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智枝理子の資料集  作者: 智枝 理子
おまけストーリー
34/56

La Petite Poucette ―Septarche ver.

Septarcheの登場人物で親指姫。

誰が誰の役をやるのか楽しみながら読んでみてください。

本編とは関係ありません。


むかし、あるところに子供のいない女の人が居ました。

女の人は子供が欲しいと願い、森の魔法使いにお願いに行きました。


―森の魔法使い=ポラリス

―女の人=キアラ


「おや、いらっしゃい。喉に良い薬でもとりに来たのかい」

「違うわ。子供が欲しいのよ」

「どんな子供が欲しいのかな」

「可愛い子が欲しいわ。小さくて可愛い子なら何でも」

「ふむ。それじゃあ、特別な大麦の粒を一つあげよう」

「なぁに?これ」

「大事に育てれば、可愛い子が生まれて来るよ」

「魔法使いが言うことなら本当なのかしら。大事に育ててみるわね」

「こらこら。無料奉仕させようって気かい」

「手持ちはこれで全部よ」

 女の人は、銀貨を十二枚払い、魔法使いからもらった種を家に持ち帰りました。


 女の人が持ち帰った種を植えると、それはすぐに育ち、美しいチューリップの蕾になりました。

「とっても綺麗なチューリップね」

 女の人が蕾にキスをすると、チューリップの花が開きました。

その花の中には小さな子供が一人座っています。

「可愛い」

「……それ、褒め言葉じゃないからな」


―主役=エルロック


「お姫様の役なんだからちゃんとしなきゃだめよ?」

「なんで、お姫様なんだよ」

「ふふふ。可愛い服がたくさんあるのよ。どれにしようかしら。髪も可愛く結んであげるわ。名前は親指姫よ」

「親指姫、ねぇ」

 女の人は、子供に親指姫と名付け、大切に育てました。

 親指姫は、昼間はとてもきれいな声で歌いながらテーブルの上で遊び、夜は胡桃の殻のゆりかごで眠り、女の人と一緒に幸せに暮らしていました。


 しかし、ある夜のこと。

 親指姫が眠っていると、夜中に一匹のヒキガエルが女の人の家に忍び込みました。

「エル、迎えに来たよ」


―ヒキガエルの姉=フラーダリー


「フラーダリー?何だ、そのお面」

「カエルの役だからね」

「なんでカエル?」

「おいで。明日は結婚式だよ」

「結婚式?」

 ヒキガエルは、可愛らしい親指姫を見つけると、自分の弟のお嫁さんにしようと思い、胡桃のゆりかごごと親指姫をさらってしまいました。


 次の日の朝、親指姫が目覚めた場所は、川の上に浮かんでいる、蓮の葉の上でした。

「泳げないんだけど」

 戸惑う親指姫の前に、ヒキガエルの姉弟が現れます。

「泳げないから、親指姫にされたんじゃないのかい」


―ヒキガエルの弟=アレクシス


「アレクまで。何やってるんだ」

「何って、エルは私と結婚するんだよ」

「は?」

「そういうお話しだからね」

「なんで?」

「私はアレクのお嫁さんを探しをしていたんだよ。良かったね、アレク。可愛い子が見つかって」

「本当に。今、一緒に暮らす場所の準備をしているところだから、もう少し待っているんだよ」

「俺は一言も結婚するなんて言ってないぞ」

「ふふふ。そうだね」

「物語の役になりきらなくちゃいけないよ。エルはお姫様だからね」

「姫じゃないのに」

 ヒキガエルの姉は、親指姫に、ヒキガエルの弟と結婚するように言いました。

 ヒキガエルの姉弟が去った後、親指姫は困り果ててしまいます。

 親指姫は、ヒキガエルのお嫁さんになど、なりたくありません。しかし、蓮の葉の上に取り残された親指姫には、そこから逃げ出す方法などないのです。

「逃げ出す方法があるのか?これ」

 可哀想な親指姫の周りに、小さな魚が集まってきました。

「あるぜ。手伝ってやる」


―魚A=ガラハド

―魚B=パーシバル


「蓮の茎を斬るんで、大人しくしててくださいね」

「こんなことして良いのか?」

「良いんだよ。お前が殿下の嫁になるなんてあり得ないだろ」

 魚たちは、可哀想な親指姫の為に、蓮の茎を噛み切ってくれました。

「親指姫ってどんな話なんだよ。王子と結ばれるって話じゃないのか」

「主人公になって楽しんだら良いんじゃないっすか?」

「達者でな」

 魚たちに茎を斬られた蓮の葉は、川の流れに乗って、どんどん遠くへ流れて行きました。

「これ、大丈夫なんだよな」

「手伝ってあげるわよぉ」


―蝶=ユール


「ユール」

「ほら、エルのドレスのリボンを持ってあげるわぁ。このリボンを、蓮の葉にくっつけてくれるぅ?」

「わかった」

 親指姫は、友達になった蝶と蓮の葉をリボンで結び、蓮の葉を引いてもらうことにしました。

 ここまで遠く逃げ切れば、ヒキガエルの姉弟も追いつけないでしょう。

 親指姫は安心し、美しい景色を眺めながら蝶との旅を楽しみました。


 しかし。

「えっ」

 突然、空から飛んで来たコガネムシが、親指姫を蓮の葉からさらってしまいます。

「ユール!」

「ごめんねぇ、エル。助けてあげられないのぉ」

 蓮の葉に繋がれた蝶は、可哀想な親指姫を助けることが出来ません。

 親指姫はコガネムシに捕まって、高い木の上に連れて行かれてしまいました。

「気分はどうだ?」


―コガネムシ=シャルロ


「気持ち悪い。吐きそう」

「そうか。良かったな」

「直接攫うんじゃないのかよ!なんだよ、今の。ロープでいきなり縛られて、引っ張り上げられたぞ」

「嫁にもらってやるから大人しくしてろ」

「はぁ?何言ってるんだよ」

「そういう話だ」

「攫われたの、二回目だぞ。これで結婚して終わりなのか?」

「まさか。この後、飽きて捨てられるんだよ」

「意味が分からない。攫っておいて、何言ってるんだよ」

「嫁にしてもらいたいのか」

「誰もそんなこと言ってないだろ」

「だったら落ちろ」

「え?」

 コガネムシは、美しい親指姫をお嫁さんにしようと思いましたが、親指姫には、触覚もなく、足も二本しかありません。コガネムシは親指姫と結婚することをやめ、親指姫を自由にしてあげることにしました。

