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**の為に
今日も、彼女を虐める。
「あぁどうして薄汚い平民がいるのかしら」
彼女をゴミかのようにして力を込めて蹴飛ばす
こうして、殿下に近づく無礼者を心と体も殺していかないと
二度と私の好きな人に近づくことがないように
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「マリア、彼女を虐めるのはもうよせ」
「あら、殿下なんのことかよく分かりませんわ?」
そうこれも、あと少しの辛抱なのよ…
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ある日のパーティー会場で
「キャハハハ!!!!!」
彼女は髪を、振り乱しながら発狂してこちらに来る。
彼女の手には、妖しく光るナイフを手にしている
いま殿下はここには居ない
だって私がそう仕組んだんだもの
あぁ、やる事はやったわ
後は、待つだけ…
破滅の音はすぐそこに迫っている
私は、その音を心地良く思いながらココに来るのを待っている