不良メロス
ルール
改変あり、ただしエンディングは大きな改変禁止!あとはぼちぼちって感じでやります。典型的なザ・不良のイメージで書きました。
なぜエンディングが大幅な改善が禁止なのか、、。メロスが一声かけただけで今まで助けてもらった奴らと手下が集まり王城を蹂躙してしまうなど、すぐに終わると思ったから
メロスは毎日シラクスの街に行っては王城の門の横にヤンキー座りして、八木と屯って暮らしていた。時には喧嘩し、手下どもからは慕われていた。
、、「何!あいつがやられただと!!」
そんな怒鳴り声が聞こえたのはある路地裏の一角、誰も通らないような暗い場所から聞こえてきた。
「あんの王まじで今日という今日は許せねえ。ボコボコにしてくる」
といい、住民に頼まれていた猫捜索を土下座して途中で抜け出し、王の元へ向かった。もちろん大股かつ蟹股で。
門の正面から門番の静止を無視して正面から突っ込んで兵士を複数人殴り飛ばしたが、結局捕まってしまった。
王様は真っ青な顔をしていた。そいで、メロスにそんな質問をした。
「なぜ、ワシの命を狙った。」
「悪いやつボコって悪いかよ」
メロスは口の利き方がなっていないようだった。締め付ける兵士の力が強くなる。仕方なくメロスは話した。
「手下どもがあんたんとこにやられたんだ。黙ってちゃ手下に示しがつかないってもんだ」
「ふ、そんなことで王に逆らうなんて愚かな事をしたものだ。」
「俺の命は惜しくねえ。だが、」
そう言って一区切りしていった。
「最高で最愛の妹の結婚式があるんだちくしょう!嫌な男だったら顔面殴り飛ばしてるのに。」
そう言って妹の話をしだすメロス、呆気に取られ、王様たちはポカンとしている様子。
そうしてしばらくして、、
「だからよ王様、折行って頼みがある。妹のために3日猶予をくれ。こいつだけは届けなくちゃいけねえ」
そう言って妹のお土産用にかったペンダントを握りしめていた。
王様は内心「バカな事をいう。絶対にそんなことがあるはずがないというのに」と思いつつ、
「よかろう。ただ、何か一つ置いて行け。」
といった。メロスは何も持っていないだから
「これまで俺の右腕だったあいつを預ける。だから、、待ってろ」
といい、セリヌンティウスを連れて来させた。セリヌンティウスはメロスに抱きつかれながらこう言った。
「間に合わなかったらガチでしばくからな。」
メロスは家までダッシュで帰った。
家に着くと妹が出迎えてくれた。
「今日も遅かったね。どこいってたの?」
妹激おこである。どのくらいかというとムカチャカファイヤくらいである。例のぷんぷんドリーム(省略した)ほどまでは行ってはいない。
「そんなことより妹よ!結婚式を明日にしてくれ!」
妹は目を見開いていた。
「あの結婚を最後まで反対していたお兄ちゃんが、、ありえない。どっかで変なものを食べちゃったのかも」
「時間がないんだ。すまないがあいつと話死をつけてくる。村の連中に伝えてくれ!」
言葉の中に少し物騒な漢字が使われていた気がしたが気のせいということにして妹は知らせに行った。
メロスはこれから妹の夫になるであろう人間を説得し、なんとか了承を得られた。そしてメロスは布団に入りすぐ、眠りに落ちた。荷物は手下の半分が運んでくれて、準備も手伝ってくれたのでなんとかすぐに終わったようで結婚式は無事に始まっていた。そして最後に新婦に一言
「妹を頼んだぞ」と言い残し、この場を去っていった。新婦は何か事情があるのだろうと察して途中まで上げていた手を下に下ろした。メロスは走った。手下を引き連れて。夜に降っていた大雨は今は小雨程度になっていた。
そして山にある川を渡ろうとし、激流を見て部下を足止めした。
「こっから先は俺一人でいく。これが収まるまで絶対に来るな!」
手下の心配をして激流を渡らせなかったメロスは一人で川を渡り切った。そしてすぐに山賊がやってきた。山賊はメロスに加え、手下たちの川を隔てての援護射撃にボロボロにされて逃げ帰って行った。
メロスは日差しと今までのしょうもうで倒れそうになりながらなんとか気合いで持ち直していた。そして途中で水を発見する。
「ありがてえ。これでなんとか行けるはずだ。」
水を得て回復したことでまたよろよろと走り出した。そして山を越え、谷を越えてるうち、ちょうど街に入る途中で日が暮れかけていた。メロスは路地裏に入り、屋根を伝い、処刑場に行った。そして処刑台に吊るされようとしているセリヌンティウスの前に屋根から飛び降り、着地した。そして
「ぉ、、が、、スだ。」
よく聞き取れなかったのか、見にきていた皆なんだなんだと話している。メロスは深呼吸をし、
「俺が本来処刑されるはずのそして今から処刑されるメロスだ」
と言った。王様は拍手をしながら近づいていき、
「よく迷わなかったものだ。わしが間違っていた。これからはお前たちの仲間に入れてくれないか?」と言った。
メロスとセリヌンティウスは互いに目を見合わせた後言った。
「おう。」
Q,水を得たのになぜギリギリだったのか
A,体力が戻っていないから。本来よりは少し早くついてはいる。