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遂に社会人

今回めっちゃ短いんですが、ヒロアカが面白かったので遂見ちゃって執筆時間が短かかったんです許してください(乱文)

その後の大学生活は特に何もなく平凡なものだった。


あの時カジノに誘ってくれた先輩は彼女が出来たみたいでそっちに意識が向いたらしくもう遊びに誘われることは無かった。


結局あの時貰った名刺もよく分からないまま財布の中で肥やしとなっている。

だがこれでいいんだろう。

やっぱり人間ギャンブルよりも普通の生活の方が似合っている。


そうして2年が過ぎ、俺は大学四年生になった。

この頃になると就職を考え始める頃だ。

同期の奴らはやれ一流企業に向けての資格取得だの海外への留学によるスキルアップだのでなかなか連絡が取れなくなってしまったので俺も1人で就職に向けての準備だ。

だが別に遊んでいる訳では無い。

俺も高収入とはいかなくても最低限普通の生活が出来るだけの職には就きたい。

色々調べながらネット資格みたいなので会計士と栄養士の資格を取った。

更にバイトして貯めていた金で社会福祉士資格、それから保育士としての資格と介護士としての資格を取った。

この辺りはどちらかと言うと親の影響があって、これらの資格はあって損無しの資格なので取っておいた。将来的にも保育士と介護士は足りなくなると言われていて需要も出る筈なので尚更良いとの事だった。

残念ながら海外に行くことは無かったが、必須科目の英語と挨拶程度のフランス語はできるようになった。


まぁそれでも何とかなるだろう。その時はそう考えていた。


そして迎えた就職シーズン、俺の就職はなかなかの困難を極めていた。


最初に俺のエントリーした企業は3社、1社は所謂記念みたいなもので試しにエントリーしてみた。

後の2社は自分の大学ランクに見合った企業を選んだつもりだ。

だが蓋を開けてみれば悲惨、記念にエントリーした企業はもちろんシートで弾かれ残りの2社も一次面接で落とされた。

面接官はやれグローバル化やクリエイティブな発想だの並べて結局聞くだけ聞いときながらお祈りメールと来たもんだ。

グローバルに取り残された頭でそれを言うのかとは散々思ったが落ちたものは落ちた。

結局俺の就職シーズンは困難を極めているわけであった。

しかし腐っても一流大学、落ちたと分かれば次の手立てだ。

先に受けた企業より少しランクは落ちるが企業はまだある、俺はその中から大手企業の参加にある会社を幾つか受けた。

結果見事に内定を獲得し晴れて俺は新社会人としての1歩を踏み出したという訳だ。


因みに俺の同期たちも結構悲惨なもんで海外に言った奴はそのまま大手企業に海外留学の経験ありと書いたらしいが同じような人間が多かったようで落選、資格を取りまくってた友人も資格が絶対な武器とはならず今は広告業界に進んで資格の為に勉強した知識を広告作りに活かすらしい。


どっちにしたって就職困難のこのご時世ままならないことも多いと実感した時だった。


だが安心出来たのはここまで、俺はその新社会人生活の中で如何に世の中を甘く見ていたか思い知るのであった。

ホントマジすいません

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