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僕の戦争  作者: メグル
3/30

家族との距離感。 兄貴の場合

金曜日。


珍しく朝早く起きて、時計を見れば午前7時30分。

いつもなら、この時間サンサンとした太陽の光が部屋の中にあるはずだ。


部屋の中に明かりはない。


部屋を半分に仕切るように引かれた薄手のカーテン越しに窓の方を見ると、兄貴がまだ寝ていた。


カーテンは兄貴が就職してから、『少しくらいはプライバシーもないとな』とか言って部屋に取り付けたものだ。


カレンダーを眺めて、今日が平日だと確認する。

確か、明日までの仕事が〜とかいってたはずだ。


少しだけ悩んで起こすことにする。


「兄貴。今日も仕事じゃなかったっけ」

「今何時だ」

「7時半になった」

「まじか……起こしてくれてサンキュ」


飛び起きた兄貴は慌てて支度を始める。


部屋を出ようとして兄貴が僕の方に振り向いて、ゲームのコントローラーを持つ手を作る。


「久しぶりにバトるか?」

「今度こそ勝つ」

「まだまだ負けねぇよ。そうだ、キャラ出しといてくれよ。時間経過っぽいから」

「わかった」


久しぶりの兄貴とのゲームは、日をまたぐまでで、勝率3割くらいだった。

相変わらず兄貴は強かった。




割と良好な関係。よく一緒にゲームをやってます。

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