0話 始まり
初めて投稿作品で至らぬ所がありますが
長い目で見て頂くとありがたいです
誤字とかあったらすみませんm(__)m
※0話 始まりを、フルで修正しました。
初めて指摘で悪い所を治しましたので、1話とか2話にも可笑しな事が起きてるかも知れませんが。
それも修正しますので、話しが通じるようにしますので御心配は有りません。
空を見上げれば何処までも続く晴天、雲一つ無く程よい暖かさ。
視線の先には色とりどりの花、地平線までも続く美しい光景。
花の真ん中で遊ぶ小さいな子供と、黒い骨が集まって出来た服装は死神のような風貌をした男の人がいる。
男の人が花を使って花冠を作り、子供の頭に乗っけて笑いあう仲の良い親子のように感じる。
親子はそのまま手を繋いで奥に消えていってしまう....。
遠くから響く音により、その場所から遠退いていく......。
ピッピピピピピピピピピピピ!。
「うっ~ん」
ベットから手を出して、音の発信源に伸ばし止める。
毛布から頭を出して時間を確認し、起きる時間だと分かると。
部屋から出て洗面所に向かい、冷たい水で顔を洗い寝惚けている意識を現実に、引き戻しハッキリとさせる。
また、あの夢か......。
いつも遠くから見える親子?、のやり取りを見るだけの夢....。
見てるだけなのに心が安らぐ感じがして、寝る時の楽しみにしている....ここ最近は。
歯を磨きながら夢を見始めた日を、思い出して頬を緩ませていた。
一週間前から必ず毎日見てしまう夢、子供と黒い男が花で遊ぶそんな夢を。
時間を確認して夢を頭の隅に追いやり、制服に着替えてリビングに向かう。
台所で朝食の準備しながら、テレビをつけてニュース番組を見ながら作業する。
「まーくん、おはよう~」
「おはよう母さん、今日は早いね?」
リビングに入ってきて、朝の挨拶をする母さんに同じく挨拶を交わした。
本名は"古里瞳"ごく普通の主婦で、仕事は小説家それも結構売れてるらしい。
本屋に行けば母さんが書いた本が並んでる、ジャンルはファンタジーって言ってたかな?...。
タイトルはなんだったかは、忘れてしまったが学校でもたまに話に出てくる。
黒髪のセミロング容姿は結婚や子育てをしてなければ、モテると思うそんぐらい美人で、自慢の母っていつも考えてしまう...。
言い換えれば母さんを知らなければ、理想のタイプと言っても過言じゃない。
決してマザコンではない。
"真樹"自慢の母さんと死んだ父さんが、名付けた名前で母と父の愛情を感じてます.....。
一人で俺を育てくれたから母だから、その分俺も尊敬と愛情を返してる。
父さんは俺が2歳の時の亡くったらしい...、話していたくれた時に悲しそうな表情していたの覚えてる。
「う~ん、今書いてる奴が終わったからね。それで暫くは休みになるから、久しぶりに私の可愛いまーくんと。朝食を食べようかなって?」
「ふーん。今、朝食の準備してるから座って待っててよ母さん。それと、コーヒー飲む?」
「甘めでお願いね♪」
息子と一緒に食べれるのが嬉しのかご機嫌で、椅子に座りながらニュース番組を見てた。
先に母さんの為に甘めのコーヒーを出してから、テーブルに朝食を並べていく。
トースタした食パンと、ベーコンと一緒に焼いた目玉焼き、インスタのコーンスープを二人分だ。
「母さん、出来たから食べよう」
「はーい~」
ニュース番組から目を離して、テーブルに並べられた朝食を見て目をキラキラしていた。
「「いただきます」」
トーストしたパンにバターを塗って、その上にベーコン目玉焼きを乗っけてパクっと一口頬張る。
ベーコンのカリッとする感触に、塩コショウで味付けした目玉焼きと相性が良い。
食パンも上手く焼けたおかげか、パリッふわふわとバターの染みた生地が上手い!。
母さんも同じなのか、気付けば完食して甘めのコーヒーで食休めしてる。
早食いは身体に悪いだけとな~。
「はぁー、美味しかった~。何時でもお婿さんに行けるね!」
「もっと咬んで食べないと太るよ?、それにお婿に行ったら母さんのご飯は誰が作るの?」
「女の子に、太るとか言っちゃだよだよ?。ご飯なら心配はいらないよ、真樹がお婿に行っても着いて行くから!」
胸を張りながらドヤ顔をする母さんに、真樹は真顔をで引いてしまう。
冗談を言ってる雰囲気もなく、ふふんっと鼻息を荒くする瞳。
我が母ながら、自信満々で言う所は凄いけど....。
自分で作る努力はしないのか、最後まで面倒見させる気ですか?。
母さんに呆れてしまい、テレビの時計で行く時間だと分かり。
「あっ、うん。じゃ、そろそろ学校に行ってきます...」
母さんに声をかけて、鞄を持ってリビングから出ていく。
玄関で靴を履いてから、ドアに手をつけて開けていく。
リビングから出てきた母さんに呼び止められて、真樹は足を止めて振り替える。
