女神から貰った最強の武器と防具で魔王を倒す!
連載にしようかと思ったのですが、思い切って短編にしました。
最後まで読んでくれると嬉しいです。
俺は死んだ。
「転生させるから、魔王倒してきて」
「おk。把握」
最強の武器と防具を女神に貰った。
さて、ここは……。
転生した先はただの草原。
だが、その先にあるのは、どう見ても魔王城。
このまま突っ込んで、魔王を倒せということらしい。
「よし、行くか」
俺は独り言を呟き、魔王城に向かって歩き出した。
すると、魔王城の中から、ありとあらゆる魔物達が出てきた。
その数、なんと10万。
どうして数が分かるかって?
そんなの女神に貰ったこの兜のおかげよ。
敵の数や能力なんかが、この兜から一瞬で頭の中に伝わってくるのさ。
「剣よ! 貫け!!」
女神にもらった剣を魔物の大群に向けた。
剣先から光のエネルギーが放射され、10万の魔物は消滅した。
「ほう? やるな」
魔王が現われた。
「お? 城から出てきたのか」
俺と魔王の戦いが始まった。
「我が最大の魔法を食らうがいい」
魔王が爆発の魔法を唱えた。
爆発によって、辺り一帯が焦土と化した。
「それだけか?」
「な、なに!?」
さすが女神に貰った鎧だ、全く効かないぜ!
「剣よ! 貫け!」
剣先から光のエネルギーが放射され、魔王は消滅した。
魔王は死んで、この世界に平和が訪れたのだ。
「すてき! 抱いて!」
女神が現われ、抱きついてきた。
平和になったこの世界で、俺と女神は一緒に暮らすことになった。
「って言う、小説を書こうと思うんだけど、どう思う?」
「バカじゃね? 誰がそんなの読むんだよ?」
「さあ? 誰かが読んで、評価してくれたら面白くない?」
「だからさ、そんなの誰も読まないし、読んだとしても、誰も評価しないから」
「ええ!? ファンタジー小説ってこういうのでしょ!?」
「ちげーよ!! お前才能無いから諦めろよ!!」
「そっかー。じゃあ書くの止めるね」
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