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智枝理子の資料集  作者: 智枝 理子
Sep2エル編バッドエンド「孤高の王者」
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2.孤高の王者

 自分の体が地面に落ちるのがわかる。

 血の流れる場所が異様に熱くて。

 どんどん感覚が離れていく。


 この感じは、一度体験したことがある。


 ようやく、死ぬことが許される。

 だから…。

 今まで俺が殺してきた人に謝れる。

 俺のせいで、死なせてしまった人たちに。


 違う。

 そんなこと、出来ない。

 魂だけになってしまえば、死者の世界に行くだけ。

 肉体の存在しない世界で言葉を交わすなんて無理。


 あぁ、リリスの魂は死者の世界に行ったばかりだったな。

 片割れと魂を一つにすれば根源の神に還る。

 俺がこのまま死者の世界へ行けばきっと…。

 それも、良いか。


 また、リリーに怒られそうだけど。


 また?

 死んだら、また、なんてない。


 根源の神へ帰った魂は、同じ世界で生まれることはない。


 だめだ、死ねない。

 会いたい。


 リリー。



 手を伸ばすと、誰かの手に触れる。

「エル」

 リリーの声が聞こえる。

「エル」

「リリー」

『この、大馬鹿野郎!どれだけリリーを泣かせたら気が済むんだよ!』

「イリス…?」

「エル!目を開けて!」

 目…?

 目を開くと、目の前でリリーが泣いている。

 輝く瞳から零れ落ちる涙が、頬に刺激を与える。

 生きてる?

「良かった…」

 泣いたまま、リリーが微笑む。

『気が付いたか』

『怖かったよぉ』

『ちゃんとあたしたちの声、聞こえてるぅ?』

「あぁ」

『エル、大丈夫なの?』

『痛くないー?』

「少し…」

 感覚が戻って来ると同時に、鈍い痛みを感じる。

『早く私を顕現させろ』

「許可する」

 バニラが顕現して、俺の胸に魔法を使う。

「ようやく意識が戻ったな。私はガラハドに加勢に行く」

「シール?」

 なんで、シールが俺の傍に?

「気をつけてね」

「ロニーまで…」

 ロニーが俺に癒しの魔法を使いながら、走り去るシールに手を振る。

「なんで、お前が俺を治療してるんだよ。お前はアレクの近衛騎士だろ」

「アレクなら今、ガラハドと近衛騎士と戦ってるよ」

「え?」

 轟音の鳴る方角を見ると、アレクが自分の近衛騎士とガラハドに囲まれているのが見える。

 闘技場の観客席からもアレクを狙った矢が複数放たれる。

「もう気づいてると思うけど。私たちエトワールの目的はエルを守ることだからね」

 …そう。

 それは、シャルロの報告書でわかること。ミラベルのタルトとヴェールの下には意味が解らないままだけど、エトワールに向けた他の依頼は全部、俺が旅に出る時にアレクから頼まれる品物と同じ。

 アレクが欲しがるものは俺の目的地の名産品で、それは俺がこれから向かう場所を示している。王都から依頼が出された日は俺が王都を出た日。冒険者なら、それだけの情報があれば俺の居場所をだいたい特定できるはずだ。

 エトワールが俺の知らないところで、俺を守っていたのは明らか。

「アレクを攻撃しているのは、全員、エトワールの団員?」

「そうだよ。アレクがエルに攻撃したなら、アレクはエトワールの敵だ」

「自分の主と戦うって言うのか」

「そう誓ったからだよ。このブローチに」

「近衛騎士のくせに」

「私たちはアレクに逆らったりしていないよ。これもまた主命だ。…でも、私たちじゃアレクには勝てないだろうね」

「これだけの人数で囲んでるのに?」

「そう。これでも、アレクには傷一つつけられない。アレクと戦えるのはエルだけ」

「俺?」

「アレクが自分の剣技を存分に見せて、エルに自分の動きや技を叩きこんだのは、剣術大会の為じゃない。エルに、アレクのもう一つの選択を託せるだけの希望を見たからだよ」

「希望…」

―エル。良いことを教えてやる。

「アレクはきっと、悩んでたんだよ。ヴェラチュールと手を結ぶべきなのか、エイルリオンを持つ者として王家の敵と戦うべきなのか」

―決闘や賭け事っていうのはな、勝つためにやるんじゃないんだ。

「その結果、アレクはヴェラチュールと手を結ぶことを選んだ。エルがもう一つの選択肢を選ぶってわかってたから。…アレクは、エルと全力で戦うことを望んでるんだよ」

―運命を決める為にやるんだよ。

 アレクは、いつからこうなるって考えてたんだ。

 ここにエトワールを呼び寄せたのは、俺に自分を殺させる為?

