ちょっと予定変更?
クーとリンが水着を買い、準備万端。
そして、高校の一学期の終業式。
リンは、アンナとカレンとワイワイ話していた。
「何とか補修無し!良かったぁ。」
「私も何とかなった。」
とアンナとカレンが話している。
テストは何とかなったようだ。
「良かったね!2人とも!」
とリン。
「遊ぶぞー!」
「青春するぞ!」
とアンナとカレン。
「ねぇねぇ、皆で海行こうよ。明後日、お姉ちゃんが暇だから、車出してくれるって!」
とアンナ。
「いいね!」
とカレン。
「あ、え、と。」
と困るリン。
実は、その日は、クーと海に行く予定だった。
「リン、予定入ってる?」
とアンナ。
「じ、実は友だちと海に行く予定が、」
「何人?」
「1人だけど、」
「じゃ、皆で行こうよ!うちの車、7人乗りだから余裕だよ!」
「え?えっと、」
「じゃ、友だちに連絡しといてね。集合は桜花駅の東口ね!」
「了解!」
アンナとカレンは、ノリノリ。
リンは、もう断れない雰囲気だ。
リンは、クーを見る。
何も知らずに寝ている。
スヤスヤと。
クー、何も聞いてないし!
ちょっとは、興味持って!
もう!
クーがそうなら、もういいや!
一緒に行っちゃえ、行っちゃえ!
ついでに彼氏って言っちゃえ!
とリンは開き直る。
「よし!遊ぶぞ!」
リン、アンナ、カレンはテンションアップ。
一方、何も知らないクーだった。
帰り道。
リンとクーは、公園で待ち合わせて、一緒に帰宅する。
「ねぇねぇ。」
「どうした?」
「あのさー、海の事なんだけど。」
「海ね。楽しみだな。何時の電車で行く?いっぱい遊びたいから、始発で行く?」
「で、電車で行かなくても良くなったよ。」
「え?どうやって行くの?おじいちゃん?」
「違うよ。実はアンナとカレンも海行くってなって、そしたらアンナのお姉ちゃんが車出してくれるってなって、クーの方見たんだけど、クー寝てて、そしたら、一緒に行く事になったのだ!」
「のだって何、のだって。普段、言わないし。そっか。じゃ、海、二人で行くの無理そうだな。大丈夫。リンは楽しんできな。」
「何言ってるの?クーも行くに決まってるじゃん!」
「え?だって俺行ったらおかしいじゃん。」
「友だちと海行く予定あるって言ったら、一緒に行けば良いってなったの!そもそも、クーが寝てるからいけないんでしょ!」
怒るリンの顔も可愛い。
クーは顔を赤くする。
「・・・」
「ちょっと聞いてる!?」
ヤバい、見とれてた。
俺ってMなのか?
とクーは思う。
「い、いや、まぁ、そうだね。ごめん。」
何とかごまかす。
「いいけど、海行く日に、クーを二人に紹介するからね!彼氏って!二人に色目使わないように釘打たなきゃ!」
「え、あ、秘密にしないの?」
何言ってるの!
この前、図書館でカッコいいって言われてたでしょ!
って、クーは知らないか。
とリンは思った。
「友だちって言って、クーが出てきたらおかしいじゃん!別に秘密じゃないから良いの!そもそも、クーが友だちって真に受けたら、二人が誘惑するかもしれないじゃん。だから、ちゃんと言うの!わかった!」
「は、はい。」
「分かればよろしい。集合は桜花駅の東口だって!時間決まったら連絡するから。」
「うん。わかった。」
「絶対、海楽しもうね!あと、・・・アンナとカレンが可愛いくても浮気するなよー。」
「す、する訳無いだろ!俺は、リンが好きなんだから!」
クーの顔は真っ赤だ。
「え、あ、ありがとう。」
リンも顔を赤くする。
こうして、アンナとカレンとアンナ姉との海行きが決まったのだった。