「うわぁぁぁぁぁっ!」

 コガネムシは、地上に親指姫を降ろすと去って行きました。

「誰が降ろす、だ。落とすの間違いだろ……」

「大丈夫か?エル」


―鳥A=メラニー

―鳥B=バニラ

―鳥C=ジオ

―鳥D=アンジュ


「上手く落ち葉の上に落下したようだな」

「そういう問題かよ。っていうか、シャルロだって触覚もないし、足だって二本しかなかっただろ」

「役になりきらなきゃねー」

「親指姫ってどんな話なんだ」

「心配しなくてもストーリー通りだ」

「本当に?」

「順調だぞ」

「この先は、矢印に従って進むみたい」

「矢印?」

「エル、こっちだよー」

 自由になった親指姫は、森の中で、鳥たちと歌いながら楽しく暮らしていました。


 しかし、温かい夏が過ぎ、とうとう寒い冬が訪れます。

「エル、私たちがついて行けるのはここまでだ」

「ここまで?」

「冬に鳥がさえずってるわけはないだろう」

「寒い……」

「アンジュが凍える」

「頑張ってねー」

 冬になると、夏の間さえずっていた鳥たちも去り、雪が降り始めました。

「なんか、リアルに寒いんだけど」

「ボクらが冬の演出をしてるからね」


―雪A(黒子)=イリス

―雪B(黒子)=ナターシャ


「急いで次の場所まで行くのよ」

「次の場所ってどこだよ」

「矢印を書いた看板があるはずだけど……。雪で埋もれてきたね」

「まじで寒い」

「もういいわ、近道しましょう。こっちよ、エル」

「足元に気をつけてね」


 凍えるような寒さの中を歩いていくと、親指姫は小さな家を見つけました。

「じゃあね」

「頑張ってね」

「ありがとう、イリス、ナターシャ」

 親指姫が扉を叩くと、中から野鼠のお姉さんが現れました。

「あら、エル。遅かったわね」


―野鼠のお姉さん=マリアンヌ


「寒いし眠いし、死にそう」

「お腹は空いてないの?」

「空いてる」

「じゃあ、私特製のスープを御馳走するわ」

「……嫌な予感しかしないけど」

「何か言った?」

「別に」

 親切な野鼠のお姉さんは、親指姫を家に招き入れると、温かいスープを与えました。

「私が作ったのよ。たくさん食べてね」

「ん」

 野鼠のお姉さんは、可愛らしい親指姫のことをすぐに気に入りました。

 親指姫は、冬の間、家の手伝いをする代わりに、野鼠のお姉さんの家に置いてもらうことになりました。

「ごちそうさまでした」

「美味しかった?」

「味が薄っぺらい」

「やっぱり、お玉で計るべきだったかしら」

「何を?」

「ロジーヌが、大匙はお玉じゃないって言うんだもの。全部ティースプーンで計れば安心って言うのよ」

「……料理は俺が全部やる。何か食べたいものがあれば作るよ」

「本当?」

「甘いものは専門外だからな」

「もう。エルって使えないわ。……あ、そろそろあいつが来る。私は隠れてるから、エル、頼んだわよ」

「何を?」

 野鼠の家の隣には、お金持ちのモグラの旦那様が住んでいます。

「マリー、会いに来たぜ!」


―モグラの旦那=フェリックス


「リック。何やってるんだよ」

「それはこっちの台詞だ。マリーをどこにやった」

「知らないよ」

「仕方ない。お前を嫁にするか」

「はぁ?何言ってるんだよ」

「ほら、来いよ」

「リック王子、モグラは目が見えない設定よ」

「居るんじゃないか、マリー。ほら、受け取ってくれ。マリーに似合う薔薇の花束だ」

