3.食事の総量をコントロールする
やっぱり、お腹いっぱい食べたいですよね。
その先に、どんな悲劇が待ち受けていたのか?
積みあげられて、層を成したお腹が、雄弁に物語ります。
では、最初に1日の食事の総量について、考えてみましょう。
とは言っても、1日に複数回の食事をとる場合、そのすべてで、均等な量を摂取するわけではないでしょうし。
ここでは便宜的に、各食事の平均を想定します。
そして、ひとつのキー・ワードである「複数回」。
これらをもとに、1日の食事の総量を求める公式を提示すると
☆1回の食事の量(平均)X1日の食事の回数
=1日の食事の総量
となります。
ではここで問題です。
1日の食事の総量を減らすには、どうしたらよいでしょう?
正解は
② ー a)1回の食事の量を減らす
② ー b)1日の食事の回数を減らす
このどちらか、あるいは両方ができれば。その積である、1日の食事の総量も減る、というわけです。
それまで、私がやっていたのは
② ー b)1日の食事の回数を減らす
でした。
1日1食。
やっぱり、1日1回は思う存分食べたいな。
思う存分食べたとしても、1日1回なら、たかがしれてるだろうし。
で、その結果はというと…見るも無惨なものでした。
洋画や海外ドラマのDVDを見ながら、だらだら食べてのがいけなかったんですね。
すなわち
② ー a)1回の食事の量を減らす X
② ー b)1日の食事の回数を減らす ◯
となったのは計算どおりだったのですが、その積が大きくなってしまったのです。
☆1回の食事の量↑(大)X1日の食事の回数↓(小)
=1日の食事の総量↑
計算は単純かつ、残酷ですね。
そして、ここで得た教訓がひとつ。
「たとえ1日1回ではあっても、それが毎日、思う存分食べてはいけない」
では、そもそも
② ー b)1日の食事の回数を減らす
に、取り組んでみたのはまちがいだったのでしょうか?
次回は、世間で常識のように言われている、1日3食について、考えてみたいと思います。
やってみたけど、だめでした。……って、そんなんじゃダイエットは、成し遂げられません。
失敗から得た教訓は、何ものにも代え難い経験値なのですから。