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またあなたに会いたい

僕はちび、9歳の犬だ。

今僕は病と闘い、この世を去ろうとしている。

薄れゆく景色にご主人様が移る。

ご主人様:仕事に行くからな

無口だけど優しいご主人様が僕の頭を撫でる

ご主人様に最後の行ってらっしゃいをする

ドアから出ていくご主人様が最後の光景だった。

今日もお仕事頑張ってね、ご主人様

いままでありがとう。

僕はいままでのご主人様との思い出を想いだし、泣きながらこの世を去った。

「本当にいままでありがとう」

………。

気が付いたら僕はフワフワ浮いていた!

あれ?どうなったんだろう?

下を見ると僕がいる!

そっか!僕は死んでしまったんだ!

これからどこへ行けば良いんだろう?

いままであった痛みや苦しみがまるでない!

なんて軽やかで気持ち良いんだろう!

あ!そうだ!ご主人様の所へ行こう!

僕はご主人様のことを念じた!

するとパッ!!っとご主人様の所へワープした!

ご主人様は漁師をしている。

船の上でうつろな目をしてる。

すごく悲しそう。

僕が死んだことはまだ知らないはず。

家に帰って僕の亡骸を見たらショックを受けるんだろな。

僕のこと見えないのかな?

おーい!僕だよ?

ご主人様はまったく気付かない!

どうやらこの状態では僕のことが見えないみたいだ。

んー、どうやったらご主人様に気付いてもらえるんだろう?

僕はしばらくご主人様の側にいることにした。

仕事が終わり、ご主人様が大量の汗を流している。

わー、ご主人様ってすごい働き者なんだー!

人間ってすごいなーって関心した。

ご主人様が家へと向かう。

僕も車に乗る!

ご主人様から不安や恐怖のようなオーラが出ているのが見えた。

僕はなにもすることができなかった。

肉体がないってこんなにも切ないなんて。

家に着く。

ご主人様:ただいまー

僕の亡骸を見るやいなや、泣きながら崩れ落ちた。

僕の名前を呼びながら亡骸を抱きしめる。

僕はもう一度肉体を持ってご主人様に会いたいと強く願ったのだった。




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