Episode1 平和の下で
あんこです。
E.190=エナメントの190年、西暦みたいなものです
E.193、世界各地の紛争が一体化し、第四次世界大戦と発展してしまい、戦果は拡大していた…。ここは中立都市プレンツェ。戦争を望まない人々によってつくられ、様々な人々が暮らしていた。ユートも8歳のときに両親を残してプランツェに移住した1人である。「俺に何かできることは、」16歳になったユートは外で今まさに起きている戦争に対して興味を持ち始めていた。「私達はまだ高校生なんだからそんなこと考える必要はないよ。」友達のカナはユートに言う。「でもここ(プランツェ)は重要な場所に位置してるんだ、このまま何も考えずに暮らしていくなんてできないよ」「そうだね」カナはユートに同調するように反応した。そんな中この戦争の中心国家であるスズリア王国ではある議題が挙げられていた。
-スズリア王国-
「中立都市であるプランツェは我らにとって最も重要な戦略拠点になるであろう、なのに中立という理由だけであそこを支配下におけていない!すぐにでもあそこを支配下に置くべきだ」スズリア国王は国防大臣に対し、言う。「大戦の初期から圧力はかけています。しかし、どうしても中立を維持しているんです。強硬手段となると我々は国際社会から強い批判を浴びることになります」「そんなことはどうでもいい!勝てばいいんだ!早くあそこに侵攻しろ!」国王は声を荒げて言い放った。そこまで陛下が言うなら、そうするしかないと国防大臣は思った。
「我々はこれから中立都市プランツェに攻撃を仕掛ける」王国軍はそう言い、大砲を撃つ。バンッ!「今あっちで何か爆発したよね?」あんこがユートに対して言う。ユートが頷くと同時に空が灰色に変わる。「逃げろー!!!」人々は都市から離れるように逃げた。「カナー!」人混みの中に入った2人はお互いを見失い、そのまま気を失ってしまった。ユートは気づくと王国の軍事基地にいた。
〜登場人物〜
ユート
主人公。戦争が激化してきた8歳の頃に中立都市プランツェに移住する。優しい性格をしている
カルミア
王国軍のエリート。ユートの素質を見抜き軍に入隊させる。ユートと同じ年齢。
カナ
プランツェに移住してきた女の子ユートの友達で同じ16歳。気を遣ってくれるユートに想いを寄せている
あんこ
スズリアと敵対しているベリーア王国の15歳の王女。気が強い性格。
疲れた




