影法師
マリク大佐の訓練は、最初は優しいと思っていた。
そう。最初は…
「…疲れた…」
リコウは格納庫の壁にもたれかかり、脱力した様に座り込んだ。
「…頭痛い…」
ジュリオもリコウと同じように座り込んだ。
「情けないなー。これを一日でこなせないとは、まだまだ半人前だ。」
マックスは二人を見下ろして偉そうに胸を張っている。
「まあ、連続でのドールプログラムの使用には慣れしかないからね…俺も最初は頭痛と戦ったから…」
二人の様子を見てコウヤは苦笑いをした。
コウヤの言う通り、リコウ達は連続のドールプログラム使用に慣れるように、ドールの訓練を中心にやっていたのだ。
「体は動かせてもドールでの頭痛に悩まされる兵士が後を絶たず、それの慣れが一番時間を費やした。」
というマリク大佐の経験談から、体の訓練は準備運動や隙間時間を使って行い、とにかくドールプログラムに慣れることに重点を置いている。
そのお陰でリコウとジュリオは見事に頭痛と疲労に悩まされている。
大学の実験に協力していたとはいえ、戦場でずっとドールを乗っていたわけでないリコウは直ぐにダウンした。適合率はリコウの方が圧倒的に上だったが、軍にいたジュリオの方がドールの持久力は持ったのは、それこそ経験の差だった。
そして、リコウは今、気に障ったことがある。
「適合率200越えの人が頭痛なんてするんですか?」
リコウは疑わし気な目をコウヤに向けた。
「おいおい…嘘じゃないって。」
コウヤはリコウの視線を受けて困ったように首を振った。
「…それは俺も同感だ。」
リコウの言葉にマックスも同意した。
「忘れてないか?俺は初心者状態でドールに乗ったんだ。頭痛があるに決まっているだろ?」
コウヤはなにやら必死に訴えた。
「ふん。化け物クラスだから普通じゃないだろ?」
マックスは未だ疑いの目を向けている。
「本当だって。シンタロウとアリアに訊けよ。あの二人も一緒にいたけど、俺が頭痛に苦しんでいるのを見ているはずだ。」
コウヤは弁明するような口調で言った。
どうやら嘘の共感をした薄っぺらい人間と思われていると思っているようだ。
「…それなら本当なんだな」
マックスはしぶしぶと言った様子で納得したようだ。証人がいるのは強い。
「そういえば、あの…人たちは?」
リコウはアリアの姿が見えないことに気付いて、どこにいるのか尋ねた。
「ああ…ユイ・カワカミとアリア・スーンか…」
マックスも周りを見渡した。
「レイモンドさんとお話じゃないかな?そんな通信をして居る気配があったから。」
コウヤは人差し指で上空を指して言った。
「…そんなこともわかるのか…」
ジュリオが感動した様に呟いた。
「まあね…ヤクシジも、もうわかるんじゃないか?」
コウヤが何かを察して欲しそうにリコウを見た。
リコウは首を傾げて、コウヤが何を言いたいのか考えた。
だが、リコウはコウヤほど鋭い感も能力も持っていない。
「何を…あ…」
リコウは訊こうとしたとき、コウヤの言おうとしていたことがわかった。
リコウの察した通り、ガタン…と、格納庫の扉が開かれた。
全員がその扉に目を向けた。
そこには相変わらず顔色の悪いウィンクラー少佐が立っていた。
「…どうした?」
マックスは首を傾げて、なぜか気を遣うように下手から訊いた。
「マックス…今すぐ俺の言ったシステムを作ってくれ。そして、その活用のためにリコウ君の訓練も兼ねてコウヤ、ユイの力も借りたい。」
ウィンクラー少佐は淡々と言うと、マックスに歩み寄った。
マックスは少し後ずさりをした。
「お…落ち着け。お前怖い。」
マックスはウィンクラー少佐の様子に少し引いている。
「とにかく、テロリストのしっぽを掴むために、カサンドラとレイラの母親の関係者を探している。そのために親戚を当たることにしたが、戦争の混乱で手がかりが見つからない。」
