございません!これはヤンデレラブコメであります!一人しか居ないのでご安心ください!主人公が圧倒的に強いわけでも無いのでご安心ください!

長々とお待たせして申し訳ありません。

ようこそ!黒髪のボッチだけど、振られたらアラクネに溺愛されましたの世界へ!!これからごゆるりとお楽しみくださいませ!!

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