46話 僕らは.......
もう5月ですね、五月病はやっぱり5月から始まるでしょうか?。
ふと、そんな事が気になった作者です。
「.......」
陸の話を聞いてから、誰も一言も発する事は無かった。
食堂には、料理の匂いと皆の息遣いだけが無駄に感じ取れた。
陸は手紙を袋収納にしまい、今も考え頭を悩ませる皆を余所に陸は語り掛ける。
「.....召喚の日、僕が先導した結果が今皆を苦しませてる、それは後々になって、本当に辛い日々が続いた。訓練だって痛い思いして我慢して、仲間同士で剣や魔法も向けあった。それも全部僕が導いた結果で、だから僕を責めても良い、恨んでくれても良い。それを僕は甘んじて受け入れるつもりだ」
「それは違うよ!、舞達は自分の意思でりっくんに着いて行ったんだよ」
「そうね。私も咲も自分の意思で、陸に賛同したわ。だから、今更陸を責めるなんてないわ、忍はどうかは知らないけど....」
「おいおい、まてまて。それじゃ俺スゲー嫌な奴だろ?!。陸!、俺も自分の意思でノったからな?、信じてくれよ?、なぁ?」
陸の言葉を否定するように、舞花と葵は自分達の意思だと主張するが。
葵の忍イジりを此処でかましたことで、忍は必死に陸に弁明する。
こんな雰囲気でも葵らしいな、その度に巻き込まれる忍もだけど。
三人の言葉とやり取りが、気が張っていた陸の肩をほぐす。
すると、辛気臭かった表情は緩み微笑していた。
「分かってるよ、忍がそんな奴じゃないって事は。葵も大概にしないとな、忍が可哀想だろう?」
必死な忍に大丈夫だと送り、前にも言った気がするけど葵にも程ほどにと言っておく。
忍も信じて貰って嬉しいのか笑顔を浮かべ、親指を立てサムズアップする。
「忍なら平気よ、タフだから」
何処から出てくる自信なのか、陸は不思議に思う。
舞花もそれに賛同してるのか頷いていた、忍は二人にツッコンでいたが軽くあしらわれていた。
陸は取り敢えず三人の事を置いておいて、話を続ける事にした。
「...ゴホン、ええっと。用は何を言いたいかと言うと、真樹は生きてる!。だから、もう挫けたり後悔したりするのは辞めよう。こんな言葉じゃ納得出来ないのは分かってる、でも、もう一度だけ僕に騙されて欲しい!」
咳をし間を整えてから、陸は長ったらしい言葉は止め。
直情的に語り掛ける、今自分が伝えたい言葉と共に。
"真樹は生きてる"ヒサが自分の命を使って、書き記された予言。
真樹が生きてる確証が決まった訳じゃないが、最初の暗かった皆の表情は、少しばかり透き通った気がした。
...............
...........
.....