ウィンクラー少佐は立ち止まり、マックスに何やら端末を投げて渡した。
「おい!!危ないな…。…それなら早くそう言えよ。」
マックスは投げられた端末を慌てて取り、その端末を操作し始めた。
「俺の訓練ってどういうことですか?」
リコウはウィンクラー少佐の言っていることが分からず、首を傾げた。
だが、それはリコウだけではなかった。
コウヤもだ。そしてその他も。
「総統に手あたり次第DNAデータを集めてもらった。それと見つかったレイラの母親のデータの照らし合わせだ。ドールプログラムを利用したら自動判別よりも早いはずだ。」
ウィンクラー少佐何でもないことのように言った。
「なるほど…確かに。」
リコウは何となくウィンクラー少佐の言っていることが分かった。何となくだ。
「コウヤとユイあっての早さだけどな。普通は自動判別の方が早いから勘違いするなよ。」
マックスは唸りながら端末を見ていた。
「できそうか?」
ウィンクラー少佐はできないと言わせないような気配を醸し出しながら訊いた。
「できない…って言えるわけないだろ。俺も意地でも組み立てるわ…」
マックスは険しい顔をしたが、その顔には必死さがあった。
「目安で言うなら、あと10時間少しで第17ドームに着く。そこでなら安定した作業が出来るはずだ。」
ウィンクラー少佐は淡々と言った。
「え?もうそんな時間に?」
リコウは驚いた。
「10時間は長いぞ。…それまでならいけるな。」
マックスは頷いて言った。
「悪いな。だが、今は手がかり全て追う形をとっている。総統の方も色々厄介になっているらしい。」
ウィンクラー少佐は少しだけ申し訳さなさそうに言った。
「そんなに軍が大変なのか?」
コウヤは苦い顔をして居る。どうやら軍に何かあるようだ。
「元々一筋縄ではいかない。俺と総統の力を恐れているから大きく出ないだけできっかけがあれば変わる。総統も何やら気になることがあるらしい、あのような人の勘は当たるからそちらに警戒を敷いてもらっている。」
ウィンクラー少佐は事務事項のように淡々と言った。
「懲りないな…いい加減軍の上層部、潰したらどうだ?」
マックスは嫌悪を露わにした。
「それが上手くいったら苦労しません。意見は言うけど行動しない、手柄は欲しいけどリスクは冒したくない、そういった連中が大人しく潰されるわけない。」
マリク大佐も嫌悪を露わにしていた。
「じゃあ、なんか動くようなことがあったんですね。」
ジュリオが頷きながら言った。
「…」
それを聞いて、ウィンクラー少佐はジュリオをじっと見た。
「…じゃあ、俺たちもやれることをやるか。ちなみにこの組み立てだけでいいのか?」
マックスは溜息をついて、渡された端末を挙げて訊いた。
「あと、ネイトラルの方にあるDNAのデータをばれないように拝借してくれ。」
ウィンクラー少佐は付け加えるように言った。
「…それが一番難関だと思う。」
コウヤは困ったように笑いながら呟いた。
そんな時、ドタドタと廊下から騒がしい音が響いてきた。
これにはさすがにリコウやコウヤ達の察知能力はいらない。
その音は、廊下の扉の前で止まり、そして慌ただしく格納庫の扉を開けた。
「た…大変だよ!!」
ユイとアリアが息を切らして入ってきた。
「どうした?」
ウィンクラー少佐は眉を顰めて二人を見ていた。
「…テロリストの対策…やられたよ。」
ユイは険しい顔をしていた。
地上を這うように進む一つの小型の飛行機は、とある岩陰に着くと隠れるように止まった。
その飛行機の中には、世間では豪華なメンツ、いわゆるフィーネの戦士たちがいた。
ハクト・ニシハラ、ディア・アスール、レイラ・ヘッセ、リオ・デイモン、カカ・ルッソの五人だ。
