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間奏 エドウィナ

 ショートランド暦460年2月3日、夕刻。


 初日の訓練が終わり、皆、へとへとになって宿に戻ってきた。

「あああ、お腹空いたああ」

 Gは椅子にどさっと腰掛けた。彼女は今まで槍を扱っていたが、今度の訓練では普通の剣を習っていた。「母さん」と同じ武器に持ち替えようと思ったからだ。剣は、以前に練習したことはあるものの、振ったのは実に久しぶりで、それで余計に疲れたような気がした。

 周りでは他に5組ほどの冒険者らがそれぞれ食事をとっていた。ガウアーたちは今日の午前中に旅立っており、もういなかった。

「そうですね〜、こんなにお腹が空いたの、ボク、初めてです」

 アルトはニコニコと相づちを打ちながら、一番出口に近い、Gの斜向かいの席に掛けた。その隣、Gの真向かいにセリフィアが無言で座り、さらにその隣にはカインが席を占めた。ヴァイオラがGの隣、カインの真向かいに座ったところでラクリマが、

「それじゃ皆さん、お疲れさまでした。また明日…」

と、挨拶して帰ろうとした。途端にGが声を上げた。

「えー! ラクリマさんご飯一緒に食べないんですかぁ!? 昼間は訓練で忙しいし…朝食は仕方がないとして、夜ご飯くらい一緒に食べましょうよー!」

 呼応するように、セリフィアがボソリと呟いた。

「みんな一緒のほうが、食事はおいしいと思うよ。……多分」

 彼もラクリマを引き留めているらしい。

 ラクリマはセリフィアとGの顔を代わる代わる見たあとでにっこり笑い、

「わかりました。じゃあ、今日は一緒に」

と答えた。が、市中を歩くときはいつもそうなのだが、財布を持っていないことに気づいて、

「ヴァイオラさん、明日お支払いしますから、夕食代を立て替えていただけますか?」

と、ヴァイオラに申し入れた。

「ああ、そんなの気にしないで。ここにいる間は私のほうで全部出すから。村長から滞在費を貰っているし、足りない分は坊ちゃん基金を充てるから大丈夫」

 実は全然大丈夫ではなかったが、ヴァイオラはそう答えた。それを聞いて、ラクリマはアルトの前の席に腰掛けた。ほどなく夕食が運ばれてきた。味はまずまず程度だが作りたてで温かく、口に運ぶと疲れた体が生き返るようだった。


 そうやって皆が食事していると、突然、扉が音を立てて開いた。15才くらいの少女が駆け込んできて、周囲を一巡したあとでいきなりアルトに縋って言った。

「すいません。助けてください。お願いします」

「え…ええっ…?」

 アルトはおろおろと少女を観察した。下町風のあまり質のよくない服を着ている、かわいい感じの少女だった。髪型はショートカットで、顔にはそばかすとあどけなさが残り、目に涙を浮かべながら訴えかけてきている。

 ヴァイオラは少女の振る舞いに多少の演技が含まれていることを、即座に見抜いた。

(バカン=スースリーゼの関係者くさいなー)

 そう思って、隣のロッツに小声で「知ってる?」と尋ねた。

「ストリートキッドのエドウィナ、エドウィナ=スースリーゼですぜ、姐さん。あっしは、あんまり関わり合いにならないほうがいいかと思いやすが…」

 ロッツはこっそりと、ヴァイオラにだけ聞こえるように小声で返した。バカン=スースリーゼというのは、やはりストリートキッドあがりのシーフで、ユートピア教の手先ではないかという容疑で捕縛された青年のことだ。年齢から鑑みるに、このエドウィナという少女はその青年の妹のようだった。

「あ、あのぅ……助けてってどういうことなんですか?」

 少し落ち着きを取り戻したアルトが、少女に尋ね返した。

 少女──エドウィナはアルトにしがみついたまま、

「兄を、兄バカンを助けて下さい。偽の嫌疑を掛けられて、捕まってしまったのです」

と、瞳を涙ににじませ、訴えかけた。ラクリマはその様子に心動かされ、「まぁ…おかわいそう……」などと、自分も涙目になった。

 アルトは「どうしよう?」と、困った表情で他の面々を見回した。Gはまるで無関心に食事をがっついている。セリフィアも特に興味がないらしく、少女を見ることすらしていない。だが、その実、彼は宿の様子に注意を払い、おかしなところがないか警戒していた。

 ヴァイオラは神妙に話を聞く振りをしながら、やはり周囲の様子をうかがった。また、ロッツに「あっちは君を知ってるの?」と目で問いかけた。ロッツは、これまた目で否定した。エドウィナはそれには気づかなかったようで、アルトとラクリマ相手に話を続けた。