「真樹、行ってらしゃい!」
「行ってきます!」
笑顔で息子を見送り、真樹も家から飛び出していく。
学校に行く道をのんびり歩いて向かっていき、道に咲いてる花や色んな音を聞き見ながら。
少しずつ変わっている景色、いつも通りで平和な1日だと思いながら歩いていく。
「おはよう、マサキ君!」
「おはよう八重さん朝から元気だね」
朝から元気良く挨拶する少女に、普通に返して歩きだすと。
少し小走りして横に並んで歩き出した。
"八重咲音"学校で美少女一位という栄光を手にして、美少女の名誉を獲得した。
頭脳は学年で二番と来てるが、運動はそんなに得意じゃないらしい。
そんな認識が真樹にあり、高みの人物だと思ってる。
そんな人物が自分に話し掛ける事に、いつも違和感よりも背筋が痒くなる。
「マサキ君~、どうして"名字"で呼ぶかな?。咲音って呼び捨てで、呼んで欲しいな~...チラチラ」
「どうしてって、言われてもね?。そこまで親しくないでしょう?」
いや本当に親しくはないはず?、挨拶して知り合いみたいな感じだしね。
後なにそのチラって見てくるの?、どうして欲しいわけ。
「なっ...、ショックだな~結構前から喋ってるのに。自分だけ勘違いしてたのかな、いやもっと積極的行くしかないよね!」
何か一人で熱くなっては自己解決する八重さん置いて、一人で先に行っても良いかな。
これ以上は学校に遅刻するから?、声だけかけて行くかな?。
「八重さん、遅刻しちゃうから先に行きますね?」
「家に呼んで、料理とか食べさせて....。流石に家は不味いかな?、それなら遊びに誘うとか.....?」
うん、聞こえてないな置いて行こう....。
並んで歩いてはいるけど、八重さんの歩く速度は遅くなっていき、俺と差が開き始めた。
そのまま歩く速さを上げた真樹は、八重を置き去りにして一人で学校に向かって行った。
後ろでまだ独り言ように、自問自答してる美少女は少ししてから
置き去りに去れた事を気づき走り出した。
そうして教室に着いた、クラスには一人を覗いてほぼ全員いた普段教室にはいない不良すらいた。
廊下から走る足音が近付くとガラッと教室のドアを開けて、息を荒くして入ってくる美少女。
「...はぁ...っはぁはぁ....まさか本当に..置いてかれると思っていなかった...」
本当に置いて行かれるとは、思って無かったらしくポロっと呟いていた。
運動が得意じゃない八重さんは、額に汗をかいており頬は紅潮しており、そこに息が荒いとあり何処となく色香が漂っていた。
入ってきた美少女に気づき、周りに人が集まっていく。
「さく、おはよ。結構ギリギリだったけど、何かあった?」
「私の可愛い、咲音ちゃん~おはよう。今日も一段と、可愛いねぇー!」
「舞花、抱きつくの辞めな嫌がってるだろ?」
「おはよう、あ~ちゃん。少し寝坊しただけで、何もないよ?。後まいちゃん、気持ちは嬉しいけど熱いから離れてくれる?」
始めに声をかけた女性が"宮田葵"、八重さんの一番の親友らしく。
気遣いや男にも勝る度量に、学校の女子達にモテる。
本人は同性に好かれる事に気苦労しているらしく、良く八重さんに相談していた。
容姿は出るとこは出て、引っ込む所は引っ込んでる容姿モデルやってますと言われても不思議じゃなかった。
髪は少し長めのボブ、ちなみに彼女が学年一位で頭が良い。
抱きついてた女子が"佐藤舞花"、これも八重さんの親友で。
誰に構わず陽気な感じで接する所が好かれいて、誰かに嫌われてるって話は聞いたことはない。
これもまた...少し幼児体型で、髪はポニーテールが似合ってる。
その笑顔は純真無垢であり、一部の人達に人気で...後本人の前で幼児体型の事を言うと危険らしい。
最後に声をかけた男子が"谷風陸"、これもまたイケメンで女子にモテる。
一部の男子からは滅びれば良いって、影で言われてるが完全には嫌われてない。
良く皆を引っ張ってるリーダー的な位置いて、学級委員とか自分からやる可笑しな人物。
やはり美男美女は自然と塊のだろうか、教室の一部が眩しい。
真樹の記憶には、そんな感じで三人の事が入っていた。
机の上で腕枕しながら寝た振りして腕の隙間から覗きながら、クラスの会話に耳を傾け向けながら話し聞いていく。
「陸君も、おはよう」
「咲音も、おはよう。朝から元気だな」
「来る途中に、マサキ君に置いてかれて。追い付くのに走ってきたから、少し疲れちゃた..」
なんで言った後にこっち見た?。
ほら他の奴等も、こっち見てるの分かるから。
女子は楽しげひそひそ話しながら奇怪目で見てるだよね?、男子は言うまでも無く、睨んでるな.......。
学校で絡んで来て欲しくない、話すら出さないで欲しいです。
ほんと寝た振りが辛く感じてしまう。
....ガラッガラガラ....