「どこを行くにしても、見つからないに越したことは無いな…」
ディアは操舵席にいるレイラを見て言った。
「そう。遠回りになるけど、地連とネイトラルに見つからない道はここだけなのよ。」
レイラは困ったように言った。
「ゼウス共和国に着いたら、ナイトさんに連絡を取るか?」
ハクトは自然に隣のディアの肩に手をかけて言った。
「…う‥ん。難しいな。君には好意的だけど、父は利害を考える。」
ディアは唸った。
「あんたの父親も相当ね…まあ、世の中には色んな親がいるのも確かだけどね。」
レイラは自嘲するように言った。
「私のよりも、リュウトさんとキョウコさんにはいいのか?」
「ああ。今は連絡取る方が危険だから、止めておく。地連の時に色々あったから、最終的に無事に帰ってくればいいと言ってくれている。」
ハクトは困ったようにだが、嬉しそうに言った。
「クソな軍の時ね。今も大して変わらないらしいけど、両親人質って、最悪よね。」
レイラは嫌悪を露わにした。
「とりあえず、連絡は取らない方向で行く。あくまでも私たちは隠密にゼウス共和国に入る。それはレイラもジョウさんも知らないことだ。気が付いたらいた…というシナリオだ。万一父にばれてもそうしらばっくれてくれ。」
ディアは申し訳ないように言った。
「大丈夫。見て見ぬふりは得意よ。」
レイラは胸を張って言った。
「俺たちも!!」
「サー!!」
リオとカカも手を挙げて言った。
「胸を張るな…」
ハクトは呆れたように呟いた。
「平和な証拠だな。」
ディアは穏やかに笑いながら言った。
「それよりも、ゼウス共和国に向かう前に、ここで…」
レイラは操舵席の操作盤の一部を操作し始めた。
「どうした?」
「ここに停まる理由は、ここの丁度この位置が電波が飛んでいるのよ。わざわざプログラムに入らなくても情報収集ができるの。…しかも、この辺りはクラシックだから…今時珍しいドールプログラム未対応よ。」
レイラは得意げに笑った。
「なるほど…確かに、プログラムなら逆に探知される恐れがあるが…、ゼウス共和国はやはりドールプログラムを利用していないのか?」
ディアは興味深そうに訊いた。
「使う所は使っているけど、国自体が復興段階だし、プログラム関係は、いい意味でゼロからのスタートだから、なるべく利用しないようにしているのよ。」
「ジョウさんの方針か…、確かに機密は特にその必要性があるな。無駄と言われても、ネイトラルもそうして欲しいな…っと…」
ディアは呟いてから慌てた。
「別に気にしていない。仕方ないものだろ。」
ハクトがディアの様子を見て、優しい表情で首を振った。
「…悪いな。どうも…小さいころからの癖だ…」
ディアは眉を顰めた。
「結局あんたはネイトラルのトップにならないの?だって、今だってネイトラルのトップになるための教育を受けてたから出た言葉でしょ?…というよりも、あんたネイトラルの人間だから自然よ。」
レイラは呆れたようにディアを見た。
「正直、ゼウス共和国に移住したい。」
ディアは困ったように笑った。
「聞いていいのか分からないけど、ネイトラルは情報管理ってドールプログラムを利用しているの?」
レイラは覗き込むようにディアを見た。
「ああ。困ったものだ。」
「その気になれば、俺たちは簡単にアクセスできるってわけだ。」
ハクトとディアは困ったような顔で言った。
「ふーん…意外に不用心ね。ナイト・アスールさんって、抜け目ないと思っていたから…」
レイラは口を尖らせて呟いた。
「…そうだな。」
ディアは曖昧に笑って言った。
『ザー…という発表を…』
船内にノイズの混じった人の声が響いた。
「繋がった!!よし!!」
レイラは小さくガッツポーズをして言った。
