転生 [転生準備中]
「んで、ここはどこなの?」
『は、はい、ここは死後の世界で、選ばれた魂を転生させる部屋です。』
死後の世界ねぇ、まぁ確かに死んだのは、何となく分かってけどねぇ、刺されたし、かなり深く、結構痛かったし、つか魂を転生させる部屋って何だよ、ラノベかよ、この自称神に話させるか、
『まだ疑ってるんですか?』
「そりゃまぁ、つか私声に出してなくない、その事」
『まぁ神ですから、』
「フーン、まあいいや、選ばれた魂を転生させる部屋って何だよ、選ばれたって」
『はい、貴方は、選ばれたと言うより、我々神の王的存在の方に、気に入られているのですよ。』
「何で?」
『さぁ?』
「あ"ぁ"?」
『ほ、本当に知らないのです、、勘弁してください、私が知りたい位ですよ、』
コイツ使えねぇー、んだよコイツ神っても、下っぱか?にしても偉い神様に好かれる様なことしたっけな、なんもしてねぇ気がすんだけど。
『し、失礼な、下っぱなどではありません、多くいる神の中でも、3、4を争う位には地位は高いですよ。』
「え?普通にお偉いさんじゃん」
『そりゃそうでしょう、転生の儀式なんてそんな大層なもの、下っぱじゃあ出来ませんよ』
「へー、何かだいぶ話逸れたけど、転生ってどうすんの?」
『話逸れたって、誰のせいだと、、まあいいでしょう、転生する前に、色々と決めなければなりません』
「例えば?」
『んー、そうですねえ、まずは[科学が使える世界]か、[魔法を使える世界]のどちらに転生するかですかねぇ、まぁ、こちらとしては、出来るだけ魔法世界に転生してもらいたいんですがね』
「あっ、スキル決めんじゃないんだ、(←世界選べると思ってなかった人)」