「兄、バカンは、偽の嫌疑で捕まっています。ユートピア教徒だとされて」彼女はユートピア教というところだけ、小声で言った。

「兄の嫌疑は、ユートピア教の集会に出席したというものです。でも、嫌疑が掛かっている日は、ある女性と会っていてそんなところには行っていないのです!」

「まぁ大変。でしたらここよりもその女性のところへ一刻も早くおいでにならなければ」

 ラクリマは本気でそう思って言っているようだった。カインはそうした一連の出来事をじっと観察していた。「バカン」という名が出て以来、怒鳴り出しそうになるのを押さえるので必死だった。ふざけるな。お前の兄が、俺の仲間を殺したんじゃないか…。一方で、彼はこの新しい仲間たちのことも観察していた。彼らの人間を知るいい機会だから、と、しばらく静観することに決めた。

 食事を終えたGは、エドウィナの言葉に一瞬だけぴくっと反応したが、すっと目を冷たく細めて、その後、周囲を警戒し始めた。椅子をややずらし、膝の上に手を置いて、剣の柄を握った。いつでも動けるように待機の姿勢を取った。どう見てもこの少女は怪しかった。他に5組も冒険者がいるのに、もっと経験豊富そうな奴らもいるのに、なぜ自分たちに頼むのか。作為しか感じられなかった。


 エドウィナはラクリマに語った。

「その女性とは、シャロリナ=アナシソスという貴族の方です。街を歩いているときに彼女が襲われそうになったところ、兄が助けた、という一般的な出会いだったのですが、二人は本気でつき合っていたようです。」それから再び涙を目に浮かべ、「兄なら忍び込むルートも知っているようですが、私は知りません。しかも私が正面から行っても、会わせてくれないのです。何とかなりませんか?」

「シャロリナ…って、あの、ベルテ美人の!?」

 ラクリマは驚いて声をあげた。エドウィナが口にした「シャロリナ=アナシソス」とは、中年騎士のグリフォンライダー、モリフェン=アナシソスとその妻ハラナス=リューレタリアとの間の一人娘で、ベルテ通り一の美女と名高かった。

 そういえば、と、ヴァイオラも思い出した。モリフェンの妻は有力貴族の出であった。二人の結婚はあからさまに「政略結婚」で、夫婦仲はあまりよくないともっぱらの噂だった。モリフェンにはシエン=ラ=ジーンというライバルがおり、確かこの女魔術師は最近、何かで亡くなっていた。モリフェンは彼女の死に気落ちしているらしく、シエンが未婚のまま亡くなったことと相まって、口さがない連中は、この二人が昔恋仲だったのではないかなどと取り沙汰していた。

 助けてあげたいのは山々だが、貴族相手ではどうしようもないと思い、ラクリマは、

「その…外出されたときにお話できないんでしょうか? ミサに出られるときとか…」

 遠慮がちに述べたところ、エドウィナは語気を荒げて噛み付いた。

「そんな悠長なことを言っていては、兄は殺されてしまいます!」

 が、すぐに申し訳なさそうな顔になり、

「すいません、大声を出したりして。とにかくあまり時間がないのです。兄のようなストリート上がりの人間にまっとうな取り調べなど行うはずがありません。あぁ、こうしているうちにも、兄の身に何かあるかと思うと……」

と、泣き崩れた。

「どうしましょう。何とかできないんでしょうか」

 ラクリマは自分ももらい泣きしながら、助けを求めるように皆を見た。ヴァイオラを見、セリフィアを、アルトを、それからGを見た。セリフィアは相変わらず無関心を装い、アルトはひたすらおろおろキョロキョロしていた。驚いたことにGは腰を浮かせ、剣を抜きかかっていた。目は完全に据わっていた。皆には特に言ってないが、Gには常に追われている感覚があるので、こうした怪しい話は拒絶せずにはいられないのだった。

(少しでも変な素振りをしてみろ。斬ってやる)

 仕方なくて、ラクリマは最後にカインを見た。

 カインは迷っていた。バカンの話が単なる自業自得なのか、それとももっと上の連中に切り捨てられたものなのか、どちらであるかを考えていた。奴は仇だ。助けてやる義理なんかこれっぽっちもない。だが、もし後者であるならば、背後関係を調べるために手助けしてもいいかもしれない……。いずれにせよ、リスクを伴うことであるのだから、新参者である自分が勝手に決めることはできなかった。数瞬、ラクリマを見つめたあとで、彼は問うようにヴァイオラを見た。


 埒が明かないと見て、ヴァイオラは笑みを浮かべ、もの柔らかな口調で言った。

「心配するのはわかりますが、それは杞憂というものでしょう。捕らえたのが司直の者であるならば、まずは情報を得ようとするはずです。辺鄙な地方の村でもあるまいし、魔術師の一人や二人、いないはずもありません。彼らにかかればあっさり本当にあったことを探り出すに違いありません。ですから、あなたのお兄さんが無実なら、何も心配する必要はないと思いますよ。──むしろ、有罪だったときのほうが心配ですね。教団の口封じが飛んでくるでしょうから」

