あれ、出来たっけ?
真っ白で、まっすぐな光が私の目の中に、優しく入る、まるで、
私に
[おはよう]
と、話しかけてきているようだ、だが私は、なんとなく
[さみしい]
と思ってしまう、さみしいことなんて何も無いはずなのに、その次に
[怖い]
てのと
[寒い]
という感情がこみ上げてくる、そしてなんだか、
[泣きたい]
と強く思う、いや
[泣かなきゃ]
という方が近いな、私はその感情どうりに
[泣いた]
おもいっきり泣いた、まるで、生まれて間もない赤ん坊のように、自分に出せる限りの声で叫びながら、そんな色んな感情がいりまじって、よく分からないことになってる中、私は前も同じ様なことあったなと、2回目いや、3回目だ、生まれて間もないはずの私がなぜか、そう思った、思ってしまった、 なぜか、
私は今、高い柵のついた小さなベッドの上で寝転がっている、私は生まれて間もないこともあり、うまく目が見えない、うっすらと近くの物位なら見えわするが、見えてベッドの木の柵位だろう、そんな事を考えていると、おもいっきり頭を打ったような痛みが生まれたばかりの私に容赦なく走る、
痛い
声には出なかった、いや、出せなかった、歯の無い私には、言葉を発することすらも、困難なことであった、
あまりに強い痛みに、はんば涙目になりながらも、最初に、ベッドから落ちたのかと思った、だが頭以外痛みがないのと、ベッドには、それを防止するために高い柵があることを思い出した、そんな事もあり、ベッドから落ちたわけではないと、悟った、なら何故こんな痛みがと考えた瞬間その疑問が解消された、頭の中に、前世の記憶が鮮明に流れていく、前世では、すっかり忘れていた記憶さえも、今にも狂ってしまいそうな、苦しい記憶も、楽しかった記憶も、死ぬ直前の無心で、殺人鬼を絞めた記憶も、可哀想な神様の話も、全て思い出した、
『あぁ、可哀想だって思って下さっいたんですね』
は?
『は?ってさっき言ってたではありませんか、心の中で』
いやいや、そっちじゃなくて、なんでいんの周りにあんたの、気配しないんだけど
『気配って、魔法無しで人外的なことしないでくださいよ』
周りが見え無いから、気配探って何とかするしかないじゃん
『あれ?人間って魔法無しでそんな事出来ましたっけ、しかも14、15歳位の人間が、ちょ確認してくるので待ってて下さいね』
何言ってんだんろ、出来るに決まってんのに、そんな事も知らなかったのか、、ふっ、神も聞いて呆れるな、
『出来ないんですけど、ましてや14、15歳が、』
嘘だ
『出来ません、たまに長く生きた武道家とかなら出来たこともあったらしいですけど、そんなの10代には流石に無理ってのがありますよ』
そんな馬鹿な