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智枝理子の資料集  作者: 智枝 理子
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Sep:王国兵士

 ラングリオン王国の平和の為に日夜戦う戦闘員。ラングリオン王国兵士。

 雇い主が公爵であろうと伯爵であろうと、軍のトップは国王陛下(Sep:騎士制度と軍制度参照)。

 剣花の紋章に忠誠を誓う。

 

 王国兵士になれるのは、ラングリオン王国の市民のみ。

 異国の人間がなるのは傭兵。

 

・ランクと役職

 王国兵士には、王国兵士ランク(序列)と役職(クラス、ポジション)がある。

 

 王国兵士ランクとは、王国兵士個人の能力の指標で、働き方や国への貢献度、上司からの信頼度等によって変化する。

 頑張り次第でいくらでも上げることが出来るが、規律違反等で下がることもある。

 役職は、班長や部隊長、隊長等(トップは必ず騎士。騎士より下の役職に就くことが出来る)。能力に応じて割り振られる。ポストがなければ貰えない。

 

 給与において、ランクは基本給に関わるが、役職は手当にしか関わらない。

 稀に役職持ちでもランクが低い為に、上司の給与が部下より低い場合がある。

 退職すると役職を失うが、ランクは失わない。

 再雇用の際は、同じランクになる。

 

 ランクは、王国兵士の契約が変わっても変わらない。ただし、労働時間が変わる為、基本給与は変化する。

(正規王国兵士→日勤王国兵士だと、ランクは維持されるが、超過勤務→標準勤務になる分、同じランクでも給与は下がる)

 

 ランクは、訓練のメニューや、守衛の場所に影響する。

 ランクが高い兵士は、高度な訓練に参加し、訓練を指導する側になることもある。王族の居住区や要人の居室周辺の守衛を任されるのは、ランクの高い王国兵士。

 また、ランクが高い方が役職に就きやすい等のメリットがある。

 

・禁止事項

 契約違反、法令違反、王国兵士の規則を破った場合は罰則がある。

 重大な違反の場合(スパイ行為等)は即時解雇となり、二度と王国兵士になることは出来ない。

 傭兵になることは可能だが、まず雇われることはない。

 

 ギルドの所属は自由だが、労働組合の組織は禁止されている。

 

・待遇

 休日や休暇は法に準拠し、たいていは規定通りに休める。遠征時でも、不定期になるとはいえ、休日はある。

 給料とは別に、遠征手当や危険手当等がある。

 活躍によって、勲章や褒賞金が授与される。

 また、怪我や病気で退職となった場合は、労災給付や一定期間の労災年金が支払われる。

 

 終身雇用の場合、長期休暇制度がある。

 半年未満の任意の期間、休暇を申請できる。休暇中は給与支払われない。身内の祝い事や不幸、あるいは畑仕事の手伝い等、地元に帰る際に利用出来る。

 終身雇用の場合、退職金制度がある。

 王国兵士として累計十五年以上勤務した場合は、退職時にランクや勤務時間、勤務期間に応じた退職金が支払われる。

 

 装備品は、すべて貸与(返却義務あり。紛失や転売は罰則あり)、または支給される。契約の種類や役職によって、装備品の見た目が変わる。

 鎧は貸与されたものを使う。鎧下(鎧の中に着る服)は支給される。

 武器として、剣と短剣が支給される。必要に応じて槍と弓矢、盾が貸与される。

 武器は個人で用意したものを使って構わないが、扱う武器の種類が指定されている場合は、その種類の武器を使わなければならない。

 薬は支給される。

 医療費は基本的に無料。

(砦や城内の医務室を利用できる、あるいは遠征時は医療班が同行する)

 食事も支給されるが、指定の場所以外での食事の援助はない。

(王城の場合は、城内で食べ放題)

 

 契約の仕方にもよるけれど、贅沢をしなければ、生活費は一切かからないと思って良い。

 

・王国兵士の種類

 契約期間や働き方によって、正規王国兵士、有期王国兵士、日勤王国兵士がある。また、十五歳以上の未成年者を対象とした見習い王国兵士が居る。

 王国兵士の契約に違約金はない。

 

○正規王国兵士(Emploi regulier soldat)

 終身雇用契約の兵士。

 

 基本的に兵舎で生活し、有事の際は、いつでも出動出来る体勢を整えておかなければならない。

 近隣の騎士団へ配属転換(転勤)する場合もある。

 