「ロニーはアレクを殺せるのか」

「もちろん。アレクが望むことなら、どんなことでも喜んでやるよ」

 これだから、近衛騎士なんて…。

「ただ…」

 ロニーが溜息を吐く。

「アレクはいつも、自分一人で決めてしまうから。こうなる前に、一言ぐらい相談して欲しかったけどね」

 相談?


―精霊が居ない間に話しておきたいことがある。


 あの時。

 どうして俺は、アレクの話しをもっと聞こうとしなかったんだ。

 アレクは俺の答えなんて知っていたはずなのに。

 俺は精霊が敵になるなんて思わないって。

 そんな解りきったことを聞くためにアレクは俺にあの話をしたんじゃない。

 あれはきっと、相談してたんだ。


 俺のせいだ…。

 俺が、アレクを一人にして。

 アレクが戦わざるを得ない状況を作ったんだ。

『傷は癒えた』

 バニラが顕現を解く。

『エル、どうするのぉ』

 逃げることなんて許されない。

「戦うよ」

 でも。俺に、殺せるのか。

「エル。私たちは自分の命に代えてもエルを守るからね」

 俺が迷えば、俺を守る人が死んでしまう。

「私もエルを守る」

「リリーはだめだ」

「嫌だ」

『どっかで聞いたような会話ねぇ』

『ほっといてもリリーはついて行くよ』

「絶対行く」

 だめだ。

 説得の方法が思いつかない。

『エルの負けだねー』

「リリー。俺より先に死なないって約束して」

「わかった。エルを私より先に死なせない」

 本当に。言うことを聞いてくれない。

「俺から離れないで」

「離れないよ。ずっと一緒に居る」

 リリー。

 …でも、リリーと一緒なら。

「援護は私たちに任せて。二人とも、攻撃に集中して良いからね」

「はい」

「ん」

 イリデッセンスを右手に持って、逆虹を鞘から抜く。

「アレクを止める」

 真空の魔法で防壁を作って風の魔法で加速し、炎の魔法を包んだ闇の玉と吹雪の魔法を込めた闇の玉を作りながら走る。

「アレク!」

 ガラハドと鍔迫り合いをしていたアレクがガラハドを吹き飛ばし、俺の方に向かって炎の魔法を使う。

 その魔法に吹雪の魔法を込めた闇の玉をぶつけようとしたところで、水の魔法が炎を飲み込む。

 そのままアレクにイリデッセンスで攻撃するけど、俺の緩い攻撃はすぐに避けられた。

 俺の脇をすり抜けたリリーがリュヌリアンでアレクに攻撃する。アレクはリリーの攻撃を回避して風の魔法で宙を舞い、今度は氷の魔法を放つ。

 目の前に大地の魔法の盾が現れて魔法を防ぐ。

 …これが、援護。

 っていうか、今だけでもアレクは炎、風、氷の魔法を使ってる。どういうことだ?

