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最高の英雄と最低の弟  作者: 楢弓
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2−3:最高の魔王

魔王城まで戻ってくると、僕はその場で膝をついた。悪魔から詳しい事情を聞く前に、まずは体に刺さった剣をなんとかしなくては。ローブと衣類を脱ぎ捨て、時間停止魔法を剣と傷口に施し、出血を抑えた状態で脇腹から剣を引き抜いた。刀身に赤い血液がベッタリと付着している。元が人間だけあって血液も赤いんだなと、ボンヤリ思った。治療を終わらせて時間停止と解除すると、止まっていた痛みが脳へと到達し、思わず顔をしかめた。

『その程度の反応なら大丈夫そうだな。とりあえず、今日はもう休め。話は休息を取ってからでも良いだろう?』

「そういう訳にはいかないよ。何がどうなっているのかちゃんと教えて。どうして兄さんが天使に選ばれたの? 騙して僕を殺そうとしているってどういうこと? 兄さんが言っていた僕が待っているってどういう意味?」

剣を杖代わりにして椅子まで歩き、腰を下ろしながら悪魔に尋ねる。悪魔は神妙な面持ちで沈黙している。悪魔の悪い癖だ。ルールによって嘘をつくことが出来ず、かと言って話題を逸らすことも不得意なため、話したくない時はこうして黙ってしまう。だが、その沈黙によって、僕は兄さんが置かれている状況が最悪なのだと察した。

「まさか兄さんは僕が現実世界で既に死んでいることを知らない?」

以前に悪魔が言っていた通り、僕は兄さんをかばって死んでおり、兄さんは無事生きていたはずだ。先程出会った兄さんの姿が幼いながらも兄さん自身の姿であったことからもその情報に間違いはない。それなのに僕が待っていると兄さんが勘違いしていたということは、僕と同じく事故のタイミングでこの世界に連れてこられて、僕が死んでしまったことを知らないまま、魔王を倒せば現実世界に戻れるという情報だけを与えられて戦いに駆り出されたのではないだろうか。

『惜しいね。君が死んでしまったことを知らないのは当たっているけど、それ以外の部分が間違っているよ』

部屋の隅から声がした。僕と悪魔が一斉にそちらへ視線を向ける。白い衣装に純白の羽根。この世のものとは思えないほど完璧な顔。天使がそこにはいた。

『お前! 何しに来た⁉』

『何って、情報提供に来ただけだよ? 悪魔だけじゃ説明が不充分になるだろうから、僕から直接教えてあげた方が良いと思ってね。相手と話をしてはいけないなんてルールはなかったはずだけど?』

今にも襲いかかりそうな悪魔をあざ笑うかのような、にこやかな笑顔で天使は近づいてくる。胡散臭いその顔を見るとなんだか不快になってくる。

『ひどいなぁ。これでも君のお兄さんからは好評なんだけどね』

「それだよ。それが聞きたかった。なんで兄さんをパートナーに選んだんだ?」

『そんなの、勝負に確実に勝つために決まっているじゃない? 悪魔の選んだ相手が自分の命を犠牲にしてでも守った人物。百パーセントの勝利を狙うなら、その人物を選ぶ以外に選択肢はないでしょ? まさか、悪魔が僕の選んだ相手の事をロクに調べていないことにはびっくりしたけど。おかげで僕の計画がオジャンになるところだったよ』

笑いながらとんでもなくゲスな考えを披露する天使。悪魔が天使のことを腹黒呼ばわりしていたことを思い出した。

『腹黒だなんてとんでもない。これは正々堂々、ルールに則った正規の戦い方だよ? そもそもこれはこの世界の行く末を決める大事な勝負なんだ。勝つために使える手段は全て使うのが当然さ。しかも、相手はこの世界で最も強い魔王ときている。正攻法で挑んでも返り討ちに合うのが目に見ているのに無策で勝負を仕掛けるほどバカじゃないよ。

君のお兄さんには、君もこの世界へとやって来ていて、ちゃんと魔王城にいることも伝えたよ。それだけ聞いて、君が魔王に囚われていると誤解したのはお兄さんの方さ。僕はこれっぽっちも嘘は言っていない。自分に都合の良いように解釈して、勝手に事実から目を背ける。この世界の人間と同じで君のお兄さんも本当に操りやすくて助かるよ』