『テロリストを捕獲したという…ザー…ザー…主犯が…不明…』
だが音は安定していない。
「待て…何だ?」
ハクトは響いた音に気になることがあったようでレイラを押しのけて操作盤を操作し始めた。
他の者も険しい顔をして居る。
ザー…という音が小さくなり、音がどんどんクリアになってきた。
どうやら、放送は繰り返しのもののようだ。
『ネイトラル現総裁のナイト・アスールは、テロ集団の「英雄の復活を望む会」に関する一部の情報を掴んだという発表をしました。事故の際に接触したため、ネイトラル側の死者も多く出たという被害報告も共にしました。』
放送の内容に全員が眉を顰めた。
『そして、その情報を元に…地連の特殊軍が「英雄の復活を望む会」の一部を捕獲したと発表し、そこから主犯についての情報を掴んだという報告が上がっており…地連軍の活動に対して批判的な意見も、この活動成果でその声も止むと思われています。』
「…何だと?」
ハクトは驚いた声を上げた。
「…特殊軍か…」
ディアは何やら考え込んでいる。
『また、主犯の名前は…「カサンドラ・ヘッセ」。ゼウス共和国前総統のロバート・ヘッセの妻と…』
「…あの野郎…」
それを聞いた途端、ディアは口を歪めた。
「ディア?」
レイラは驚いて、ディアを見た。
だが、ハクトも苦い顔をしている。
「…父の仕業だ。」
ディアはこめかみに手を当てて呟いた。
「仕業って…いや、それよりも今の情報は…どういうこと?」
カカが首を傾げて訊いた。
「…知らん。だが、分かるのは…あいつはゼウス共和国に非難を集めようとしているということだ。」
ディアは呆れているようだ。
「…世間の動きが定まる前に、ゼウス共和国に行った方がいいな…」
ハクトは警戒するような表情だった。
「…カサンドラって…」
レイラは記憶の中にある一人の女性を思い浮かべた。
「ああ…クロスのお母さんか…」
何となくクロスとユッタに似た女性の姿が、記憶の中にあった。
登場人物
リコウ・ヤクシジ:
第三ドームの第四区の大学に所属する学生。兄のアズマとは二人きりの家族。カワカミ博士によって新たなネットワークの鍵に設定される。アズマたちテロリストが扱うネットワークに対抗するための手段。
コウヤ・ハヤセ:
第三ドームの第四区の大学に所属する学生。「フィーネの戦士」の一人であり圧倒的な適合率と察知能力を持っている。
マウンダー・マーズ:
みんなに「マックス」と呼ばれる。若くて軟弱そうだが、ドールプログラム研究において現在のトップ。医者であり「フィーネの戦士」の一人。
シンタロウ・ウィンクラー:
地連の少佐。「フィーネの戦士」の一人であり、レイモンド・ウィンクラー総統の養子の関係。現在の地連にて最強といわれている。コウヤとは付き合いが長く親友である。元の名前はシンタロウ・コウノ。
アリア・スーン:
ユイと行動を共にする女性。リコウ達の乗る戦艦に保護される。「フィーネの戦士」ではないが、関係者。コウヤとシンタロウと親友。リコウが一目ぼれした女性。
イジー・ルーカス
地連の中尉。「フィーネの戦士」の一人。シンタロウの精神的主柱。アズマたちに連れ去られる。
ユイ・カワカミ:
アリアと行動を共にする女性。リコウ達の乗る戦艦に保護される。「フィーネの戦士」の一人。
ジュリオ・ドレイク:
従軍経験のあるリコウ達と同じ大学に通っていた学生。体育会系の体型をしている。標準的に「フィーネの戦士」を尊敬している。ウィンクラー少佐の外部部下と任命される。
カルム・ニ・マリク:
月所属の地連軍の人間。大佐。「フィーネの戦士」の一人であるリリー・ゴードンの上官である。テロリストの暗躍で部下を沢山失う。
オクシア・バティ
