7/34
詩side
兄さん達が仕事に行ったことで、屋敷に一人になってしまった。
さて、自分の仕事でもするか。
僕はとりあえず、仕事部屋の掃除を始めた。
今日は来客があるから、部屋を綺麗にしなければ・・・
こういう時に真兄居たら楽なんだろうな・・・
・・・数十分後・・・
詩「やっと終わったー!」
我ながらよく頑張った!
次からは真兄にやらせよう・・・
もうすぐ客が来るから、珈琲でも煎れるとするか。
詩「にしても、直接相談に来るなんて珍しい奴も居るもんだな」
この屋敷は山奥にあるため、滅多に来客はない。
ここに来る人は大体やばい筋の人が多い。
今回も面倒な依頼なんだろうな・・・
兄さん達は仕事終わったのだろうか。
詩「今回は普通の人だといいなぁ・・・」
ピンポーン・・・
詩「はいはーい」
・・・1時間後・・・
詩「やっと終わった・・・」
あまり外に出ることがないために、人と関わることが兄さん達より下手になってしまった・・・
これはなんとかしなければ・・・
詩「今度どっか連れてってもらおう」