今食堂には、舞花と陸以外の二人しか居なかった。
あれから、陸の伝えたかった大事な話しは終わり。
最初に葵と忍は用事があるからと食堂から退出すると、他のクラスメイトがぞろぞろと時間を置きながら同じように退出していった。
その何人かは、陸に対して謝罪していった。
自分達の失言もとい配慮に掛ける発言についてと、陸本人の気持ちを蔑ろにした事だった。
それに関して陸は、自分にも非があったと逆に謝罪して少し会話を交えて終えた後で。
今は舞花との二人で食事を楽しんでいた。
「でも、驚いたなぁー。りっくんがあんな話しするなんて、サラっち時も何か隠してるなって思ってたけど、隠してたのってアレだったの?」
「そっか、舞花にはバレてたのか上手く隠せた気がしたんだけどね...」
サラの私室でのお茶会で、陸は上手く隠せていた気がしたが。
舞花には隠し事が出来ないなと思い苦笑する。
「だって、昔からりっくんの事は視てきたからね、色々と癖を知ってるだよー。例えば嘘つく時なんて.....、いや、やっぱ何でもないや」
「ちょ、そこまで言ったら話してよ。いやだな~これからは舞花には嘘が言えなくなるな」
言おうとして舞花は止める、この事は自分の中だけの秘密とする為に。
陸も自分が知らない癖を知られている事に、口ではあぁは言うが、その表情は優しかった。
「ふふん、もうりっくんに隠し事は出来ないね?。....だから、こんな大事な事を舞にだけは隠して欲しくないかな?」
胸を張ってドヤ顔をする舞花だったが、少しの間を置いて寂しそうな表情を浮かべた。
舞花にとって、真樹が生きてる話を聞いて驚いて驚愕したのは確かだった。
それが本当なら自分達がした事について本人に謝れるから、彼の性格を考えれば許して貰えないと思うが、それでも会って謝りたかった。
誰も姿を視た訳じゃないけど、手紙に書かれた占いで決まった訳でもないのに。
陸の話しぶりを聞いてて、そんな確証は無いのに陸は"生きてる"といった話し方だった。
占いでは無く予言とも言う程に、何処に陸は信じる要素があったのだろうか?。
陸には会った人物でも、舞達からすれば面識も無く素性も知らない人物。
どんな人柄なのかも知らない、神巫女なんてもっと知らない情報が一気に脳に押し寄せてきた。
死んだと思った人が実は生きていて、今も何処かに居る。
三種の存在なんて、もっと訳が分からなかった。
だけど、その中で舞花にとって。
信じられないなかったのが、陸が舞花に話してくれなかった事だった。
全部が全部を話して欲しいって訳じゃない、それは本人も思っていた。
舞花も陸に全部を全部話す事なんて無いけど、それでも話しって欲しかった。
自分勝手な都合だけど、舞花は言わずにはいられなかった。
「ごめんね、りっくんにも話したくない事だってあるのに。舞の勝手な我が儘言ってごめんね、今のは忘れて良いから....本当に....」
舞花は自分の口から出た言葉と、自分の考えに気付き『舞のバカ』と自分の内側で叱咤していた。
「.....本当なら、何時は言わないと考えてたけど。多分...自分でも知らない内に、その"何時か"は無かったと思うんだ」
「じゃ、何で皆を集めてでも話してくれたの?」
舞花は聞く、陸が何故話してくれようとしてくれたのかを。
「舞花が居たから。...王墓でアイに言われたけど僕達は真樹の死を見て見ぬ振りして、そこに居るのに居ない者として、逃げた。その言葉は、どんなに鋭い剣より刺されるより鋭く刺さった。だから、舞花が廊下で今にも崩れそうに見えて時、僕は本当に自分が愚か過ぎて呆れたんだ。勝手に舞花達なら大丈夫、何も心配はいらないって思ってたから。けど、本当は違った、舞花達は今も崖から飛び降りそうな程に脆いだと。そう分かった途端に、頭で考えるより体が先に動いてたんだ」
長々と語った陸は、自分を突き動かして現状を知らせてくれた舞花に感謝していた。
あの時、舞花のあんな状態を見なかったら、陸は自分の胸にだけに全てをしまって何もする事は無かった。
そのまま、ずるずると行っていたら必ず何処かで綻びが生じて瓦解してた筈だった。
「.....」
陸の行動が全部、舞花の為だったと聞いた舞花は、自然と目が潤んできたと同時に体が熱くなってきていた。
