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ショートコント:高額バイト  作者: リチャード裕輝


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ショートコント:高額バイト⑧

ショートコント:高額バイト⑧


登場人物:


山本やまもと: ハローワークの職員。真面目だが目が死んでいる。

美咲みさき: 20代後半の女性。体力、柔軟性、そして強い欲望とポジティブな勘違いの天才。

【パート1:特技と欲望の告白】

【シーン:ハローワークの相談窓口。】

(山本は、目の前の書類を淡々とめくりながら、美咲の話を聞いている。声のトーンは常に低く平坦。)

山本: …なるほど。現職のデスクワークがお嫌いで、新しい仕事をお探しと。

美咲: はい!もうパソコンの前で座ってるのが苦痛で苦痛で!せっかく体力には自信があるんですから、もっと身体を動かす仕事がしたいんです!

山本: なるほど、身体を動かすのが得意なんですね。

美咲: はい!特に体操です!開脚とか、身体を大きく使う動きも得意ですよ!上下にこう!とか!この動き得意なんです(お尻フリフリ上下)

山本: (ペンをカチカチと鳴らしながら)体操ですか。表現力もあり、女優が夢だったと。ところで、演技とか、得意ですか?

美咲: (目を輝かせ)はい!女優が夢でしたから!表情のコントロールには自信があります!

山本: ほほう。他に何か、こう、手先や、口元を使うような、アピールできる特技などはありますか?

美咲: はい!あります!舌でさくらんぼの軸を結べます!

山本: (わずかに前のめりになり、書類から美咲の口元に視線を移す) ほほう。舌で、さくらんぼの軸を、ですか。ちょっと、その「繊細な動き」、見せていただけますか?

美咲: (目をキラキラさせ、周囲の視線も気にせず、舌を出し、上下左右に非常に柔軟でダイナミックな動きを数秒間行う。)どうですか!

山本: (咳払いをして、慌てて視線を書類に戻す)ああ、ええ。それは、非常に繊細な技術が要りますね。

美咲: ええ、それはもう!そして、手で握るのも得意です。

山本: (即座に)握る?何か資格でも?

美咲: おにぎりじゃないですよ!こう、例えば棒を掴んでこう握って(棒をつかんでは上下させて、舌を出してペロリ)

山本: (ペンを握りしめながら)ええと、それは握力的なアピールでしょうか?

美咲:はい!程よい握力がポイントです。

山本: (無言で美咲を見つめる。目がさらに死ぬ。)……はい。その、非常に多岐にわたる特技、把握しました。

美咲: そして、あの…とても言いにくいのですが…。私、食欲も睡眠欲も、そして…あちらの方も大好きなのです!

山本: (ペンを持つ手がピタッと止まる。顔は動かさないが、目が一瞬大きく開く。)…あちらの方、ですか。

美咲: はい!だから、一番大事なのは「人のためになる」「人を喜ばせる」仕事なんですけど、できればお休みは多くて、時給がとっても良いのが希望なんです!私の強い欲望を満たせる仕事がしたいんです!ウフフ!

【パート2:仕事の誘導と暴走の開始】

山本: (スッと、別のファイルを取り出し、美咲の方へ向き直る。声のトーンがわずかに熱を帯び、顔に満面の営業スマイルが張り付く。)いいえ。わがままではありません。美咲さん。

美咲: え!

山本: あなたのその身体的魅力、女優としての才能、体操で培われた可動域…そして何より、その溢れる生命力(強い欲望)…それら全てを高時給に直結できる、素晴らしいお仕事があります。

美咲: え!本当ですか!何でしょう!?

山本: …まず、この仕事はあなたの「あちらの方」への情熱を、そのまま「人に夢と希望を与える」エネルギーに変換します。

美咲: わあ!

山本: そして、あなたの「体力」と「強い食欲」は、ハードなパフォーマンス後の回復力として最高の武器になるでしょう。

美咲: 最高じゃないですか!

山本: また、手先を使った非常に繊細な技術も求められます。具体的には…肌の魅せ方、表情のコントロール、そして舌や手の使い方も含めた、共演者(男性)との深い絡み…全てがアートです。

美咲: アート!

山本: そして、何より拘束時間が短く、高額な報酬が約束されます。睡眠時間もたっぷり取れます。

美咲: (目を輝かせて)完璧!

