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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約2年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

連載中

婚約者の猫騎士様は溺愛をツンで押し隠しているようです

作者:氷雨そら
 二足歩行の猫。
 それは、この国に住む人なら、誰でも知っている昔話。

(私の婚約者様が猫騎士になって帰ってきました!!)

「会いたかったです……。生きていたのなら、どうしてすぐ、帰ってきてくれなかったんですか」

 私の顔が埋もれてしまうほど、長い毛。
 髪の毛の色と同じ白銀の毛並みと、猫みたいにクルクルと色を変えるその瞳だけを残して、騎士様のお姿は、すっかり変わってしまった。

「この姿を見てなんとも思わないのか」
「…………むしろ好き。あっ、えっと……。可愛いです。好きです」
「は? 君の目は節穴か。このおぞましい姿のどこに可愛いという要素がある」

 困った人を放っておけないお人好し令嬢と、そんな彼女を溺愛するツンデレ騎士様の、ファンタジーラブコメ。
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