舞花は自分の顔を見せまいと下に俯き、暫し無言になっていた。
あれ?、舞どうしたんだろう??。
分かんないけど、りっくんの顔をまともに見れないよ....。
長年一緒にいた二人で幼馴染みだった舞花は、陸の事を男の子と見れなく、今までは兄のようで弟ように見えていた。
なのに、今は胸が早鐘の如く激しく高鳴り、急激に体温が上がり熱くなっていた。
「舞花?、急にどうしたの?」
舞花の様子が変だと感じた陸は声を掛けると、舞花は下に俯いた状態で両手を前に出し慌ただしく反応する。
「だ、大丈夫だよ!。ちょ、ちょっと急に暑く成っただけだから!」
「う、うん?。舞花がそう言うならいいけど、ほら、水でも飲んで?」
水が入ったコップを舞花に差し出すと、舞花は受け取るやいやに一気に飲み干した。
「ぷはぁ~....、ありがとうねりっくん。もう、大丈夫だから....」
俯いていた顔を上げ大丈夫と言う舞花の表情は、赤みが帯びており熱が有るじゃないかと陸は疑う。
「本当に?本当に?大丈夫なの?、顔が赤いし熱有るじゃない?.......うわっ、熱っ今日はもう寝た方が良いよ」
舞花のおでこに手を当て熱を測った陸は、自分が思う以上の熱に驚いた。
それもその筈、陸の行動によって舞花の体温を上げる要因と成った。
りっくんのて、手が.....。
自分のおでこに陸の手が触れてる事に気付くと、さっきと同じ感覚以上のものがあった。
「そ、そ、そうだね。もう舞は寝るよ.....おやすみなさいりっくん!!」
席から立った舞花は脱兎の如く、素早く食堂から出ていってしまった。
それでも、言う事だけは言ってく事に舞花らしいなと感じ。
声を掛ける間もなく、真っ赤な舞花の顔と後ろ姿だけが印象に残った。
「おやすみ舞花.....」
いない本人に向け呟き、二つの料理を片付けると陸も食堂を後にした。
食堂を後にした陸は、自分も部屋に帰ろと廊下を歩いてる途中。
訓練場に行く時にも何回か見た中庭を目にし、呆然と立ち止まり一つの木に魅力された。
色とりどりな花よりも、真ん中に立つ小さな一本の木の方が鮮やかな紫色の葉をしていた。
陸の最後に見た記憶の中には、今見てるのより色が薄かった筈だった。
陸は木の幹に手を触れ、スキル『植物知識』を使い鮮やかな紫木の情報を知ろうとする。
〈対象が拒絶しました〉
が、紫木から拒絶され情報が出る事は無かった。
「孤独な木...誰も名前を知らない。今日こそ、知れると思ったんだけどな?」
元からこうなる事を分かっていたのか、陸はそれほど気にはしなかった。
上手くいけば御の字であり、『植物知識』のlevelが低くヘルズ国に戻るまでに、道なり生えていた植物を調べlevelはⅢとなっていた。
用が済んだ陸は、鮮やかな紫葉を眺め帰路に着こうと背を見せた所。
後ろから光が照らされてるのを感じ、もう一度振り向くと紫葉は一際輝き出していた。
眩しいほど光量なのに、それほど眩しく感じられ無かった。
数秒或いは数分見詰めていたのか、気付けば周りを何処から現れた霧によって囲まれていた。
ガサガサと紫葉が鳴り、音の出所を探せば木の天辺付近に緑色の実が実っていた。
それは徐々に大きくなり、バスケットボール程の大きさと成っていた。
それと反対に木は細く枯れていく。
何だ?!、いきなり何が起こってる??。
陸は知らない、木の呼ばれ方を知っていても。
孤独な木に起きる現象を、それを知ってる勇者は数えても二人しか居なかった。
いつぞやのメイド長であったアテラから教えられた二人、葵と真樹の二人か知らない事を。
今現在、孤独な木に起こってる現象は孤独な木が小さいが、それが大きさは変わらずに大樹となり。
自分以外の者達に気づいて欲しく輝き、自分という存在を周りに知らせていた。
それは僅かな時間しか光らず、その後は霧と思われていたのは紫葉が出した水蒸気であった。
自分の中の水分以外を実に運び、本体から水が出る為に細枝のように萎れ枯れていく。
目の前の光景を見ていた陸は、さっきまでハッキリしていた意識が遠くなるような感覚に陥る。
瞼は重く、立つのがしんどい程に膝を地面に付け、重力に従うように前に体が倒れ。
抵抗する気力も無くなり、目を閉じてしまった。
それを見張らようなタイミングで、緑実が地面に落ち地中の中に根を張り出す。
.......
