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15話 初の仲間!?ケモ耳ふわっふわ

鑑定妨害1/10を手にいれたし、盗賊集団も全滅。残るは…


耳が狐の様になっていてもふりたい、いやもふらせろ!やりたい!が…その念が強過ぎたのか…


(や、やめて…いゃ…こっちに来ないで…)


あ、やっべ…

ちっ!俺のもふもふ魂が逆効果だとは…

彼女の目が死んでるのは気づいていたがちゃんと見ると俺の姿が知りたいな。

そういえば俺自身の姿を見たのは随分と前に魚を取っていた頃だっけ、今の自分見て見たいし家が欲しいな。


ん〜よし!彼女は仲間にしよう。彼女を鑑定!


ーーーーーーーー

名前 アルナ マリーヌ サンドレア

種族名 ケットシー

性奴隷

HP190/650

MP45/400

状態 衰弱

スキル

筋肉力上昇LV3/10:魅力LV2/10:察知:LV1/10:危険察知LV2/10:料理向上LV4:10

称号

「奴隷」「バンクール王国の女王」


おー、料理!料理向上スキルなんてあるんだ。しかも称号に"女王"とかあるしかなりのお偉いさんらしいな。どうして性奴隷になんかなったんだろう。まぁ俺には関係ありそうだしその内聞いとくか…あれ?でも言葉喋れないし文字もまともに書けないときた…ジェスチャーしかないか。


それにしても衰弱してるな、なんかで直せないかな。

〈木の根元にたまに生えているヒイラギ草という薬草を集めてすり潰し、水と混ぜて飲ませるのが良いかと〉

なるほど!流石はナビ先生、頼りになるわ〜


なら木の根元に生えている草を鑑定してヒイラギ草を、探すことにする。

だがその前にMPが尽きそうだし何かしら食わせた方がいいな。


魚を取って彼女に渡してみることにする

が、多分誤解されてるから何かしらで信用を取らないと!


[ガルゥゥル(大丈夫だ、心配するな)]

(来ないでください!わた、私は美味しくありません!)


ん〜無理か、なら魚を取ってきて…

それを刻む感じジェスチャー&食べたいアピール、どうだ?


(???え?さ、魚を食べたいんですか?)


お、通じた。あと、君が魚をさばいてとジェスチャーをする。


(わ、私が料理するのですか?し、しますから私は食べないでください…)


おっしゃーー!グッジョブ俺!だが何か忘れてる様な…

バック…魚…干し魚だ!思い出した、これだけでも食べないか?


(え、あ、その。ありがとう?言葉が通じるんですか?)


首を縦に振り、伝わっている事を伝える

すると彼女の目に少し光が入った気がした。


(ハム、パクパク…う、おいしい…美味しいです…)


お、おいおい泣くなよ。まぁ美味しい飯何かくれないよな、かなり酷い生活だったんだろう…


(ん…ゴクッ..ふぅ〜。ありがとうです!今度は私の番なのです!)


元気になった彼女を見ると心が温かく感じられた、久しぶりの人との触れ合いで俺の人としての心が戻ってきた気がする

な。彼女を仲間に加わえよう!


彼女に意思疎通が可能なのは分かった。だが俺は言葉が話せない…

よし!彼女に言葉を教えてもらおう。


木の枝を持って地面に文字を書く…


(?わ、わからなくてすみません…貴方は言葉は分かっても私に意思を返せないのですね、多分ですが言葉を教えて欲しいか文字を教えてのどちらかですよね?)


[ガウガゥ!(そうだぜ!)]

首を縦に振り、yesを示す。

(わかりました。では、教えあげましょう…えっと名前は、ドラちゃんでいいですか?)


何故だーーーーーー!俺は女じゃな〜い!先生、性別はオスです!ま、まぁ文字や言葉を教えてくれるならいっか。

だが、匂いが凄いな。


男性の特有の匂いがする。

辛かっただろう…風呂に入れられなかったんだろうな。

魚を取った川があるし、そこを水場にするか。


(あ、ありがとうです!久しぶりの水浴びなのです!)


うんうん、匂いは取りつつ信頼を得る!頭いいな俺…あ、あれ?もしもしアルナさん?!ここで脱いでは見えますよ!?


あんなボロい布切れで見え見えだった胸は巨乳ですな…や、やば、鼻血が!

とにかく見ないように…で、出来ないだと!?体が動かない?な、なんか変な感じがする。


(貴方は私の物になって頂けるんですね…私、嬉しいです!)


あ、あぁ…。まずい、何かしらまずい…多分これスキルだな!

相手の理性を操るスキルは彼女に…あった!魅力だ!ちっ。舐めやがって…だが多分こうしないと安心出来ないんだろうな…


ん〜彼女は俺を操れると思ってるだろうがドラゴン舐めんな!

知らん顔しつつ離れる!よし…う…後悔しそうだ。


(あ、貴方には効かないようですね。わ、私を助けくれたのだし、多分大丈夫なのです!はずなのです!…水浴びは本当に久しぶりなのです…あのドラゴン、ドラゴンらしく無いくらい優しいのです。な、なんかお返しとか出来ないか、なのです。)


こうしてアルナの水浴び中の一人言は誰にも聞かれずに終わったのである。


(お、終わりましたなのです!)


ハートにズキューン!

や、やべ〜可愛い!だがしかし俺は理性ある紳士的なドラゴン!男だ!服は、仕方がないな…あ!


盗賊集団の中でマシな服を着せて見る。

しかし、やはりなんていうか…


(これでよろしいでしょうか?)


か、カワィーー!モフりたい!モフらせろ!モミモミモミ…


(ひゃっ!わ、なゃにをすりゅっう〜!は、ら、らめぇー〜)


ダメだ!流石にやり過ぎた。み、右手が疼く!うん、気絶してるし丁度いいな。盗賊集団の馬車の中に服を集めた布団もどきに寝かせる。


俺も久々ぶりに寝て見るか…

魔物が来たら起こしてくれ、ナビ

〈了解です。マイマスター〉


これで新たな仲間が出来たな…

うむ、モフりたい!猫は可愛いがやはり狐耳もたまらん!

主人公初の仲間が登場しましたね。

これがのちに主人公に何かが起きる!?

かもですね。

(*≧∀≦*)頑張れ!主人公

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