第三ドームの学生。ハクト達と同じ総合大学の生徒。襲撃時は別のドームに居て難を逃れた。カズキ・マツの甥で軍とは距離を置いている。タナ・リードから色々な話を聞かされた。
ルリ・イスター:
第三ドームの市民。リコウが常連になっている喫茶店の店員。彼に淡い思いを抱いており、それが暴走して外部に情報を漏らす事態になった。
レイモンド・ウィンクラー:
現在の地連軍のトップで総統。「フィーネの戦士」ではないが、作戦の責任者であった。ウィンクラー少佐を養子にとっている。
アズマ・ヤクシジ:
リコウの兄。地連の軍人で一等兵だった。第三ドーム襲撃の際、テロリスト集団「英雄の復活を望む会」を手引きし、自身もそのメンバーの一員だった。新たなネットワークの鍵でもあり、大きな脅威となっている。リコウ同様元ゼウス共和国の人間だが、ロッド中佐をはじめとした「フィーネの戦士」に対して異常なほど憧れている。
ハクト・ニシハラ:
第三ドームの大学に所属する学生。元地連大尉で「フィーネの戦士」の一人。ディアとは婚約関係。
ディア・アスール:
ネイトラルのトップであるナイト・アスールの娘。「フィーネの戦士」の一人。ハクトとは婚約関係。
レイラ・ヘッセ
「フィーネの戦士」の一人。ゼウス共和国に滞在していたが、事件をきっかけにクロスを探しに出ている。
ジョウ・ミコト:
ほぼ全滅状態のゼウス共和国を、単体で衣食住を確保できるほどまで成長させた現在のゼウス共和国の指導者。国民からの信頼が厚い。「フィーネの戦士」の一人。
カカ・ルッソ:
ネイトラル出身のここ数年で出てきた俳優。公私ともにリオと共に行動している。「フィーネの戦士」の一人。
リオ・デイモン:
ネイトラル出身のここ数年で出てきた俳優。公私ともにカカと共に行動している。「フィーネの戦士」の一人。
クロス・ロアン(クロス・バトリー)
「フィーネの戦士」の一人。第三ドームの大学に通っていた。三年前に死んだと言われているロッド中佐本人であり、本物のレスリー・ディ・ロッドとは協力関係にあった。シンタロウを妨害した黒いドールのパイロット。
タナ・リード:
第17ドームに滞在している男。ゼウス共和国の人間でレイラと因縁があるようだ。
ギンジ・カワカミ:
リコウを新たなネットワークの鍵に設定した人間。ドールプログラムの開発者の一人であり、「フィーネの戦士」でもある。現在行方不明。
レスリー・ディ・ロッド:
「フィーネの戦士」の一人で、クロスと入れ替わっていた。本人は生きているが、マックスと共にテロリストに襲撃され、その時にマックスを庇って捕まる。
ナイト・アスール:
ネイトラルの現在の指導者。ディアの父。彼女の婚約者であるハクトにとても好意的。
カサンドラ・バトリー(カサンドラ・ヘッセ):
ゼウス共和国を暴走させた独裁者ロバート・ヘッセの元妻。死亡したと公表されていたが実は亡命していた。
リュウト・ニシハラ:
ハクトの父親。ナイト・アスールが自ら友人と言う存在。
キョウコ・ニシハラ:
ハクトの母親。少しディアに雰囲気が似ている。
グスタフ・トロッタ:
かつてマックスと共にゼウス共和国のドール研究に携わっていた研究員。シンタロウと因縁があるらしい。三年ほど前から行方不明。
キース・ハンプス:
「フィーネの戦士」の一人で、元少佐。戦士たちの精神的主柱であり、今の地連軍だけでなく他国の者にも影響を与えた。カズキ・マツの最期の部下。
ユッタ・バトリー:
クロスの妹でカサンドラの娘。ゼウス共和国と地連の争いで命を落とす。
マイトレーヤ・サイード:
月所属の地連軍の人間。マリク大佐の部下。第六ドームの救援として来たがテロリストの暗躍により死亡。
ジュリエッタ:
カサンドラが手にかけた女性。ナイト・アスールと面識がある。




