転生3 「転生準備中」
『んー、はい、確か1人目は、魔法の使える世界から、科学の使える世界へ、2人目は、科学の使える世界から、魔法の使える世界へ、3人目は、魔法の使える世界からまた、魔法の使える世界へと行かれましたよ。』
「へー、同じ世界を2週ねぇー、その人が2週した理由とか知ってたりする?」
『はい、あと、ちなみに3人とも私が、転生させたので、色々知ってますよ。まぁ、3人目の理由としては、[科学と言う物が謎過ぎるから]だそうです。』
「フーン、向こうの世界では、科学のことに関する知識がないの?」
『はい、と言うか、魔法の使える世界では、化学反応と言うやつがいまいち出来ないのです。』
「出来ない?」
『はい、理由としては、空気中に含まれる魔素と言う物が、化学反応を邪魔しているからと言う物があります。勿論例外はありますが、』
なるほど、何となーく分かってきた気がする
『それは、良かった』
「んじゃ、魔法の使える世界へ転生するわ、」
『分かりました、では次は、お供を決めていただきます。』
「お供?スキルとか決めないの?」
『はい、ステータスに関しては、王が決めらました。心配せずとも、異常な位のチートですよ、』
「やったぜ」
『お供は、貴方と同じ日に亡くなった、貴方の同級生の人間です、ちなみにお供はいらなければ、無しで構いません。』
「同級生!?」
『はい、貴方が倒した通り魔に、刺されていた人間です。』
「私が倒した?」
『はい、覚えておられませんか?貴方は、通り魔に刺されたあと、見事な関節技をきめ、通り魔の持っていた包丁を奪い、大昔の貴族もビックリな拷問の様なことをされていたではありませんか、最終的には、通り魔のほうが、貴方より何倍も痛々しい姿になっていましたよ。』
「通り魔死んだの?」
『いいえ、生かしていますよ。グチャグチャな姿のまま』
「腹黒いねぇ、」
『貴方は、人?のこと言えないでしょう、お供どうされます?』
同級生ねぇ、同級生も死んだんだ、何人位いるんだろ、つか同級生いても邪魔じゃねーか?お供ってどんくらい連れてってもいいんだろか
『亡くなった貴方の同級生の人間は、17人いますね、ちなみに全員連れてっても構いませんよ、』
「17人!?皆何でそんな死んでんの!?」
『恐らく、通り魔に襲われた時間が、貴方も勿論そうですが、同級生の人間らは、丁度登校時間だったからじゃないですかね、』
「あっそういえば、登校中に刺された気がする」
『そこがうろ覚えって、色々とどうなんですかねぇ、んで、お供ってどうされます?』
「いる、」
『では、これをどうぞ』
「何これ?」
『例の17人の名前が書かれてある、紙です。』
んーっと、あっ、こいつにしよ、運動神経いいし、まあまあ頭いいし、昔結構仲良かったし、まぁ、クラス変わってからは、全く会話してなかったけど、他は、あんまり話たことない人ばっかだなー、1人ってのもなー、あれだな、まぁ、こいつ男だからなー、まぁ転生後は、私もどーせ男だろうからまっいか、
『え?転生後の性別は、女性ですよ』
「へ?」