 正規王国兵士になる前に、有期王国兵士を経験することが多い。

(試用期間や信用調査の期間として。いきなりやるには、ちょっと過酷な仕事だよね…)

 有事の際に出動義務がある正規王国兵士は、いつでも退職できる試用期間制度はない。

 

 超過労働時間契約(拘束時間が長い)の為、給与は高め。役職も付きやすい。

(詳しくは、Sep:労働時間の規程と飲食店の営業時間「超過労働時間の例:「正規王国兵士」の労働時間」を参照)

 長期休暇制度あり。

 退職金制度あり。

 

 単純に王国兵士になりたい人や、地方からの出稼ぎが多い。城内で生活する分にはお金が必要ないので、給与の全額を仕送りする場合も。

 

○有期王国兵士(Emploi irregulier soldat)

 有期雇用契約の兵士。契約期間は一ヶ月単位で決める。

 契約は更新することが出来る。契約満了の二ヶ月から十日前に契約更新の申請を出し、受理された場合は契約が更新される。

(と言っても、最初から必要な期間、必要な人数を絞ってるので、契約が更新されることはあまりない。優秀な場合は、正規王国兵士にスカウトされることも)

 更新しない場合は退職となる。

 

 仕事は正規王国兵士に準じ、遠征等もあるが、拠点を異動することはない。(転勤はない)

 契約に応じて兵舎を使う場合がある。その場合は、有事の際の出動義務がある。

 

 役職に付きにくい。

 長期休暇制度はない。

 退職金制度はない。

 ただし、終身雇用契約に切り替えた際の退職金計算には、有期王国兵士として働いた期間も加算される。

 

 契約内容は傭兵とほとんど変わらない。平時だと傭兵の募集は少ない為、傭兵よりも雇われやすい。

 終身雇用契約を結ぶ前に、試用期間として、こちらの契約をする場合がある。

 年末年始など、需要が多い時期が決まっている為、季節労働の一種に数えられる。

 冒険者がなることもある。技術の習得の訓練目的だったり、衣食住付きの安定した場所で稼ぐ目的だったり、城内で働く要人と接触する為だったり、理由は様々。初心者冒険者よりも稼げるが、中ランク、高ランク冒険者より稼げないらしい。

 

○日勤王国兵士(Emploi journee soldat)>

 終身雇用契約の兵士。

 標準労働時間で働く王国兵士。標準より短時間のこともある。

 正規王国兵士が宿舎の外で生活する場合に、こちらの契約に変わる。

 

 一日当たりの拘束時間は正規王国兵士に比べて短く、日中(城門が開いている間)、人の出入りが多い時間だけ働く。

 兵舎を使うことは、あまりない。

 有事の際には出動命令がある。

 雇用場所(城や砦)の警備を担当することが多いが、遠征任務もある。

 

 労働時間の関係で、正規王国兵士に比べると給与は低め。

(というか、こっちが標準で一般的な労働時間)

 長期休暇制度あり。

 退職金制度あり。

 

 結婚した正規王国兵士が生活を充実させたい場合、老齢で退職した王国兵士が短時間労働で再雇用された場合等が当てはまる。

 

○見習い王国兵士(Apprenti soldat)

 見習い契約を結んだ王国兵士。

 十五歳以上の未成年が対象。

 所属は、各部隊の予備部隊となる。装備品も予備部隊専用のものを貸与、支給される。

 有事の際の出動義務はない。労働時間や働き方に関しては法に準ずる。

 主な仕事は守衛と訓練。短期間の遠征に参加することも。

 

・王都の王国兵士の仕事

 

 守衛、遠征、訓練。これを交代で行う。

 正規王国兵士は、地方の騎士団に派遣されることもある。

 有事の際は、戦争に赴く。

 

守衛>

 守衛の対象は、王城と王都の門。

 王都に出入りする人をチェックしてるのは、守備隊ではなく王国兵士。

 特定の場所(扉や通路など)で移動せずに警備している兵士は、槍と短剣を装備する。

 城内の一定区画を巡回警備している兵士は、剣または斧を装備する。

 城壁の上や高所を警備している兵士は、剣の他に弓も装備している。

遠征>

 遠征の範囲は、ジュワユーズ地方全域。

 遠征には一ヶ月以上かかることも珍しくない。

 目的は、訓練、亜精霊討伐、盗賊討伐等、さまざま。

訓練>

 剣術、槍術、体術、弓術、馬術、基礎体力作りに、集団での動きの訓練等々。

 王国兵士としての教養や、ラングリオンの歴史を学ぶ場合もある。


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