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20話 最悪の日 2

×××××××××××××××

(リーダァァァーーー!!)

(なんだ騒がしい、どうしたんだ!?)

(俺の察知に反応があったんだ!しかもかなり凄いのが来る!)

(クラスは?どのくらいが来るんだ)

(そ、それが…+C以上です。赤マークがかなり大きいので確かです!)

(り、リーダー早くリーダーのエクストラスキル転移を使って逃げましょう!)

(リンゼやセシルが言うなら逃げるが勝ちだな!)

(お頭!この女はどうしやしょう)

(持って帰って処理する!ここはまず転移だ!!)

(転移!!)

×××××××××××××××××××××


クソガァァァーー!間に合うか?!

落ち着け俺!まずはリミッター上昇!

スキルの硬化は全て足に!地面を最大限に生かして間に合うか……


目の前に彼女の顔が透視で見えた瞬間、目が合った気がした……

そして少し笑っていた気がする…

なんだろう…何かを失いそうな気持ち…

いや、諦めから来たものだろうか…


ここから数十メートルの位置で、光の輪が現れてすぐに人の姿が消えてしまった…

光の粒が舞い…やがて消え失せる…

俺は守れなかったのか…彼女を、初めての仲間を…見捨ててしまったのか?

助けたかった…なぜ守れない?何が足りない…もっと知りたかった…

彼女と喋ってみたかった。世界が知りたかった。

目の前が赤黒く染まる…意識が朦朧とする…自分が自分で無くなりそうだ…


頭に響く…

お前はいつも守れない…

大切に思う人すら守れてやれんのか!…

なぜ貴様は守れない…


いつかの日々?


(この書類をどうするんだね?■■■君?明日までに提出出来なかったら席はないぞ!覚えとけ!)

仕事?ディスクの上のパソコン…日本…自分の家には1人しかいない…

寂しかった。ずっと一人だった…


奪うなよ、俺の大切な物を人を…でも

俺は…強くない…誰かを守れないし救えない……だからどうしろと…


貴様なんぞに何ができる?

守れぬ男にはいらぬ力よの。

お前は何をもとめる?


……力だ。力が欲しい!みんなを救えるだけ…一瞬でいい!力が欲しい!自分の大切な物や人を守れるだけの力を…力が

力が欲しいんだよ…


ふふふ…

ハッハッハ…

ふひひひ…

ふむ、お主は我らに値する器か見せてみよ!彼女を助けてみよ!

貴様にチャンスをくれてやろう…


あぁ…約束だ!だれだか知らねえが

仲間の女ぐらい救い出してみせる!!


(((我らに真の器に値するかを塔の頂上に待っておるぞ!強き者達よ!)))



ふ…

〈d%***スキルにより覚醒遺伝子に直結…スキル統合、進化します…器を改変…■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■し、■■■■■■■■の■■■■■■■■、■■■■■■■と■■■■■■■に■■■■■

■■■■■■■により…

スキル覚醒MAX、スキル超高速移動MAX

リミッター上昇スキルをエクストラスキルリミッターブレイカーに進化…

魔力障壁LV1/20、エクストラスキル黒龍のブレスLV1/99を取得、魔力操作LV1//40

、スキルブーストLV1/10、狂気LV1/5、高速演算LV1/10を取得しました。

以下のスキルによりダークドラゴンはスキルゲージを一時的に存在進化させることができます。〉

《称号》

「存在していない者」を取得しました。


これさえあれば…これさえ………

〈狂気がLV2/5になりました。

へへへへへへ……


人間共を狩る時間だ……


〈マスター、狂気に飲まれてはいけません。自我を保ち、己を律してください〉


う…、そうだなぁ…

ケットシーの彼女を…彼女?ケットシー

はモフモフ…う?

可愛いは正義…モフモフは可愛い…

正義を取られた、いや?モフモフを取られた…

(ドラちゃんたら…もう!せっかちなんだから!まだ出来てないよ♪)……頭に浮かぶ…

あんのクソ人間が、クズはクズだな。いや!そんなこたどうだっていい!俺の…俺のモフ

モフ奪いやがったな!

〈マスター〉

やろうめ、俺のハートを粉々にしやがって…やろうゴキブリホイホイしてやる…

〈マースーターど〉

え?あ?なんかマスターど、と聞こえたんだが…

〈気のせいです)

えーー、でもやっ

〈気のせいです、マスターには翼が今回の

器の変化により翼が生えました。意識を集中させて飛んでみましょう〉

何か話変えてなくなあい?てか翼??


黒光りする鱗に包まれた漆黒の翼…

翼がある…本能が飛び方が手に取るようにわからせてくるぞ!俺って天才?!

〈否〉

え…?

あれだな、いわゆるチュートリアルがいいかんじですな!

〈そうです〉

だんだん慣れて来てかなり飛べそうだ…

うんうん、天才じゃないのか…う…俺のハートにヒビが…!


気を取り戻しつつ冷静になり、アルナを探す方法を考える。まぁ、見つかってるんだけどね!

一気に空へ駆け上がる…そしてリミッター上昇!ブースト!イッケェェエーーーー!俺空飛んでるぜーー!ヒャッハー!

速さは…ナビ…!


〈2586です》

1秒の2586分の1を猛1メートルのスピードで駆け抜けていることになる。

よく息ができるな俺すげぇ〜〜


転移したところで奴隷の首輪さえあれば居場所がわかるので意味がないがな…

仲間を傷つけたことを身にじっくりねっとりと教えてやんよ!!


そういえば忘れてたけどここ迷宮だよな?

なんで壁がないふばっ!!


バキバキバキバキ……


うっわ〜〜いってえなこりゃ…

え?壁なんですけど、なんで外があるの?

見えない壁で塞がれてるんですけどあの〜〜

どうやって外に出るの?…

〈マスターのブレスなどの攻撃スキルにより破壊可能です〉

な、なるほど!その手があったか!まぁ、薄々気づいたけどな。

ん〜〜、空高くにヒビがあるのはなんとも言えないな…。ん?治って来てるな、自動修復なんてあるのか?

〈マスター、もし無かったら既にアースはなんと崩壊しています。そしてアースは異空間なので、壁を破壊した場所を潜ると転移しますので気おつけてください〉

お、おう。かなり凄いんだな、このダンジョン…。まぁ、そんなことより早く破壊だ!


リミッターブレイカーをファイヤァーブレスに使用してファイヤァーブレスを放つことにする…リミッターブレイカーの凄さも知りたいから実権程度かな。かなり離れておこっと


〈スキルリミッターブレイカーを使用…ファイヤァーブレスを一時進化により飛竜のブレスに変化…スキルLVを1/30を???/???に変換…実行します〉


[ファイヤァーブレス!!]

カァァァーーーー!!


目の前が真っ白になり後から爆破音と衝撃波が来た。凄まじい破壊力でダンジョンの壁に大穴を開けるほどだ。


うわぁ〜〜ないわこれ…まぁ多分使うのはキレた時か脅し用でいいかな…

さて!潜ろっと!



世界が違うわ…やば!異世界って感じがする…でもなんか色が灰色に見える…多分気持ちの焦りから来るのだろう…急がなきゃ



かなりの重要人物が出てきましたね。


神様の言う人類衰退化

謎の声による己の器の証明


この2つがかなりの重要な目標になります。

今回の話でチート臭くなって来ましたが

大丈夫何ですかね?(。-_-。)

まぁ、頑張って主人公!(*´꒳`*)

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