表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/13

5.1日3食を疑ってみる

 大人は1日3食とる必要はない⁈

 その根拠に、せまります。

 1日3食とは、1回の食事の量が少ない、こどものための制度なのだとしたら。

 なぜ大人まで、それを習慣として固持してしまうのでしょう?

 それは、大人とこどもが、同一家庭のメンバーだからです。

 具体的には


・家事の負担減

・子供の食事の習慣化


 このふたつの理由が、あるのではないでしょうか。



・家事の負担減

→家族、ばらばらより。いっしょに食べてくれたほうが、調理も洗い物もまとめて済ませられる


・子供の食事の習慣化

→大人がいっしょに、食事の時間をもつことによって、こどもにその習慣を身につけさせられる


 つまり、こどものための制度であったとしても。大人にとっても、ある条件のもとでは、非常に合理的な制度というわけです。


 その条件とは「家庭」。


 家族の一員であれば、1日3食の習慣を完全否定するのは難しい。あるいは不適切とすら、いえるかもしれません。

 仕事や学校、あるいは私用の出先で。習慣的に、家族と離れた場所で食事をとることも、もちろん多いはずです。

 それでも、帰宅すれば可能な範囲で。家族の食事の習慣にあわせて、生活するのでしょう。

 帰宅が遅くならざるをえないことも。みんなが起床するまえに、早朝、出かけなければならないこともあります。

 だからといって、家族各人の生活がただちに、家族の食事の習慣を破壊することにはなりません。

 規律、ではなく習慣。もっと、おおらかなものなんですから。


 とはいえ、こどものための制度に、大人がつきあうとしたら、それなりに不合理な点も出てきます。


・こどものからだを構築するためには、より多量のカロリーが必要

・とくに小さなこどもは、胃が小さく、消化吸収のための体力もとぼしい。つまり、一度にたくさん食べられない

→ 1日の食事の回数を増やす


 と、こういうことでした。

 ところが、


・大人はからだがもう完成しているため、より少量のカロリーで済む

・大人は胃が大きく、一度にたくさん食べられる

→ 1日の食事の回数を増やす必要がない


 こどもと同じ量のカロリーを必要としないうえ、こどもより一度にたくさん食べられる大人が。

 こどもと同じ回数の食事をとれば、その量が過剰になるのはあきらかです。


 だからこそ、1日の食事の回数を減らすというアプローチは、まちがっていないはず。


 ただ、ここで述べてきたように。「家庭」の一員にとっては、不都合がでるんですよね。


 それがすなわち。


 この駄文が「参考にしちゃいけないダイエット」たる、ゆえんのひとつなのであります。

 家族との生活の中で、ダイエットするのは難しいですよね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