 リリーが続けてリュヌリアンを振り上げてアレクを攻撃するが、アレクがリュヌリアンにサンゲタルを叩きつけて回避。

 アレクを追って風の魔法で近づいてイリデッセンスを振ると、アレクが更に魔法で大きく回避する。

 届かない。

 そう思った瞬間、足に何か当たる。

「飛んで!」

 リュヌリアンを足場に、リリーが加えた力で加速し、アレクに向かって逆虹を振ってイリデッセンスで突き刺すと、アレクの脇腹が斬れる。

 アレクが口の端に笑みを浮かべて、サンゲタルを振る。

 大丈夫。

 誰かがアレクのサンゲタルに剣を当てて押しのける。ローグか。

 逆虹でアレクの肩を狙うと、アレクがサンゲタルを投げ捨てて俺の腕を掴み、近距離で氷の刃を出す。

 体の周囲に炎を集めて溶かし、作っておいた闇の玉をアレクに放って炎の魔法で攻撃すると、アレクがようやく俺の腕を離して、空に上る。

 俺が地面に着地するより早く、今度はリリーが砂の魔法でアレクの傍まで飛ぶ。

 リリーがリュヌリアンを振り上げたけれど、アレクが風のロープでサンゲタルを回収して防ぎ、リリーを蹴り飛ばす。

「リリー!」

「平気!」

 リリーが安定した体勢で地面に着地する。

 見上げると、アレクの周りに光が集まって、アレクの傷を癒す。

 あれは光の魔法か。

「なんで魔法使えるんだよ」

 アレクはレイリスと瞳を交換していたから、レイリス以外と契約できなかったはずだ。今はレイリスの瞳を失っていて魔法は使えないはず。

「ヴェラチュールから神の力を貰ったからね。あらゆる魔法を使えるよ。まだ慣れないけれど、慣れる頃にはみんな死んでいるね」

 これが、神の力。

「誰も殺させはしない」

 アレクが複数の黒い槍を出して、地上に向かって放つ。それに対して、頭上で幾重にも防御魔法が発動する。

 今のうちに…。風の魔法と真空の魔法を編み込んで、ロープを作る。

『ねぇ、本当にアレクは、あいつの味方になっちゃったの?』

 黒い槍の魔法が、頭上の魔法の盾を貫通して降り注ぐ。

「伏せろ!」

 ガラハドが俺の前に来て、黒い槍に向かってバーレイグを振る。

 その大剣も魔法が斬れるのかよ。リュヌリアンと言い、どうなってるんだ。

「エル、アレクを落とせるか?」

 これぐらいの強度があれば行けるか…?

 魔法を放って、宙に居るアレクの足を縛り上げる。

「手伝う」

 リリーと一緒にロープを引き、体勢を崩したアレクに向かって大地の魔法で岩ぶつけると、アレクが魔法を防御しながら地面に落ちる。

「撃て!」

 ガラハドの号令で、その姿目がけて複数の魔法と矢が飛び交う。

 炎の竜巻に光の矢、雷に岩。

 容赦なさ過ぎだろ。

 爆音と共に、煙が立ち込める。

「メラニー、アレクの居場所を教えてくれ」

『まっすぐ五歩。半歩左手』

 煙の中を、まっすぐ進む。

 五歩と、半歩左手に向かってイリデッセンスを振ると、金属音が鳴る。たぶん、サンゲタルに当たったんだ。

「余裕だな。アレク」

「すべて無効化可能な魔法だからね」

 全部に反対属性の魔法を当てて押し切ったって言うのか?

