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エリンジウム  作者: 透水
7/7

後日談

この話で完結となります。

その後アズは精神的に安定し、退院することとなった。

フジさんに記憶を消してもらうために想いを強くしたら、それが逆効果で、好きという気持ちが止まらなくなってしまい学校に行ってしまったらしい。

告白未遂とも言える学校に。

俺が忘れていたのは、その時のあまりの衝撃で記憶に蓋がされたらしい。その蓋が開いたのはやはり、アズのことが好きだったからだと思う。

アズは翌夕にまた来たフジさんに、依頼を取り消してもらったそうだ。

あの人は子供からは金は取らない主義だそうで、ボランティアとしてやっていたからあっさり承諾したらしい。

俺はというと、アズを病院に送った後、またあの花の花言葉を調べた。

改めて、あの時は失敗したと思った。

花言葉は「秘密の愛」「秘めた想い」

そして「傷ついた恋心」

まだ他の地域では咲いてはいるが、この学校は咲き始めが早かった。

生垣のその花はもう咲いてはいなかった。

もう八月が終わってしまいますね。

僕が通う高校は本日から始業式が始まるということで、これからの二学期が憂鬱です。なぜ今年はこんなにも夏休みが短かったのか!僕に力と度胸と徳があれば教育委員会に掛け合って長くしたいところですが、あいにく僕はそんなもの持っていませんでした…。

そんなこんなで「エリンジウム」、読了ありがとうございます。

また時間を割いて、今度は今回よりも面白いものができるように頑張りたいと思います。

では、次回作で。

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