8.続.数字にゆる〜くこだわる
つづきです。
ゆる〜い、ですよ。
②すっからかんのときは、おもいっきり補給!
ダイエットってのは、長丁場です。
最近、食べすぎたから、きょうはパンだけ。……でも、あしたはふつうに食〜べよっと。
っていうのも、なくはないですが(笑)
数日で増えた体重や脂肪は、数日で戻るかもしれませんが。数日で減った体重や脂肪も、数日で戻るもんですよね。
だから、ダイエットでは短期ではなく。中長期で成果を考えはなりません。
そうすると、もともとキツめの目標で計画をたてていた場合。どこかで必ず、無理がきます。
さっきも言ったとおり、ダイエットは長丁場。すなわち、体力勝負になるのです。
食事の制限で、体力を削り。
運動の習慣化で、体力を消耗し。
運動で消耗した体力は、たっぷり睡眠をとれば回復できますが。食事制限でじりじり削られた体力は、やっぱり食べなきゃだめです。
そこで、ここまでがまんしたのに、って意地をはりつづけると……。
冒頭から言っているとおり、健康を損なってまで、やせるのは得策ではありません。いっけん極端な方法でダイエットを断行してきた私ですが。じつは、それなりに健康に気を配りつつ。それを損なわない範囲で、やってきたつもりです(疑)
だからね。食べなきゃ、ちょっともたないと思ったら。もう、食べちゃいましょう。
後述しますが、運動により肉体改造……てほど、おおげさなものではありませんが。
そんでもって、代謝アップを成し遂げるためには。足りなかったら、食べるべきなんです。
ええ、私も食べる日はとことん食べます。
外食だと、まず2人前注文しますし。メニューにあれば、デザートも頼みます。パフェとかあれば、不可避ですね。
メニューになければ、コンビニか、スーパーやドラッグ・ストアでスイーツをシメに調達するくらいです(笑)
食べる日と、食べない日。
ふつうなら、毎日適量を食べるのが最良なんですが。それができてたら、太りはしないわけで。
ならば、食べる日と、食べない日のめりはりをつけ。一日ごとではなく、複数日でコントロールしてしまえ。
それが「ゆる〜く」の極意です。っておおげさな。
そこで、前回と重複するようですが。ここでも、もう一度。
☆過剰カロリー摂取ぶんは、複数日にまたがるカロリー減の合計で相殺
ってわけです。
要は、何日かあんまり食べない日をすごし。さて、きょうはおもいっきり食べるぞぉ。そしたら、また何日かはあんまり食べない日。
これでサイクルを仮立します。確立、ではないです。
何日おきかに、食べる日を設定。
んで、やってみると…
10日とか1週間おきにしてたんですけど。
いやぁ、ちょっと無理がありましたかね?
いけるターンもあれば、今回はキツい、なんてこともありました。
ダイエットの段階にもよりますけど。肉体にまだ貯蓄がたんまりある頃と。ある程度、効果が出て、あとはとれにくい部分ヤセを残すのみって頃では。
当然、設定する日数も、何日おきかはかわってきます。
それでも、5日おきくらいにおちついたのかな。
とまぁ、そんなに苦労するなら。毎日適量食べる努力をしたほうが楽じゃないのか、とのご指摘ありません?
ところがですよ。
食べる日と、食べない日をわけるのには、ちゃんと目的があります。
食べる日を特別な日。そしてあんまり食べない日を、日常とすることにより
☆基本は、あんまり食べない
という、生活習慣をつけるんです。
食事は、毎日しっかり食べるもの、という固定観念を崩すところから、ダイエットをしようというもくろみ。
いや、だから。ふつうに食べてちゃあ、ちゃんと体型維持できないから。
だったら、ふつうじゃない方法さがせばいいんじゃねぇの?
これこそ、私のダイエットの基本コンセプトだったりします。
さて、これだけ描いておいて。
じつは、この何日かおきに食べる日作戦は、「すっからかん『のときは』、おもいっきり補給」ではなく。「すっからん『にならないために』、おもいっきり補給」なんですよね。
「すっからかん『のときは』」は、何日かおきに食べる日作戦を実行にうつしてからのおはなし。
やっぱり。たまには、おもいっきり食べたとしても。
日数にもよりますが。何日かおきって、けっこうつらいときがあるもんなんですよね。
そこで、あ、きょうヤバい。と感じたら、サイクルに関係なく、食べましょう。そこはもう、躊躇なく。
このときの、摂取カロリーは気にしちゃいけません。どれだけ、基準をオーバーしようと。必要なものなので。
あとから、複数日のマイナス累計で相殺とかも、しません。せっかく補給したのに、だいなしになっちゃいますからね。
んで、また翌日から、何日かおきのカウントを、再開すればいいんです。
それこそが「すっからかん『のときは』、おもいっきり補給」、なのですから。
理論も大事ですが、現状をかんがみて妥協する。さもなければ、長く続けるのは不可能でしょう。
進行と段階に応じて、設定を調整しつつ。継続と習慣化めざして、必要ならゆる〜く適用。なんなら、超法規的な例外もアリ!
妥協の積み重ねで、ダイエットが必要になったなら。
逆に、妥協をうまく使いこなして、ダイエットを成功させちゃいましょう! てなわけです。
はりつめた弦は切れやすく、ゆるめた弦は切れにくい。
ゆる〜い、数字へのこだわり。まだ続きます。