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親愛なる君へ  作者: 真翔
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過去

保育園に居たときの僕は

元気があって喧しい奴。

遊ぶとしょっちゅう傷だらけで帰ってくる。

兎に角明るくて馬鹿だった。

そのときはまだそれで良かった。


小学校。

入学わずか2ヶ月で転校。

転校先で児童保育所に入る。

・・・ここから僕の性格が歪む。


単純にいうといじめ。

喧しい癖に泣き虫で弱かったから

格好の標的となった。

児童保育所でいじめられると

段々とそれが広まり次にクラスで。

小学生は対したことはない。

悪口。菌扱い。僕の席だけ運ばれない。

人に話しかけると何故か悪者扱い。

それでも小学生の僕には辛かった。


でも、何より嫌だったのは、

先生の目と親のあきれた顔。

どうせ、お前が悪い。そんな目。

児童保育所の指導員にも

同じ目をする奴がいた。


・・・4年は耐えた。

でも、4年が限界だった。

4年生になって児童保育所をやめた。


その時の僕は考えた。

親や先生の言う通り僕が悪い。

でも、生きなくちゃって。


そうこうして小学校卒業。

中学生になる――



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