 アレクと鍔迫り合いをしていると、俺の脇をくぐったリリーがリュヌリアンでアレクを斬る。

 視界が悪くて、リリーの攻撃が届いたかは見えない。

 リリーの攻撃が終わると同時にリリーを抱えて風の魔法で後退すると、俺とリリーが居た場所に黒い槍が降る。

 アレクは…。

 リリーを離して、走って来たアレクの攻撃を防御する。

 そのまま、鍔迫り合い。

 アレクの体からは血が流れてる。リリーが与えた攻撃の治療はしてないんだ。

「その怪我、大丈夫なのかよ」

「心配する余裕があるのかい」

 アレクが発動させた炎の魔法や氷の魔法が、目の前で次々と消える。

「多勢に無勢だな。治療の余裕もなしか」

「本当に。近衛騎士ごときに無効化される魔法しか作れないなんて、神の力も使えないね」

 魔法で近衛騎士の魔力を削りながら、これだけ隙を見せずに攻撃できるなんて、人間業じゃないと思うけど。

 でも、間髪を入れない攻撃を続けることで、アレクに自分の治療をする余裕を失くしているのは確か。

 状況は、こちらの方が有利だ。

 真空の魔法を込めてアレクの剣を引くと、急にアレクがしゃがんで、俺の足を蹴る。

「エルっ?」

 転びそうになって手をついた俺とアレクの真上を、リリーのリュヌリアンが通る。

 今の…。

 右手に避けたアレクに向かってイリデッセンスを振ると、アレクが大きく後退する。

 イリデッセンスを構え直した瞬間、アレクが加速して戻ってくる。

 だめだ、この攻撃はガードしきれない。

「リリー、頼む」

「まかせて」

 イリデッセンスでアレクのサンゲタルを全力で弾き、風の魔法で高く飛ぶと、リリーががら空きになったアレクの胴体めがけてリュヌリアンを振る。

 リリーの攻撃を避けたアレクの上腕をイリデッセンスで斬りつけると、回転して戻って来たリリーがアレクにもう一度攻撃を加える。

 アレクがリリーの攻撃をサンゲタルでガードし、吹き飛ぶ。

「撃て!」

 アレクが着地した地点に向かって、また矢の攻撃と魔法の攻撃が降り注ぐ。

 もう一度。

『直進六歩。左手に三歩』

 爆炎の中、言われた通りに歩を進めようとしたところで。

『来た!』

 防御態勢を取ると、煙の中から複数の魔法が飛び出す。

 まずい。防御魔法が間に合わない。

「まかせて」

 リリーが俺の前に立って、魔法を斬る。

「エル。たぶん、アレクさんは真空と月の魔法、それから合成魔法を使えない」

 ってことは。

 風の魔法を集めて竜巻を作り、アレクの魔法が飛んで来た方向に放つと、アレクが空高く飛んで魔法を避ける。

 本当だ。風の魔法を相殺出来るのは真空の魔法だけだから、アレクは相殺出来ないんだ。

 なら…。

 風のロープを複数出して、アレクに向かって放つ。

 アレクが斬り裂くよりも多くのロープを放って、アレクの体を縛り上げる。

「リリー!」

 言うより先に駆けていたリリーが、アレクに向かって攻撃する。

 リリーの体に風のロープを放ってリリーを引き寄せると、アレクに向かって、矢と魔法の攻撃が降る。

 攻撃が止んだ直後に風の魔法で煙を散らすと、サンゲタルを立てて、アレクがその場に膝を突いている。

 その下には、赤い血だまり。

「メラニー、アレクは…」

『まだ息はある』

 アレクの傍に、ヴェラチュールが降りたつ。

「素晴らしい。神の力をこれほどまでに操ることが出来るとは。…アレクシス。お前のような人間の存在を私は誇りに思うぞ」

「ヴェラチュール…」

「アレクシス。さぁ、願え。お前の望みを」

―御使いとは、神が死に瀕した人間の願いを叶える代わりに、その体を神の憑代とするよう約束を交わしたもの。

―つまり、神に捧げられた死体だ。

「だめだ!アレク!」

「神よ。その手を…」

 アレクが伸ばした右手に、ヴェラチュールが触れる。

「この時を、待っていた」

 何かが、割れる音。

 その直後にアレクの左手から魔法のロープが飛び出し、ヴェラチュールを縛る。

「これは…」

 真空と風の魔法で編んだロープ?

「全員、離れろ!」

「え?」


 天空から、ヴェラチュールに向かって光が落ちる。

 光は球体となって、その場に居た二人を包み込んだ。


「封印魔法?」

 空を見上げると、レイリスが封印魔法を使ってる。

「誰も邪魔するなよ。このまま本体を封印する」

「何言ってるんだよ!アレクがまだ中に居るだろ!」

「エル。封印の棺なしで本体を封印する方法は、アレクが中であいつの動きを止めている間に、俺が封印魔法を完成させるしかないんだ」

「じゃあ…」

 最初からアレクは、あいつの本体を封印することしか考えていなかったってことか?

「レイリス、最初にアレクさんがエルを攻撃したのは、レイリスと契約を解除する為なの?」

「正解。…悪かったな。茶番に付き合わせて」

 アレクの右眼が消えたのは、レイリスと契約解除した証。

 俺を攻撃することが契約解除の条件だったのか?

 だから、俺を攻撃して、エトワールと敵対して。

 ヴェラチュールが自分に興味を持ち、御使いとするために近づく機会をうかがっていた?

「全部、計算済みなのかよ」

「さぁな。少なくとも全部、アレクの言う通りだったぜ」

 いつまで経っても、誰もアレクの思考にはついて行けない。

 だからアレクはいつも自分で考えて。

 俺たちには、最低限の情報しか提供しない。

 …俺のせいだ。

 あの時、アレクが相談してるって気づいていれば…。

「エル」

 リリーが俺の腕を引いて、空を指す。

「ベネトナアシュだ」

「ヴェラチュールの御使いが、なんで?」

 突然、地面が大きく揺れて、思わずその場に膝を突く。

『なんだ、これは…』

『どうしたの?バニラ』

『アンシェラートの力を感じる』

「え?アンシェラート?」

「やめろ!」

 レイリスが封印魔法に込める力を抜いてベネトナアシュに魔法を使うと、ベネトナアシュの体が崩れ落ちる。

 そして。遥か遠くで、大きな爆発音と共に、火柱が上がる。

「あれは…」

『アンシェラートの手だ』


―大地から伸びた手が世界を終わりに導く。


 目の前で封印魔法が砕け、ヴェラチュールが飛び出す。

「アレク!」

 封印魔法があった場所。

 走ってアレクの傍に行き、倒れているアレクの体を抱き起こして、その口元に耳を寄せる。

 体をなぞると、心臓があるはずの場所に穴が開いているのがわかる。

 そんな…。

「アレク…」

 どうして…。

「やはり、お前は先に始末すべきだったな。…月の大精霊。あれを止めるのはお前の役目だろう」

「なんでお前の言うことを聞かなきゃいけないんだよ。自分で出したなら自分で封印して来い」

「お前の大事な子どもをアンシェラートに捧げても良いんだぞ」

「…てめぇ」

「素晴らしいな。精霊がここまで感情を手に入れる種族だとは。お前が封印を引き受けるなら、あれには手を出さないと約束してやろう」

「この場に居る誰か一人でも傷つけてみろ。俺はいつでもアンシェラートを解放するからな」

 レイリスが空を飛ぼうとした瞬間、レイリスの体が何かに捕まれたかのように止まる。

「なんで、お前が、ここに…」

 レイリスの体が、蒸発するように消えていく。

「レイリス…?」


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