 そう言ってエドウィナを見てにやりと笑った。

「ま、無実なら関係のない話ですね」

「やはりこんなことを頼んでも無茶でしたね。第一、冒険者の方を満足させるだけのお金もありませんし…」

 エドウィナはしくしくと泣きながら肩を落として立ち上がった。

「他の方に頼んでみます…すいませんでした」

 なんだ、もっとごねてくれれば面白かったのに、と、ヴァイオラは心で思った。向こうではラクリマが「ごめんなさい…お力になれなくて…」と、申し訳なさそうにエドウィナに謝り、ふらつきそうなのを支えようとして手を差し出していた。

 やおら、表が騒がしくなったのにセリフィアは気づいた。同時にエドウィナが、

「お騒がせしてすいませんでした」

と方向を変え、ラクリマの手をすり抜けるようにして足早に出ていった。彼女は去り際に何か呟いたようだった。

「後悔させてあげる、私の話に乗らなかったことを」

 セリフィアとカイン、そしてラクリマの耳には、確かにそう聞こえた。ラクリマは愕然として彼女の後ろ姿を見送った。思わず聖印をきり、口の中で「主よ、彼女の魂に一条の光があらんことを…」と唱えていた。アルトはエドウィナからの解放と同時に、虚脱状態になってテーブルに突っ伏してしまった。


 そこへドヤドヤと5人の警備兵が入ってきた。

「15〜16歳の下町の少女を見かけなかったか? 名をエドウィナと言うのだが」

 警備兵たちはそう言いながらテーブルに座る冒険者の一団や給仕たちに聞いて回りだした。特徴を聞けばやはりさっきの少女を捜しているようだ。周りの冒険者たちは、ヴァイオラたちの反応をそれとなく伺いながら「さぁ、どうだったか?」と口を濁すばかりだった。

 とうとうこのテーブルまで警備兵がやってきた。同じ質問をされて、ラクリマがまず「何があったんですか?」と問い返した。ヴァイオラは、警備兵たちがどう見てもまっとうな部署の人間だったので、続けて「同じかどうか知らないが、小娘なら見た」と返答した。

 警備兵たちはわらわらとテーブルの周りに集まってきた。

「ある事件の容疑者を追っている。その少女はこれこれこういう者だったか?」

「何しに来たか? どっちへ行ったか教えて欲しい」

と、丁寧にではあるが、急いでいるらしく早口でまくし立てた。

「去り際に後悔させてやるって呟いてたぞ。どうやらまっとうなお嬢さんではなかったようだな」セリフィアは仲間と警備兵全員に聞こえるように言った。

「何か不審人物なのですか? もしそうならわれわれも注意を払わなくてはいけないので」

 だがセリフィアのほうには目が向いていなかった。警備兵たちはGに注目し、Gの語ることを聞いていた。Gは手早く、エドウィナが飛び込んできてまた出ていったいきさつを話した。そして「こちらも話を聞かせてほしい」と頼んだ。

 警備兵たちのリーダーらしき男は、一同が詳しい話を聞きたそうにしているニュアンスを受け取り、自分はこの場に残って部下に後を追わせた。

「で、彼女はあなたたちと話をしていたのだね。詳しく聞かせてもらえないか?」

 彼はさらに詳しい話を聞く態勢になった。「青龍」亭の他の客たちの興味は、一気にこちらからそれたようだ。

 セリフィアは自分の台詞がどうやら無視されたらしいことに気を悪くして、今までの経緯を、ごく近くの人間にしか聞こえないくらいの声でブツブツと繰り返した。ひと通り言い終わったところでGに向かって「こんな感じだったよね」と少し大きめの声で発言した。Gはセリフィアの様子には無頓着に、「たぶん…」と答えた。それから同じことをそのまま警備隊長に話してしまった。「と、いうことです。詳しいことを聞かせてください」

 おかげでセリフィアはすっかりすねてしまった。ただ、いつもと同じ無表情のようだったので、Gは全然気づかなかった。

「あと、なんかありましたっけ?」と、Gはみんなを見回した。

「何をして追われているんですか? まだあんな若いのに」

 ラクリマが隊長に尋ねた。警備隊長は、

「あの者の兄が、巷を騒がせている『ユートピア教』の関係者だったんだ。その妹である彼女にも同じ嫌疑がかけられている。直前までここにいて逃げるというのはますます怪しいな」

