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走者メロス  作者: ササミ
9/19

いい加減走れ!メロス

ゆっくりしていってね

メロスは激怒した。数分後に。

かの邪智暴虐の王をいつか殺さねばならぬと決意した。


メロスは悪には人一倍敏感だった。メロスは妹と二人暮らしであるそして牧人を花婿として迎えるべく1日遅れながら買い出しに行ったのである。そしてあらかた買い終えてようやく気づいた。街がひっそりとしている。面倒ごとに巻き込まれるのは嫌なのでさっさと帰ろうとした。

「待ちなされ」

と老人に話しかけられた時は正直嫌な予感はした。だが、意外にも老人の力は強く振り解けなかったため仕方なく話を聞くことにした。

「王は人を殺します」

だからなんだ私には関係な、、

「つまり悪い奴なのです」

「何!?そいつ潰してやる悪い奴だとは許せない。」

メロスは単純であった。そして王城に侵入し、あっけなく捕まった。そしてナイフがあったため大騒ぎになった。

「王であるわしを殺しにきたのか」

「なんでそんなことしなければならない」

メロスは悪には人一倍敏感だっただがそれ以上にめんどくさがりであった。そしてすでにここに入ってきた目的を忘れていた。

「誰も信じることができぬのだ。お前の悪心があるのだろう」

「妹の結婚式があるのだだから半年の猶予をくれないか?」

「ダメだ」

「ならば仕方ない。セリヌンティウスを置いていく信じられぬというならば半年後に処刑をするがいい。それより前に必ず帰ってくる」

「いいだろう。半年後だな?1日でも過ぎてみろお前の代わりにそいつを必ず殺すぞ」

メロスはものも言いたくなかったそして走って家に帰ったそして結婚式を開いた。メロスは花婿に謝り、妹にも言葉を送った

「仲良くするんだぞ」

そして長い眠りについた。そして目が覚めて羊たちと遊び始めた。

「あれ?お兄ちゃん今日に街に行くんじゃなかったの?」

「ああ、明日になったら行くさ」

そして夜まで遊び、眠りについた。そして次の日以降ものらりくらりとかわし、そして100日がたった。

「いい加減行きなよお兄ちゃん」

物語的にもさっさといって欲しい。いい加減走るのだメロス。

仕方なくメロスは街に向かった。そして山で羊たちと遊び始めた。そしてそこで野宿した。次の日、たまたま山賊に襲われている馬車があったため山賊を倒したら何かお礼をさせて欲しいと言われたのでシラクスの街まで連れて行って欲しいと言った。そのくらいお安いご用だと馬車に乗せてパカパカと優雅な旅をした。道の途中で猶予が無くなったため降ろしてもらい、メロスは走った。そして朝ごろに着いてしまった。処刑の時は夕方なのでこの街を観光した。そして夕方になり、買い物袋を路地裏に隠してメロスは処刑場に向かったもちろん走って。セリヌンティウスはメロスはああ見えて時間を守る奴なので必ずきますと王の前で断言した。

「今日処刑されるはずのメロスは私だ!」

メロスは深く息を吸って叫んだ。

王は拍手して許してくれた。しかも仲間に入れて欲しいといってた。王は人を信じることにしたのだ。だからこの物語は閉幕。ハッピーなエンドである。


後日談

買い物袋は何者かによって奪われていた。メロスは激怒した。

今の技量ではこれくらいしかできませんでした、、、!!いつかリベンジしたいと思いますなのでいつかやるかもしれない(未定)

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