....
..
その日、陸は夢を見る。
あの後、自分が意識を失った事を分かっていた。
じゃ、何故夢だと分かるの?。
それは、自分の目の前に立つ裸の男の存在がいるからである。
風貌は肌が褐色であり、身体には胸に刃による大きな傷痕と、右腕は肘から下は無く断面は黒く塗り潰された絵にも感じた。
髪は黒よりも黒く、光を通さないじゃないかと見間違う程の黒色。
瞳孔が縦に割れた獣ような黒の双眸、それだけなら全体黒一色であるのだが。
夢だと思える容認は、その男の顔であった。
最後に会ったのは、ーーーと風呂に一緒に入った時であった。
その次の日は自分と先生は、王の任務で城を空けていた。
それが最後の接点であった、だから目の前の男が自分が知ってる人物の風貌と違う事に困惑する。
.........真樹。
口に出したつもりであったが声は出ず、真樹に似た男も陸に気付いた様子も無かった。
男の視点は常に、どんよりした雲に覆われた天に向かっていた。
何かを待ってるような出で立ち、男に取ってよっぽど大事なのか動く気配は無かった。
その男に近づくもう一つの存在、そちらも男であった、此方も黒い骨が集まって出来た服のような格好。
鎌が似合いそうな風貌、当て嵌まるのなら死神であった。
死神は男に何か語り掛けるが、男は寸とも動く事も声を出す事は無かった。
それでも死神は語り掛ける、必死に何かを伝えようと。
男は一瞬だけ顔を動かし、獣黒の片眼だけ死神を捉えるが、それは本当に一瞬であった。
縦に割れた獣の黒瞳、その瞳は何を捉え何を視てるのか一切知る事はなかった。
夢だと分かって居るのに、陸は男に対して声を掛け続ける。
真樹、真樹。真樹、真樹。真樹、真樹。
それは呪いの言葉のように、ひたすら真樹に似た男に呼び掛けた。
そうしなければ、目の前の男が誰なのか分からなくなりそうだった。
何故だがかは分からない、唯、そうしないといけないと訴えるのだから。
手を伸ばせば触れられるのに、後少しだけ距離が足りず空を掻く。
指先一つ分程の距離、腕を背一杯伸ばしてるのにそれでも触れる事が出来ない夢なのに。
自分と男の間に、触れ合う事が出来ない壁が有るように。
何時までやったのだろうか、どれだけの時間が経ったのだろうか。
ふと陸は心の内で呟いた、夢だと分かる世界で正確な時間など測れず、疲れる事を知らない世界で。
真樹に似た男に触れようとして、触れてどうするのかと考えもしたが。
そんなものは一瞬の内に消えた、触れてたから考えれば良いんだと。
夢の時間は終わる。
夢の世界が揺れだす、最初は緩やかにそして徐々に強くと。
揺れが強まり立っている陸の地面が地割れを起こし、陸の真下に穴を作る深く暗い穴が。
陸は当然穴に足から落ちていく、落ちていく中で男の身体に指先が触れた気がした。
何も反応が無かった男が、雄一反応した瞬間であった。
陸は男の表情を見て、満足げに穴に落ちていった。
上に見える男の姿を見ながら、最後まで忘れないように見続け男の口が動くの確かに視た。
.......
....
..