「モグラは綺麗なものが嫌いな設定なのよ」

「綺麗なものが嫌いだったら、親指姫なんて嫁に取らないだろ。余った部屋に薔薇園を作ったんだぜ。エルと一緒に見に来いよ」

「なんでそんなもの作ってるのよ!」

「ほら、エル。来い」

「良いけど」

「マリー、ついて来るだろ?」

「……仕方ないわね」

 モグラの家に招待された親指姫は、野鼠のお姉さんとモグラと一緒に、モグラの家を目指します。

「あぁ、途中に死んだツバメが落ちてるから、踏まないように気をつけろよ」

「ツバメ?」

 モグラが掘ったトンネルの途中に、一羽のツバメが倒れていました。


―ツバメ=カミーユ


「カミーユ、死体の役なんてやってるのか?」

「死体じゃねーよ。ちゃんと助けろ」

「俺たちは先に行ってるからな」

「え?ちょっと、エル、来なさいよ」

「助けろって言ってるのに、ほっとくわけにもいかないだろ」

「もーぅ」

「ほら、行こうぜ、マリー」

 親指姫がツバメに触れると、ツバメの心臓が動いていることに気づきます。

 すっかり弱っていますが、ツバメは生きていたのです。

「助けるって何すれば良いんだ?」

「マリーとフェリックス王子は行ったか?」

「あぁ」

「よし、じゃあ、こいつを一緒に作るぞ」

「なんだこれ?」

「空飛ぶ機械、飛行機だよ」

「おぉ。面白そうだな」

「ってわけで、手伝え」

「わかった」

 親指姫は、モグラと野鼠のお姉さんに内緒で、ツバメの看病を行うことにしました。


 春も近づくある日のことです。

「エル、結婚してくれ」

「嫌だよ」

「残念ながら、お前は俺の嫁になる運命なんだよ」

「嫌だって言ってるだろ」

「だめよ、エル。エルが結婚しなきゃ、私がリック王子と結婚しなくちゃいけないんだから」

「だったらマリーとリックが結婚しろよ」

「嫌よ」

「なんで?」

「そういう話だからに決まってるでしょ」

「まぁ、少し違うけど、だいたい合ってるだろ」

 親指姫の美しい声を気に入ったモグラは、親指姫に結婚を申し込みました。

 野鼠のお姉さんも喜んで賛成し、親指姫はモグラのお嫁さんになるための準備をしなければならなくなりました。

「俺、忙しいのに」

「これからエルがウエディングドレスを作るのよ」

「ウエディングドレス?」

 野鼠のお姉さんは、花嫁衣装を作る為に蜘蛛を雇いました。

「手伝ってあげるねぇ」


―蜘蛛A=ユリア

―蜘蛛B=セリーヌ


「さっさと作りましょうか」

「なんで蜘蛛のお面?」

「糸を紡いで衣装作りを手伝うからよ」

「ちゃんとやらないと、エルを糸でぐるぐる巻きにしちゃうよぉ」

「それで良いんじゃない?ぐるぐる巻きにしてフェリックス王子の前に置いて来れば喜ぶわよ」

「冗談じゃない。ちゃんとやれ」

 親指姫は蜘蛛に手伝ってもらいながら、花嫁衣装を作ることになりました。


 雪が解け、あたたかくなって、春が訪れました。

 花嫁衣装も仕上がり、とうとう親指姫はモグラと結婚しなければなりません。

 モグラと結婚すれば、もう外には出られないのです。

 可哀想な親指姫は、外の世界との最後のお別れをするために、野鼠のお姉さんの家の扉を開きました。

「カミーユ!早く来い」

「お前、もう少し主役らしい態度が取れないのかよ」

 すると、空からツバメの声が聞こえてきました。

