プロローグ
「ここは、何処だ?」
思わず、言葉がもれる…。
周りを見渡す限り真っ白な空間の中に1人ポツリと立たされている。
「おかしい…。俺は、さっきまでスーパーに寄った帰りだったはず…」
両手にはしっかりとにレジ袋がしっかりと握られている。
「やあ、タチバナ・アスカ」
いきなり背後から声をかけられ反射的に後ろに振り返る。そこには整った顔の白髪、色白の青年が立っていた。
「お前、なんで俺の名前を知っているんだ?」
青年は、質問には答えず「アスカって女の子みたいな名前だね。」などと真剣な顔で言ってくる。
「僕はの名前は、ダアトと名乗っておこうかな。なんで君の名前を知っているかと言うとそれは、僕が知識の塊だからとしか言いようがないね。」
ダアトと名乗る青年は、まるで返答になっていない返答を返してくる。
「アスカ、君には守って欲しい人がいるんだ。君にしか頼めない。プレゼントも用意したんだ。頼んだよ十番目の天使」
全く意味の分からないことを言ってきたダアトと名乗る青年に文句を言おうと思った瞬間何か強い衝撃を受けた感じがし意識がプツリと途切れたのだった…。
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アスカは、朦朧とした意識を覚醒させる。凄く変な夢を見た。意味不明すぎた。しかし、アスカの目の前は、もっと意味不明な光景が広がっている。中世のヨーロッパ風な街並みに大通りを行き交う馬車、さらには獣人と呼ぶのだろうか?動物を擬人化させたような人々までいる。
これらを、総合して考えると答えは1つで…
「異世界ぃぃぃぃ〜〜〜〜!!!!」
アスカは、そう叫んだのだった…。
初めての投稿です。
ちょいちょい、投稿していきたいです。
よろしくお願いします。