兄さんをバカにする天使の羽根をへし折ってやりたい衝動に駆られるが、干渉することが出来ないことを思い出して自分の手のひらをギュッと握りしめた。

『随分余裕があるんだな。だが、俺たちにお前の計画を伝えたのは失敗だ。英雄に真実を伝えれば、それだけでお前の企みは瓦解する』

『確かに、倒すべき魔王が実の弟だと知ったら、彼も戦意を失うだろうね。でも、それでいいのかな? どちらか一方を倒さなければこの戦いは終わらない。戦いが終わらなければ、お兄さんは一生この世界に囚われたままになるけど? 君が命をかけて守ったお兄さんをこんな滅びの迫った世界の中で一生を終わらせることになってしまって本当に良いの? しかも、魔王と戦わない英雄なんて、この世界の人間からしたらただの危険人物。死ぬまでずっと隠れた生活を余儀なくされるだろうね』

天使の言う通りだ。僕は現実世界で死を迎えたけれど、兄さんには元の世界に戻ればまだまだ人生が残っている。この世界で人の目を気にしながら窮屈に生きるなんて僕は望まないし、きっと兄さんも不満に思うはずだ。

僕の心を読んだのか、天使が満面の笑みを浮かべていた。向かい合っている悪魔は絶望したように顔を下に向ける。

『そういうこと。理解したなら今後は余計な手出しは無用で頼むよ。剣はそのままここに置いといてもらって構わないかな。どうせ、魔物もあまり襲ってこないしね。今度は君のお兄さんと一緒にやって来るから、その時はヨロシクね?』

天使の体が透け始める。兄さんたちの元に戻るつもりらしい。僕は天使がこの場から立ち去る前に、ずっと引っかかっていた疑問を口にした。

「そこまでして勝って、結局何がしたいの? このままじゃ、マナが枯渇してこの世界そのものが崩壊してしまうんだよ?」

僕の疑問に天使は今までで一番の笑顔で、そして醜悪な表情で答えた。

『何もしないよ。ただ人間たちが自分たちの私利私欲に溺れる姿を眺めているだけ。だって、そうすれば人間たちは困って僕に助けを求めるでしょ? まるで僕を神様のように頼る姿を見るのが、存在意義を満たされて何よりも楽しいんだ』


兄さんと思いもよらない再会を果たしてから数日が経った。久しぶりにベッドから体を起こす。傷口は完全に塞がっていた。魔法で修理したローブを羽織り、城の書庫へと向かう。人間に隠れて収集した書物を全て城の小部屋へと放り込み、時間があればそこにある本を読んでこの世界を救う手立てがないか調査している。簡素な扉を開けると、小さな部屋を埋め尽くすかのように大量の本が山積みに置かれていた。

何処から手を付けようか。とりあえず既に読み切った本の山を避けて進み、奥の方にある未開拓のエリアを見て回ることにした。一番上に積まれている本の表紙には薄っすらとホコリがかぶり始めていた。手でホコリを払い、本を掴むと背後から声をかけられた。

『もう体は大丈夫なのか? 無理をするのは良くないぞ?』

「あぁ。もう大丈夫。ピンピンしてるよ」

数日ぶりに言葉を交わした。この城にはたまにやって来る魔物や動物を除くと、僕と悪魔しか住んでいない。会話をするのも相談をするのも、何をするにしても悪魔とやり取りするのが当たり前だったのだけれど、天使がやって来てからというもの、悪魔は露骨に僕のことを避けていた。理由はなんとなく察している。僕の心が既に決まってしまったからだ。

天使が去った後、僕は兄さんのことを考えた。たった一人の家族である僕を守るために、今まで数多くのこと諦め、犠牲にしてきた兄さん。兄さんのその優しさを嬉しく思うと同時に、僕はいつも胸が苦しくなった。

兄さんの人生を僕が台無しにしてしまっているんじゃないか?

僕のせいで兄さんの将来を狭めてしまっているんじゃないか?

僕のことは気にしないでほしいという願いに反して、僕の体は誰かの助けがないと生活することもままならず、結局兄さんの手を煩わせる羽目になってしまった。兄さんが僕を助けてくれるように、僕も兄さんを助けたいという思いが常日頃からあったこそ、あの事故の時でも咄嗟に僕の体は動いたんだと思う。悪魔から兄さんが助かったと聞いて、ホッとした気持ちと共に、ようやく兄さんの為に役立つことが出来たと安心する気持ちも少なからずはあった。

それなのに、だ。またこうして僕は兄さんに迷惑をかけてしまった。天使は悪魔のパートナーが魔王の体を得た僕だから、兄さんを自身のパートナーに選んだと言っていた。兄さんをこの戦いに巻き込んだのは僕の責任だ。

兄さんに事情を説明すれば、きっと理解してくれるだろう。そして、恐らくこう言うはずだ。「一緒にこの世界で暮らそう」と。現実世界に戻れば、兄さんはまた元の生活に戻れるというのにだ。魔王の体により二度目の生を得ることは出来たけれど、元はと言えば僕は既に死んでいる人間なのだ。これから先も続いていく兄さんの人生を僕のせいで台無しになんてしたくない。