山本: (前のめりになり、美咲の全身をゆっくりと、上から下へ、下から上へと眺め回す。)…うーむ。あなたの顔、そして身体、よく見せてください。

(山本はさらに美咲に一歩近づき、露骨に胸とお尻をみまくる。)

山本: ちょっとすみませんね。(美咲の胸とお尻を触り)…ふむ。このハリ、いけますな。

美咲: (少し引き気味で、自分の胸元やお尻を手で隠しそうになりながらも、笑顔を保つ)え、えっと…何かチェックでも…?

美咲: (山本の目を覗き込み)…山本さん。やだ、山本さんたら。私を見る目、最高です。私、そういう無口で目が死んでいるのに、急に目がギラつく人、タイプかもです。

美咲: もっと触って欲しい、かな?(目で山本をみる)チラチラ

山本: …ふむ、ふむ。うん、いけますな。

山本: (満足そうに頷き、再び耳元に顔を寄せ、小さな声で)「それでは…次のステップに、すぐ“乗って”もらいますか。」

美咲: (一瞬フリーズした後、大声で)…え!?ちょっと待ってください、今なんて!?

山本: (満面の営業スマイルで)「お仕事の説明会ですよ?…さあ、**(検討中の案件に)乗って…**いや、出発しましょう。」

【パート3:パフォーマンスと決着】

美咲: (ガウンの襟元に手をかけ、目を閉じて)…ええ!ぜひ!私、「乗る」なら「上に乗って」の方が得意なんです!

(ここで美咲は、その場で体幹を使った、腰を中心にした上下のダイナミックな動きを披露する。)

美咲: 体操で培った体幹と柔軟性で、上下のダイナミックな動きは任せてください!ぜひやらせていただきます!

山本: 素晴らしい意欲ですね!

美咲: (動きを止め、山本を真剣に見つめて)…ただ、床が固いので、本当の凄さは伝わらないですよね。ベットとか、ふとんとか下が柔らかいところじゃないと、わからないですよね?

山本: (慌てて立ち上がり、両手を振る)ちょ、ちょちょっ、美咲さん、今、ここでじゃなくて!

美咲: (ガウンを勢いよく脱ぎ捨て、中に着ていた全身黒のスポーティーなウェア姿になる)これが私の裸一貫です! 準備万端!次の場所へ案内してください!

山本: ちょ、ちょっと、一旦落ち着いて。

美咲: (ハローワーク内の一般客をちらりと見ながら、自信満々に)あと、私、見られると興奮してさらに頑張れちゃいます!今日、誰か見てくれてるかな?

山本: (美咲のウェア姿を見て)…いや、あの、その「乗る」は…その検討中の案件に同意して、次のオフィスに出発するという意味でして…

美咲: (美咲が急に顔を上げ、山本を力強く見つめる。) …いいでしょう!もう細かいことは気にしません!これが私の女優としての再出発です!

美咲: (スポーティーウェアのまま、前のめりになり、山本のネクタイを掴む)もう、イケイケになってやります!

山本: (ネクタイを掴まれながら、焦りながらも説明を続ける)ちょ、ちょっ、その心意気は素晴らしい!ただし、一つだけ確認を。

美咲: はい!

山本: 共演者は男性ですが、パフォーマンスは男性側も裸ですけど、良いですか?

美咲: (目をキラキラさせ、ネクタイを強く引く)最高じゃないですか!私の強い欲望を活かすんですから、相手にも覚悟がないと!

美咲: (山本を自分の顔の高さまで引き寄せ、熱い息を吐きかけながら)今すぐやりましょう!

山本: (ネクタイを放し、今度は山本のシャツのボタンに手をかける美咲を止めようとしながら)「ひぃっ!ちょっ、美咲さん、今、ここはハローワークですよ!」

美咲: (勢いよく山本のシャツのボタンを上から二つ引きちぎる!)脱ぎなさいよ、山本さん!私の「あちらの方」への情熱を、ここで爆発させるのよ!

山本: (破れたシャツの襟元を押さえ、悲鳴のような声で)ギャーッ! 美咲さん!ここは面接会場じゃないんですぅうう!

美咲: (満面の笑みで、次のボタンに手をかけ)さあ、撮影ね!次のシーンに参りましょう!

【了】 (山本は破れたシャツを押さえながら、美咲にさらに脱がされそうになり、悲鳴を上げている。)


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