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16話 仲間とのコミュニケーションが難しい…

翌日の朝になり、やはり安全地帯だったことをしっかりと確かめられた。

その上、久しぶりの睡眠によりかなり体力や気力が良くなった気がする。


そしてトラブルは唐突にやってくる


アルナの顔色が悪くなり首輪に手で掴み引っ張っている。


(く、はぁ、…うぐ…し、しま、てる…)


ヤバイ、かなりまずい状況だ。

まず奴隷の首輪が奴隷の飼い主本人が居ないため奴隷であるアルナの首を絞め始めたのだ。奴隷とは奴隷の首輪により忠義を尽くし、反抗や主人を害する事をすると自動で締まり始めやがて死に至る。

今まで首輪が反応しなかったのは飼い主である主人が死に、新たな後継者を探したが見つからなかったための自動で奴隷を殺して処分する。という行動にでているわけだ。


つまりこのままだとアルナは死ぬ、防ぐには奴隷主になるか奴隷主に頼むかだが後者はまず無い。ならスキルステイカーで奴隷の主人になるスキルを奪うだけだ。


だが、スキルテイカーを試しに浸かったがかなりの反動があった。一時的なものだが連発は出来ない、さらに相手の一部をたべるか触れなくてはスキルテイカーを発動出来ないため時間がかかる。だが


予想はついて居た。あのデブ二人のうち一人は奴隷商人だろう、なら話が早い。

俺は死んだデブの頭を触り、スキルテイカーを発動させる…


〈スキル奴隷の飼い主を手に入れました〉

ん、…ふ〜耐えた。

そしてアルナの首輪に念じる、彼女の首を締めるなと。すると


(く…は、はぁはぁはぁ、死ぬかと思ったです、ありがとうなのです。ご主人様?).


お、おうよ。ご主人様と呼ばれるのは恥ずかしいな…まぁ今は意思疎通最優先だ

文字や言葉を教えてくれ!


あれから3日経った。文字はだいぶ分かるようになったが言葉はまだキツイ。正直意地で最初の冒険者に言葉を放ったけどカタコトだしまぐれみたいなものだ、だからこそ言葉を学んでいる。


(あいうえお)[ア、イヴえお]

(かきくけこ)[かきくぃけこ]


こんな感じで最後まで言う作業をしている、最初よりマシになってきた頃。


〈察知がLV5/10になりました〉

〈鑑定がLV4/10になりました〉


てな感じで常時発動し続けた結果レベルが上がった。察知は半径が1kmくらいに伸びた。大体のダンジョンの構造と、ダンジョンの地図のおかげでいいところがわかった。


(ここは、洞窟ですか?それにしても魔物が居ませんね。まさか!セーフポイントですか!?)


そう、その通りだ。ここは魔物は来ない安全地帯である、冒険者ギルドと呼ばれる組織にここを話したらかなりのお金が手に入るほど貴重な場所なのだ。


何故かと言うとダンジョン攻略のかがめになるし軍や冒険者の中継地点ともなる。かなりの利益だってあげられる場所でもあり、大体のダンジョンに入る人はこれを探すか宝や未知の領域に入るをこと、素材や腕を上げるためでもある。ならここは最適な場所になり得るし、重要にもなるのだ!


よし、マイホームを作ろう!


[アルナ、ここが、俺たぢのいえだ]

(いいんですか?私に家なんて…)

[アルナば、たいぜつな仲間だからな]

(は、はい!ありがとうなのです)


うん、いいね。洞窟の中は察知で敵は居ないし大丈夫。キッチンやトイレなど作ろうかな、トイレに関しては既に


〈トイレの下にはスライムを入れ、餌としてもらうのが良いかと思われます〉


と、言われたからスライムは3匹捕まえた。まぁ、言わなくともアルナは


(キャースライムーーーー!やだ!いや!女の敵!燃やすべし消すべし慈悲はないです!)


とか言って松明で応戦してたけど結果はと言うと…


(き、キャッ、服がネバネバです。え!?スライムが服に入ったですーー!!)


とかになりました。ご馳走様です!

まぁ何だかんだでトイレ、キッチン、風呂も出来た。風呂は洞窟の奥に湧き水があったからである、もちろん危険はないことはわかっている。


それから数時間後

いいとこになったな、それに寝やすいよう草を乾燥させたやつを下に引いて2人で寝れるようにする。キッチンだってある、完成!!

充分暮らせる家になった。

食料の調達にアルナを家に残して魚や魔物の肉を、捌いてもらう。


散歩がてらにレベル上げをして行こうと安全地帯からぬけ、周囲を散歩する。本当は空が飛びたいが、飛行するためのスキルが無いため無理だ。

それから数分後ヒットがあった。

さて、察知した敵は3匹

さらに、今までの鑑定では全く表示されなかった速さという部分がある。速さとは走るスピードなど運動に直結する部分である


ーーーーーー

名前なし

種族名バジリスク+B

HP4500/4500

MP2858/4000

攻撃力980

防御力1800

速さ400

スキル

群のボスLV5/5:石化LV5/5:状態異常耐性4/10:毒の霧LV3/10:リミッター上昇:部分硬化LV6/10:暗視5/10:スピード上昇LV4/10:念話LV5/5

***** *****

称号

「変異体」「群を従える者」「虐殺好き」「忍び寄る者」***** ***** *****


え?何こいつ、強すぎないか!?

自分もかなり強くなったはず…

だがあれには勝てるか分からない位に強さに差がある、だがこんな下階層にあんなに強いやつが居るんだ?


〈マスター、あれは変異体です。階層には階層でそれに見合った魔物が居ますがあのバジリスクは階層から何らかの原因で下に来たか落ちて来たかになります〉


なるほど、だから部下が2匹なのかもな。

群ならもっと居るだろうし…やれるか分からないな。だが戦って状態異常耐性と

念話が欲しい!!

それに速さが加わってさらに詳しくなっている。

ナビ、速さの平均をわかりやすくして説明してくれ!!

〈速さの平均値〉

人間大人100前後

(15歳未満)人間子供50前後

ゴブリン80前後

となっております〉


てことは奴はかなり早いはずだ。自分の速を図るいい相手である。


バジリスクは強いですね。

(。・ω・。)スキルの中にLVが無い物がありますが、LVが無いスキルですので気にしないでください。

ーーーーーー

感想、またはレビューをして頂けるとありがたいです。また、読んでくれた方々ありがとうございます。


( ´∀`)頑張って主人公!

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