僕は悪の権化として英雄に滅ぼされる覚悟をした。そして、言葉にする前にその決心を理解してしまった悪魔は何も言わずにこの数日間何処かへと消えていたのだった。

「そっちは一体どこに行ってたの? ベッドで安静にしてる間、話し相手もいなくて退屈だったんだけど?」

『どこに行こうと俺の勝手だろ。それより、こんなところで何をしているんだ? 奴らが来るまで時間も限られているんだ。ここで無駄に過ごすよりも、自分の為に残された時間を使ったらどうだ?』

「人が必死こいて調べているのに、ひどい言い草だなぁ。そっちがこの世界を救ってくれて頼んできたんだろ? もう用済みだから後は好きにしてちょうだい、なんてちょっと勝手すぎない?」

僕の言葉に悪魔の顔が悲しみの色に染まる。出会ったばかりの、感情を表に出さなかった頃から比べると信じられない変化だ。元々、感情を押し殺していたのだろうか。それとも、僕との交流で感情が芽生えてきたのだろうか。出来れば後者が良いな、と頭の片隅で思った。

『確かに、この世界に何も関係がなかったお前を勝手選んだ挙げ句、お前の兄まで巻き込んでしまったのは俺の責任だ。本当にすまない。そんな俺がこんな事を言うのは無責任だと理解しているが、それでも言わせてくれ。残された時間は誰のものでもない。お前自身のものだ。だから、せめて最期くらいは自分の為に使ってくれないか?』

気がつくと悪魔の目から一筋の光が流れ落ちていた。頬から落ちた雫は地面に触れると光の粒子となって輝き、消えていく。なんだか胸の奥がむず痒くなり、場を和ませようとおちゃらけたことを言ってみる。

「鬼の目にも涙なんて言葉は聞いたことがあるけど、まさか悪魔も泣いたりすることがあるなんて思わなかったよ。この世界の諺になるんじゃない?」

『おい。俺は本気でお前のことを……』

「言わなくても分かってるよ。嘘もつけない不器用な相手が涙を流して話をしてるんだ。その意味くらい、理解してるって。ただ、残念だけど調査を止めるつもりはないよ。残された時間を全て使ってでもなにか方法を見つけてやる。あんなクズみたいなヤツの掌で踊らされるなんて、まっぴら御免だからね」

悪魔が眉間に皺を寄せていた。どうやら今は僕の考えが読めないらしい。感情的になるとその力を失うのかも知れない。僕としても助かった。自分の決意を言葉にすることで、死への恐怖を乗り越える勇気が湧いてくる。そんな気がしたから。

「あのクズにやられっぱなしで泣き寝入りするほど、僕は優しい性格はしていないよ。あんなヤツの思い通りにさせたまま死ぬだなんてまっぴら御免だね。あのムカつくニヤケヅラをなんとかして歪ませてやる」

僕の意気込みを聞き終え、それまで黙っていた悪魔は突然口を大きく開けて笑いだした。悪魔がこんなに笑う姿は初めて見た。ひとしきり笑うと悪魔は僕に尋ねてきた。

『オッケーだ。お前、最高だよ。それで? 俺は何を手伝えば良い?』


城の内部に仕掛けた感知魔法が作動した。どうやら兄さんたちがやって来たようだ。僕は自由が聞かなくなった体を引きずって英雄の剣を部屋に召喚すると、奥にある自分の椅子へと戻った。同行者は以前見かけた三人から代わっていない。各階に設置した妨害魔法で兄さんの仲間は足止め出来るはずなので、ここまで来るのはきっと兄さんと天使だけになる。いや、そうでなければ困る。兄さんの手で斬ってもらわなければ、僕の計画は遂行出来ない。

『大丈夫か? 体を動かすのもやっとだろう? この階まで来たら知らせるからお前は休憩していてもいいぞ?』

「……ありがとう。でも、大丈夫。座っていれば少しは楽になるから……」

隣までやって来た悪魔が僕の体を気遣ってくれる。そうしたいのは山々だけれど、こうして悪魔と喋るのも最期だ。出来るだけ話をしたい。

「ごめんね。僕の都合で……勝負に負けることになってしまって……」

『今更だな。別にいいさ。俺の願いはこの世界の崩壊を止めること。お前が自分の身を犠牲にしてクリスタルの使用を封じる魔法を唱えてくれるおかげで、結果的に俺の願いは叶うんだからな』