 冬の間、親指姫が世話をしたおかげで、ツバメはすっかり元気になったのです。

「それが完成した飛行機?」

「途中からちっとも手伝いに来ないから焦ったぜ。もう少し、かいがいしく世話しに来たらどうなんだ」

「早く行こうぜ。リックに見つかったらやばい」

「はいはい。ちゃんと捕まってろよ」

 ツバメから、一緒にあたたかい南の国へ行こうと誘われた親指姫は、喜んでツバメの背に乗り、飛び立ちました。


「良い眺めだな。……あ、マリーとリックだ」

「暢気なもんだな。かなり怒ってるぞ、マリー」

「ユリアとセリーヌが居るから何とかなるだろ」

「お。あっちにシャルロが居るぜ」

「本当だ。案外近い場所なんだな」

「親指サイズの小人の冒険だからな」

「あ。アレク!フラーダリー!」

「ここから声が聞こえてるか?」

「手を振ってくれてるよ。っていうか、俺が最初に居たキアラの家はどこだ?」

「同じセットにはないだろ。大きさが違うんだから」

「そうなのか。カミーユは親指姫の物語を知ってるのか?」

「知らないのはお前だけだろ」

「この後、どうなるんだ?」

「行ってからのお楽しみだ」

「もう攫われるってことはないんだろうな」

「今だって攫われてるようなものじゃないのか?」

「空を飛びたいって思ったのは俺の意思だよ」

「そうだな。もうすぐ到着するぜ」


 山を越え、海を越え、ツバメが親指姫を連れて来たのは、とても美しい花畑です。

 親指姫が花畑に降りると、美しい白い花の中から、親指姫と同じぐらいの、羽の生えた花の妖精の王様が現れました。

「なんて美しい方なのでしょう。是非、私のお嫁さんになってくれませんか」


―花の妖精の王様=リリーシア


「可愛い」

「えっ、あの……」

「すごく可愛い」

「だめ、花の中に入って来ちゃ、」

「綺麗だよ、リリー」

「あの、私が告白するんだけど……」

「愛してる」

「……愛してます」

「結婚して」

「……はい」

 親指姫が王様の愛を受け入れると、周囲の花から一斉に妖精たちが現れ、様々な贈り物をしました。

「いってぇ」

「そんなに痛いものではなかったと思うが」


―妖精A=アリシア

―妖精B=ポリシア


「贈り物よ。ちゃんと受け取りなさい。じゃあね」

「なんだよ、これ?」

 中でも親指姫が一番気に入った贈り物は、妖精の羽でした。

「親指姫はこの羽を背中に付けて、花の妖精の王様と結婚して、花の妖精の女王になるんだよ」

「じゃあ、この話は、リリーと結ばれて終わり?」

「そうだよ」

「この花、どうやって閉めるんだ?」

「ここを引っ張れば開閉できるようになってるよ」

「閉めて」

「え?」

「もう誰かに攫われるのはごめんだし、こんなに可愛いんじゃ我慢できない」

「あ、の、エル?」

「愛してる、リリー」

「待って、今、閉めるから……」


 親指姫は、花の妖精の女王となって、王様と共に、とても幸せに暮らしました。

 

 おしまい。




※2013年12月11日に投稿したものを、こちらに移動しました※


 地の文だけ読めば、だいたい親指姫のお話しになっているはずです。

 女の子ひとり旅にしては苛酷なストーリーですよね。このお話しではそんなに時間経過を感じないかもしれませんが、かなり時間経過のあるお話しです。ツバメは元気になって春に飛び立ち、親指姫を迎えに来るのは冬の直前だったとか。