教室のドアが開き、開いた人を見てクラスの皆が座り出した。
自分達のクラスの担任が来たからだ。
「おーし、お前ら席に着けよ。ホームルーム始めるぞ」
"望月粋"は危険な人物だ、高校男子ならどうしても注目してしまう程に、胸が異常に大きく一言で全てを表すならエロい。
こうして寝た振りをしないと、悪どい凶器を見てしまう....。
クラスの男子すら、真っ直ぐに先生の方は見てない。
何かしらで違う事に興味を向かせているからだ、正直に言うなら死ぬ程見たいが男子一同の意見であるが。
見たら最後、クラスの女子からゴミを視るような視線がプレゼントされてしまう。
それだけに男子の目線は、先生を見ずに如何様に回避するかを学校がある毎朝苦労している。
「って、特に言う事は無いからな~どうしよか?」
「いや俺らに聞かれても、どうしようも出来ないです?」
「はい、スイちゃん!」
「おっ、どうした舞花?」
何を言うだろう佐藤さん?。
「どうしたらスイちゃんみたいに、大きくなれますか?。特に胸、胸です?!」
二回言ったな大事な事だから、更にクラスのざわつきが増しった気がする?。
もし、佐藤さんが男なら先程の発言でクラスの勇者になっている。
「はぁ~、またか~。葵に後で説教されてろ...」
先生の呆れた声が聞こえる、今ヒッって小さな悲鳴が聞こえた気がする?。
「バカには付き合ってられん...、古里は寝てるのか?。誰でも良いから、古里が起きたら私の所に来いって言っておいてくれ」
「えっ、起こさないですか?」
誰が言ったかは分からないが、変な事を言うなよ。
そもそも、なんで俺だけ呼ばれるだろう。
何かやったかな?、寝てるのがいけなかったかな?。
「寝た振りする奴を、起こす意味が分からん」
寝た振りがバレるのって非常に恥ずかしいかった、これ以上の意味の無い寝た振りを辞める事にした。
「気付いてるなら、言わなくっても良いじゃないですか?」
「まぁ、取り敢えず古里は後で私の所に来い」
「分かりました....」
「じゃ、これで終わりするから。一時間目の授業準備しろよ、お前ら~」
「「「はーい(はい うっす パンツ)」」」
皆返事バラバラだな、何か一人だけ違うこと言ってるけど。
いるよね一人くらい独自の馬鹿みたいな事を言う奴、ウケを狙ったのか分からないけど冷静に振り替えるとツマらない。
一時間目の授業が始まる前に、先生の所に行かないといけないダルいなぁー。
先生が教室から出ようとした時に、事件は起きた教室の中央に変な紋様が現れ。
魔方陣って分かる幾何学模様が、教室の床に浮かび上がり。
クラスの連中は突然の事に驚きパニックなるが、そんな事は気にしないと魔方陣が一気に膨れてから光が溢れだして割れた。
眩しい光がクラスを覆いこんで、目を開けたら見た事がない場所にいた。
暗いしジメジメしてて臭い、教室じゃないの場所だと分かったが頭の整理が追い付かない。
異世界物の話なら一人ぐらい、冷静な奴がいるけど生憎誰も冷静には慣れなかった...。
ギィギィ...ギィ....ズザッッッ。
重いものを開く音かした、皆して音の鳴る方を凝視する。
一番先頭にいた変な格好したオッサンが歩き、後ろに騎士みたいな格好した人達も並んで歩いてくる。
事前に持ってきた椅子に座ったオッサンが、此方を見ながら口を開く。
よくよく見れば変な格好したオッサンは、何処かの王様だったぽい。
でも、実際王様の格好って変だと自分は思っていたりする。
だって現実に見たことがないから、最近じゃビシッと決めたスーツの王族のニュースしか見たことがない。
「突然の事に驚いてると思うが、勇者様方のお力を借りたく。我が国、ヘルズ国に召喚させて貰いました。勇者様方のお力で救っては頂けませんか....」
いきなりの言い分に、クラス皆が唖然としてオッサン達の方を見てしまう。
自分は座ってるのに、此方は何処か分からない場所で、んな事を言われても「はぁ」しか出ない。
母さん、当分は家に帰れ無さそうです.....。
家に居るだろう母さんに向けて、理解出来ない現状から逃避する事に決めた。
最後まで読んで頂きありがとうございます
ここが良かったとかこの辺はダメだなって所がありましたら
コメント頂けると嬉しいです
それを経験にして今後も良い作品を作っていきたいですm(__)m
#更新日は基本的日曜の23時になります
深夜に投稿しますが速く出来たらその時に投稿させて頂きます!