僕と悪魔は手分けをしてこの世界を救う方法を調べて回った。どんなに色々な魔術や歴史を調査しても、人間たちがクリスタルを通してマナを無駄遣いする限りはどうやっても救えそうにないと気づいた時は軽く心が折れそうになったけれど、それならクリスタルを使えなくすれば良いのではないかと考え方を考えてみた。すると、驚くほど簡単にそれが実行出来ることが分かった。陣で囲われた範囲内のクリスタルを無力化する魔法。正確に言えば、人間とクリスタルの繋がりを断ち切る魔法だけれど、この陣をこの世界全てに広げてしまえばクリスタルを使用することが出来なくなるはずだ。

『それに、前にも言ったが謝るのは俺の方だ。戦いに巻き込んだだけじゃなく、残された時間をこの世界の為に費やして、ロクに体も動かせなくなってしまったんだからな』

「それは……しょうがないでしょ。無力化魔法を使用するためには陣の起点に膨大なマナが必要になる……。枯渇しつつあるマナは使えない以上、この肉体に宿った生命力を使うしかない……。後は兄さんにあの剣で僕の体を斬ってもらって、体内に残ったマナを放出しながら魔法を発動するだけ……」

『それについてだが、本当に良いのか? 現実世界に帰れば相手はこの世界の事を忘れるとはいえ、実の兄に殺されるなんて、普通は嫌だと思うが……』

「……知らないの? 悪の魔王は正義のヒーローに倒されるのが役目なんだよ? 魔王が……勝手に自殺したら盛り上がらないじゃない。それに……」

そこで言葉を区切る。僕の脳裏にはこの世界に飛ばされる前、現実世界の公園で兄さんと話した会話がフラッシュバックしていた。

「一度やってみたかったんだ。兄さんとの喧嘩」

僕の言葉が理解出来なかったようで、悪魔は目を細めてこちらを見つめてきた。天使に計画がバレないように僕の心には保護魔法を施しているので、悪魔は僕の言葉に隠された意味を知ることはない。もっとも、ずっと前から悪魔は僕の心を読むことは辞めていたけれど。

『こんな時でも調子が変わらないな。怖くない……わけないよな。心が読めなくても、お前の瞳や足の震えを見れば、本心が分かる。気休めにしかならないと思うが、俺がずっとそばにいてやる。泣きたければ泣いてもいいぞ?』

「よく……言うね。本当は泣きたいのは……そっちじゃないの? 僕は大丈夫。もう泣く体力も無ければ……逃げ出す余力もないから……」

強がりを言ってみたけれど、怖いものは怖い。現実世界でも体の弱さから死を意識したことは何度もあったけれど、今みたいに確定した死がすぐそばまで迫ってきているなんて初めてのことだ。本当はこの場から今すぐにでも立ち去りたいし、どうして僕がこんなことをしなければならないのかと叫んで暴れたい。それでも僕がこうしてこの場に座って落ち着いて待っていられるのは、兄さんを元の世界に帰したいという想いや生命力が尽きかけて体も動かせないという理由だけではなく、きっと悪魔が僕のそばにいてくれるからだろう。

「……最期にこれだけは言わせて……」

絞り出した声のトーンがフザけた物ではなく真面目な物だと気づいたようで、悪魔がまっすぐこちらを見た。

病弱だった僕にこんな頑丈な肉体を与えてくれた悪魔。

この世界で右も左も分からない僕を文句を言いながら助けてくれた悪魔。

魔法の習得が上手くいかなくて愚痴をこぼす僕に呆れながらもアドバイスをくれた悪魔。

兄さんが相手だと知って勝敗よりも僕のことを心配してくれた悪魔。

そして何より、僕にこうして誰かの役に立つチャンスをくれた悪魔。

以前に、僕を選んでしまったことを泣いて謝っていたが、とんでもない。

僕は悪魔のおかげで胸を張って人生を終える事が出来るのだ。

そんな相手に贈る言葉は一つしかない。

「僕を魔王にしてくれて、ありがとう」

お読み頂きありがとうございました

今回でこの話は完結となります

思ったよりも長めの話になりましたが、そのしわ寄せで最後は少し駆け足でちょっと唐突すぎたかなと反省しています

前編のその後の時系列も設定はあるのですが、ヒキを考慮すると前編に盛り込めず、後編では視点の問題が発生してしまいました

兄か悪魔の視点でエピローグを書くか迷いましたが、後編を書いてみて兄弟の話としてはそこで完結しているのにわざわざその後のことまで書いてしまうのはちょっと蛇足になるかなと思ったので、エピローグはなしにしました

説明はいれているのでこの話に出てくる世界がこの後どうなったのかはある程度想像できるかと思います

まぁ、その説明をいれた結果、テンポが悪くなって終盤が駆け足になったわけですが……


11月は投稿頻度を増やそうと思っています

もしまた私の作品を見かけたらちょっとでも読んでもらえたら嬉しいです

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