と、話してくれたあとで、

「で、どういう話をしていたんだい?」

 逆に質問してきた。

「ユートピア教……で、でも、あの子、お兄さんは冤罪だって…。」ラクリマはおずおずとエドウィナを庇いながら言った。「ユートピア教の集まりがあった日はあの子のお兄さん、ベルテ美人と会ってたから関係ないんだって言ってました。きっとアナシソスさんのお家に聞きに行けばわかると思うんですけど」

「アナシソス…? モリフェン=アナシソス卿のことか?」

 ラクリマは頷いて付け足した。

「一緒に行って欲しそうだったけど、私たちでは貴族のひとに面会できないと思って力になれなかったんです」

 このころ、向こうでセリフィアが立ち上がって、

「すまんが、気分が悪いんだ。先に部屋に戻ってる」

と中座を断った。彼はこれ以上は酒の匂いに耐えられなかった。ほんの一瞬だけGを見て、部屋に戻った。素振りする気にもなれず、部屋でふて寝した。

 ヴァイオラはGとセリフィアの二人をなま温かい目で見守りつつ、無言のまま酒を飲んだ。階上に上がるセリフィアを見送りながら思った。青春だねぇ、セイ君。

 彼女はこの間、聞き耳をたてていそうな人物がいないか周囲に気を配っていた。それとなく会話の成り行きに気を配っている連中は二組いた。どちらも冒険者風で、ガラは悪くない。不躾に聞き耳を立てるというより、自分らに危害が及ばないかとか、仕事のネタ探し的な意味合いが強そうだと感じた。ユートピア教の関係者ではなさそうだ。

 それにしても、と、ヴァイオラは思った。集会に参加したというだけじゃイマイチ容疑が曖昧なんだけど。それ以外に何があって容疑者になってるのか、聞かせてほしいものね。だがそのまま口は挟まずに様子を見ていた。

「そうか、冤罪を主張してきたか……しかし相手が貴族だと、それを立証するのも難しいな。まあ、捜査の対象として範囲を広げてはおくか…」

「お願いします。なんだか抜け道か何かあるみたいでした。だからお家の人が知らなくても、ベルテ美人さん本人なら知ってるかもしれません」

 警備隊長はひとしきり考えた後、

「まあ詳しいことと言ってもな、実のところバカンには、ユートピア教の幹部の疑いがかけられているのだ。最近多発している、盗賊ギルド絡みの事件とユートピア教を繋ぐ重要な役目を担っているのではないか、そう睨んでるのだがなぁ…」

 彼は少し浮かない顔をした。が、とりあえず一同の話は信じてくれたらしい。

「どうして幹部なんですか? 集会に出たかどうかだけじゃないんですか?」

 ラクリマは、そろそろ修道院に帰らなければと思いつつも話を続けた。

「末端の信者が、そのような重要な役目を担っているとは思えないからな。まあ、まだ取調べ中なんでな。お前らも、何か新しい情報があればいつでも伝えてくれ。詰め所に俺の名前で言伝してくれればわかるから。あまり妙なことに首を突っ込んで、アブねえ目に遭うなよ」

 警備隊長は、ルブトン=フレージュと名乗って立ち去って行った。

 慌ただしい食事どきだったとカインが振り返っていると、ラクリマが「それじゃ私、帰ります」と立ち上がった。

 彼女はふっとカインを見て首を傾げた。いきなりこちらに歩み寄ってきたので、カインは思わず椅子を引いた。

 ラクリマは真剣な顔で「ちょっと見せてください」と言い、彼を診た。実は彼は、先日、川に落ちたときの負傷をまだ回復できていなかった。それを確かめてラクリマは、

「ごめんなさい、私、気が利かなくて…治しますからじっとしてて」

と、呪文をかけてくれた。途端に背中の張るような痛みが引くのを感じた。

 カインの目の端に、ヴァイオラが顎をしゃくるのが見えた。彼女を送っていけ、そういう合図らしかった。パシエンス修道院がちょうど同じ貧民街の方角だったので、カインはラクリマを送りがてら自分もねぐらに帰ることにした。

 二人が去って、ヴァイオラたちも部屋に戻った。


 ヴァイオラは「ちび、セイ君、ちょっと」と、二人を脇に呼んで言った。

「借金返す気があるなら協力して。小魔法キャントリップでスパイスか蜂蜜を出してくれれば、それをロッツ君に売り捌いてもらうから。とにかく、今みたいにタダ飯くらってちゃすぐに文無しよ」

 二人とも承知した。ヴァイオラは早速ロッツに、容れものにするための瓶の手配を頼んだ。

 セリフィアは本当は魔術を使うのは嫌だったが、それ以上に借金を早くGに返したかった。

(小魔法で溜まってしまった穢れは剣で振り払うよう、努力しよう)

 以前よりやや前向きに考えるようになっていた。だがそれがGの存在ゆえだとは、まだ気づかないでいた。

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