表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

be with you

作者: level 43

感謝する事を最近しなくなった

愛情表現も下手になった

でも 

でも、決して嫌いになった訳じゃないんだ

倦怠期?

ううん、それも違う

面倒臭いなんて思わないし、ウザいなんて感じた事もないんだ

 

今までも、そして今も

気持ちは出逢った頃と何一つ変わってないんだ

何故なのかな

よくそんな事を考える様になった


君は空気になったのかもしれない

どうでもいいとか、ありふれたモノとか

決してそんな意味じゃない

その一つ一つが

僕の生きる術となり

その全てが糧となる

そう

生きて行く為に必要不可欠な人

君はそうなったのかもしれないね

空気みたいな人

そんな人は君以外に居ない



元々表現が下手で

表情も無愛想で

でも

でも、そんな僕を好きになってくれた君

感謝を忘れた事はないよ

気持ちが変わった事もないさ

親しき中にも礼儀ありって言うけれど

僕はそれを忘れちゃいけない

それは

君が一番の理解者だから 



僕はたまに君の夢を見るんだ

かなりリアルな夢

それは君が居なくなり

僕の元から去って行く夢


現実じゃない事に安心して

現実だったらどうしようと不安になる

その都度僕は

自分勝手だとつくづく思う

 

でもね

僕は決して胡座をかいている訳じゃないんだ

ワガママな事も言うし

自分勝手な事も言う

君だから

君だから本音を言えるんだ

これだけはわかって欲しい



君は僕の空気になった

すごく居心地が良く

透き通った空気になった


だからこれからは

今度は僕が君の空気になりたい


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 短編を好んで拝見しております。 私もあなたの空気でありたいです。
[一言] しばらく見にきてなかったらエッセイが2つもアップされてましたねー さっそく読ませていただきましたよ! 以前と変わらずの言い回しとか描写とかでlevel43さまらしいなぁと思いました 人付き合…
[一言] 久し振りのエッセイですね、心待ちにしていました! 前作のひとりぼっちもそうでしたけど、このエッセイも切なさというか哀愁というかそういうのが感じられて、でもそれでいて悲しくなるんじゃなくて や…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