「りっくん!、りっくん!。こんな所で寝てないで起きて~!」
ベットから起きた舞花は、朝食を食べに食堂に向かう途中。
枯れた木の近くで葉に埋もれた陸を見付けていた、最初は驚いたが直ぐに駆け寄り陸を起こしに掛かっていた。
体を揺すりながら、陸の名前を呼びながら起きるまで揺すり続けた。
「うわっっっっっっっ!!」
パッと目を開き、両手を地面に付け力強く押した反動で起き上がり。
背中に溜めていた枯れ葉がバサッと地面に散らばる、ドサッと揺すっていた舞花も尻餅付き驚く。
「うわっっっっっっは、此方の台詞だよりっくん!」
「うん?、舞花?。えっ、何で舞花が居るの?」
横から聞こえてきた声に振り向くと、地面に座ってる舞花の姿見えた。
「ひどい~!、せっかくこんな所で寝てたりっくんを起こして上げたのに。そんな、言い方しなくっても良いじゃん!。ふん!、りっくんなんか知らない!、風邪なんか引いても知らないだからね!」
何故か怒りだした舞花に、意味が分からずにいた。
陸は状況が飲み込めず辺りを見渡し、一旦状況を整理し出す。
怒ってる舞花、辺り一面に濁った枯れた紫葉、萎れた木その近くに小さな苗が一つ、上を見上げれば明るく太陽が昇ってる事を知る。
それから昨日何があったのかを、自分に照らし合わせ確認する。
孤独な木を見てから霧が出てきて、木が枯れて.....そうだ!、急に意識が無くなったんだ!!。
昨日の夜に自分に何が起きたのかを整理出来たのか、それから今に来た事を察した。
「.....まい...か?、あれ?何処行った?!」
起こしてくれた舞花に謝りと感謝を伝えようと、横にいた筈の舞花をさがすが其処には居なかった。
気付けば廊下をドカドカ歩く舞花の姿を見つけ、陸は後を追い掛ける....結局話を聞いてもらえず、今度美味しい物で許してくれると一時的に許しを頂いた。
「それで、何であんな所で寝てたの?」
「寝て訳じゃないだけどね、まぁ、話すと長くなるけど簡単に言うと....」
陸は昨日の出来事を省略し簡潔に述べる。
「ふーん~、意識を失ったね.....。でも、何であんなに驚いたの?、悪夢?」
一応話しは信じて貰えたのか、ジト目だが陸は気にせずにいた。
「なんか、夢だと分かる夢にいたんだけど.......どんな内容だったか忘れたみたい?」
「あーあるあるだね。いざ話そうとすると、起きた直前まで覚えてるのに、少ししたら忘れてる奴」
「う~ん~、忘れられない内容だった気がするだけどな?、なんだったか?」
腕を組み目を瞑ってまで、夢の思い出そうと思案する。
絶対に忘れちゃいけない内容だったのに、必死に思い出そうと頑張る。
「おはよう二人とも。朝から変な顔をしてどうしたの陸?、凄いバカ面してるわよ?」
聞こえた声に反応し目を開け、声の主を見て挨拶を交わす。
「葵か、おはよう。少し考えごとしてただけだよ」
「そう、まぁ良いわ。それよりも、舞花は平気そうね」
そう言って、気兼ねなく舞花の隣に座る葵。
「おはよう。葵、昨日はありがとうね」
「どういたしまして....」
昨日?。
「昨日何かあったの?」
「「乙女の秘密よ(かな?)」」
息があったかのように声が揃う二人、どうやら二人だけの秘密みたいだ。
「おい、谷風」
「谷風君....」
後ろから声がし振り向く、そこに立っていたのはクラスの皆であった。
男子と女子で別れて、男子の代表が山田で、女子が立花だった。
其々が声を掛け、二人から代表として話を聞く。
どうやら昨日、食堂から出てから皆自室に帰ってから僕の話しを聞いてから、皆一晩寝ずに考え答えを出したらしく。
確かに皆の目を見ると隈が出来ていた、本当に寝ずに考えらしい。
だから、考え出した答えを聞いて欲しいそうだ。
「僕達も、逃げ続ける事は止めて。無駄にした半年間分、もう一度頑張る事にした」
「わた...私達も同じ....谷風君に騙されるみたいに....それで....もう一度頑張ろうと」
話して良かった、どんな結果でも皆前に進もうと頑張りだした。
良かった.....本当に良かった。
僕らは.....この日から僕達の道を進みだした。
日に日に読んでくださる方々が増えて、私としては嬉しく有ります!。
もうすぐで五万Pv達成出来そうな予感ですね、達成できたらどうしよう?。
発狂するぐらいのテンションになりそう(*´ω`*)




