10話 俺、始めての人喰い。
今の状況!俺は三人の冒険者に囲まれた。みんな武器を持って切りかかってくる、うん…いじめは良くないよ?
え?俺はドラゴンだって?やだなぁ〜
見た目はドラゴンでも中身は人間ですよ?え?言葉が通じない?なこた知るかぁーー!
(ち、何でスピードブーストでも切れないんだよ!お前うごくなよ!)
(う、で、でもやっぱりみ、(ケルン、一気にいくぞ!)
(分かったジル!おっしゃ!これでいけるか!?)
(みんな待ったーーーーーーーー!!)
(ど、どうしたんだシェリア?)
(みんなさ!このドラちゃんに助けてもらわなかったら死んでたかも知れないんだよ!助けてくれたドラちゃんに失礼だよ!やっぱりやめようよ!)
ど、ドラ、ちゃん!?ドラちゃんだと!?え、まじ?てかシェリアさん!
もっと早くに行ってもらえない?
(ドラちゃんごめんね、痛かった?)
[ガルァ?]
(ん?大丈夫?)
[ガルァッ!]
(ふふふっ可愛いわね!貴方うちに来ない?)
ん〜迷うな、でも俺が行っても多分毒殺か普通に殺されるがオチだな…すまんな、金髪美少女について行けなんて…
ち、チックショーーーーーーー!!
俺は渋々首を横に振る
(そ、そぅ…じゃあ、また来るかもしれないから!また会ったら一緒に潜りましょ!ね♪ドラちゃん!)
[(グルァ!(おうよ!)]
(ふ、はははっ!やっぱりシェリアには敵わないな!なら俺も頼んだぞ!俺はジルだ!よろしくな!)
[ガルァ!]
ちっ
ん?耳元で舌打ちが聞こえたが、気のせいか?まぁいいや、これで自由にLV上げできるってもんよ!
(ねぇ、ドラちゃん。名前あるの?)
[ガァ〜…]
(無いの?なら付けてあげるわ!友情としてね♪貴方はエリシオン!エリシオンはどうかしら?)
やべぇ、カッケ〜エリシオン、気に入った!俺はエリシオンだ!
(ふふふ、気に入った?)
[ガルァッガルァッ!]
(よかった。じゃあまたね、シオン)
三人はそのまま森に入って見えなくなった…さて!LV上げでもしますか!察知発動!んっ!!
(へ〜やっぱ避けるか…なら楽しめそうだな!ジルたちはあめぇーんだよ。魔物は殺す物だろ)
こいつの舌打ちだったか、気に食わなそうな顔してたな。
(なぁ、クソトカゲ、あの金髪のシェリアいるだろ?今日俺はジルが居なくなったらあいつを犯すんだよ。最高に気持ち良さうだぁろ〜?へへへ泣きながらイャ〜何て興奮しちまうよ、なぁそう思うだ.)
ぽと…
[オマ…エハ…オ、レヲ、ナメス…ギダ!オマ、エナンカニ…ヤラ、セネー]
(お、まぇ…ぐばぁ…)
喉に向けて自分の最高スピードでドラゴンクロー、ケルンの喉はもう骨だけ、いや、折れてるな…
彼女はやらせねー俺に言ったのが運のつきだな…人、食べるか!
バリバリッ、ボリ、バキバキッ、ゴクン…
う、うめぇー、な、なんだこれ、血が酒のように酔う…骨がパリパリでいい歯ごたえ…肉も美味い!例えるならせんべいだ!防具は要らないから放置…
〈ブラックリトルドラゴンは経験値650を取得してLV16になりました。〉
〈スキルドラゴンクローはLV5/10になりました。〉
〈スキル俊敏LV1/10を取得しました〉
〈称号 「人を喰う者」を取得〉
おーー、上がるなぁ!やっぱ冒険者狩りやるか!ハゲ、あの神から言われてたし、やるか!人狩りじゃぁーーあ!!
人を食べましたね。かなり残酷ですみません…まぁ、生暖かい目で見てください…感想待ってます!( ´ ▽ ` )頑張れ主人公!




