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親愛なる君へ  作者: 真翔
3/4

過去とキミとの出会い

中学校。

中学生になれば何か変わると思った。

何も変わらなかった。

もう涙も出なくなっていた。

こんなことで無駄に流すなんて勿体無い。

そう思った。

卑屈になった僕。

2年までは同級生にまで敬語。

常に一人。


3年になって、

馬鹿みたいに開き直った。

もういっそ笑っていようと。

そうしたら、常にへらへらしててきもい、って。

泣いててもきもい。笑っててもきもい。

いや、どうしろっていうんだよw


面倒だから細かくは説明しない。

そんで、中学卒業。


高校は知らない人ばっかりで

小中のことを知っている人は少ない。

だから、笑って過ごして。


君と出会った。

本当は出会ってはいけない君と。

神様はとことん意地悪だ。

そんなこと知らない僕と君は

すぐに仲良くなった。

喧嘩もした。

意見が合わないことのほうが多かった。

でも、楽しかった。

馬鹿なことして。

何が面白いのか分からない事で

笑いあって。

一緒に居る時間が凄い好きだった。


・・・でも。

いつだったかは覚えてない。

僕が告白されて。

断わった。

そしたら、そいつは・・・

僕の大切な人々を傷つけ始めた。

見るに耐えなかった。

そうすると、頭の中で声が木霊する。


『お前が悪い』


凄く怖くなった。

そこから、君まで疑うようになった。

・・・違う。

僕は君まで恐れるようになった。

そして、裏切った。


ただ、それだけ――




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