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小夜物語 small night tales 第4話 夜毎見る夢  Dream to see every night

作者: 舜風人
掲載日:2014/08/22

第4夜が始まる   夜毎見る夢  Dream to see every night






毎晩見る夢に


いつも不思議な人や場所が出てきて


でもそれらの人や場所が


妙に懐かしい、、というか


前に行ったことがあるような、、


そんな夢を見たことがありませんか?



その夢の世界ではあなたは王国の王女であり、、





そうしてその壮麗な王宮では


夜ごと大舞踏会や祝祭が繰り広げられている、、。



そして着飾った王女のあなたには



並み居る騎士たちが熱視線を送っている。


あなたはしずしずと大回廊を歩み


騎士たちに叙勲を授ける、、。





と、、、


あなたは目が覚める。


あなたは田舎の農家の藁のベッドで目覚める。



そう



あなたは農家の娘、


貴族でもないし


王女様でもない、


でも毎夜毎夜こんな夢ばかり見るのです。


一体どうしたってゆうの?

私は貧しい農家の娘。

なのに毎晩見る夢と言ったら

マーブルホールに並み居る騎士たちに

囲まれて

私はその一族のただ一人の御世継の


令嬢なの、


そんな夢ばかり見ているうちに


あなたはやがて、、こう思うのです。



『この農家の娘は本当の私の姿じゃない。


                 ここは私の居るべきところじゃない』、、、と。



でも、、、毎日毎日、、


相変わらず現実世界では


畑仕事、、草刈、、種まき、収穫と、、相変わらず農家の娘ですよね。


でも夜になるとまたあの夢を見るのです。




、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、



そんなある日のことです。


その日は朝から奇妙な怪しい風が吹き続け、、


なんか普段とは異様にちがうのです。



夜になるといっそう異様さは増し、、


風は吹き止まず


突然農家のドアが吹き飛ばされます。



と?


そこから異様な風采をした人間とも妖怪ともつかないような


一群の人々が入って来るではありませんか。



そうして


その人々は


おびえてちじこまっているあなたに向かって


恭しく敬礼して


こういうのです。


『王女様、お迎えに来ました』と。



fin

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