 攫われて攫われて辿り着いた先は、親指姫が本当に行きたかった場所なのかな。


 配役は、それっぽいのでまとめてみましたが、予想通りだったでしょうか。

 もう少しキャラクターを出しても良かったんですが、ストーリーがだれる可能性と、大筋から外れすぎる可能性があったので、少なめにしてあります。

 本当だったら、近衛騎士とか、エルの同期とか出したかったんですが。


―森の魔法使い=ポラリス

 怪しい魔法使いと言ったら、この人しか居ないでしょう。いや、たぶん原作ではそんなに怪しい人ではなく親切な魔女なんでしょうが。


―女の人=キアラ

 レイリスにしても良いかと思いましたが、レイリスは絶対エルを攫わせないだろうなぁと思ったので。

 親指姫を育てることになった女の人ですが、子供が攫われて悲しみに暮れるシーンもなく、最後に登場することもない不憫な役です。親指姫は絶対彼女のことを忘れてる。


―主役=エルロック

 主人公だから仕方がない。女装が板についてきました。


―ヒキガエルの姉=フラーダリー

 正しくはヒキガエルのお母さんですが、まぁ良いか。眠っている親指姫を攫うんだから、エルを起こしちゃだめですよ。


―ヒキガエルの弟=アレクシス

 この配役は絶対に誰かに怒られると思ったけど、アレク以外に頼めない。ある意味、ここで結ばれていても、フラーダリーとアレクと一緒に暮らせるなら、エルにとってはハッピーエンドだったのかも。なんて。


―魚A=ガラハド

―魚B=パーシバル

 蓮の茎を斬るのがお仕事です。泳げることが本編でも明らかになってる人たちなので。

 三番隊は大変ですね。


―蝶=ユール

 誰が蝶の役をする?って聞いたら、ユールが一番最初に手を上げました。

 原作では蝶と蓮の葉をリボンで結んでいます。この蝶は、その後どうなったんでしょうか。


―コガネムシ=シャルロ

 気に入って攫ったのに、やっぱり興味がなくなって捨てるなんて酷過ぎる。

 木の上からエルを蹴り落とすことが出来るのは、たぶんシャルロだけ。

 いや、コガネムシはちゃんと地上に届けてあげていたけどね。


―鳥A=メラニー

―鳥B=バニラ

―鳥C=ジオ

―鳥D=アンジュ

 一人ぼっちの親指姫と一緒に居て、励ましたり、遊んだりしながら季節を送る役目です。

 飛ぶ役は精霊のお仕事です。だったらコガネムシの配役を変えるべき?いえいえ。エルを蹴り落とすことが出来るのは(以下略)。


―雪A(黒子)=イリス

―雪B(黒子)=ナターシャ

 雪をエルにぶつける役目もありましたが、思った以上に寒くしてしまったのでカット。

 落ち葉で寒さをしのぐシーンも欲しかったんですが、それより先に近道を教えてしまいました。


―野鼠のお姉さん=マリアンヌ

 本当は野鼠のお婆さんとか、奥さんとかそんな感じだったと思う。決して原作のお婆さんが料理下手なわけではありません。調味料を計る時は正しい調理器具で!


―モグラの旦那=フェリックス

 マリーとの兼ね合いでモグラ役に。エルのことを気に入ってるし、まぁ良いか。

 元ネタと全く違う感じです。設定に関してはマリーが言っていた通り。自分の巣に薔薇園を作るモグラなんて聞いたことがない。一番フリーダムだったかもしれません。


―ツバメ=カミーユ

 人間は飛べないので飛行機を作りました。

 原作では、親指姫とかなり良い感じになるのに、ラストであっさり妖精の王様に奪われてしまうなんて。不甲斐ない。

 いや、カミーユに言ってるんじゃないよ。


―蜘蛛A=ユリア

―蜘蛛B=セリーヌ

 花嫁衣装を作る為に雇われた蜘蛛。友情出演です。

 地味に何でもできる二人です。


―花の妖精の王様=リリーシア

 エルが主人公ならラストはリリーだってばればれですが。

 花の中から出てくる女の子なんて絶対可愛いと思う。王様の役ですが、きっと衣装は可愛かったんじゃないでしょうか。

 なんでリリーを主役にしなかったのかって?リリーが主役の場合の他の配役が思いつきません。エルが序盤で攫っておしまいになる。それに、女の子を主人公にするにはかなり過酷な旅じゃないですか?これ。


―妖精A=アリシア

―妖精B=ポリシア

 結婚を祝福して、親指姫に羽をプレゼントします。リリーをお祝いしてくれるなら姉妹でしょう。



 読んでいただきありがとうございました。

 このお話しは親指姫をモチーフにした二次創作です。

 本編とは、まったく関係ありません。



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