初めての依頼の始まり
最近ちょっとした事情からPCに触れなくなってきてます。
家に帰れてないからなんですが……
ネットカフェやらから寝るついでに更新になってます。
短いですがご了承ください。
その内普通に書けるようになります。
2人が(というよりは義明が)選んだ依頼は近辺に生息するラインダックという大型で肉食の亀の狩猟、中級の中でも下に位置するものだった。
義明がこの依頼を選んだ理由は張ってある依頼の中でこの依頼がもっとも簡単なものであると言われたからである。
義明は初めての依頼に竜種の狩猟を選ぶほど狂った思考をしていない。
(楽なものから少しづつ難度を上げていけばいい、最悪生活していけるほどの金があればいい)
そう思い掲示板から依頼書を剥がし受付に持って行った。
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「はい、依頼の完遂おめでとうございます。
こちら報酬の10ギルダです」
その日の夕方前に2人は依頼を終わらせていた。
動きの鈍いラインダックに義明が接近、ラインダックが首をひっこめる前にそこを斬り飛ばした。
ラインダックは亀としてなら抜群に動きの早いのだが義明にとっては同じようなものである。
むしろ蘇我のサポート(という名のただの弾幕)を避ける方が大変だった義明。
依頼に指定された数を終わらせるのに10分と掛らなかったが、依頼にあったラインダックの甲羅を持ちかえるのに苦労した。
ラインダックの甲羅を砕いたものは薬の原料になるらしい。それの補充を目的とした依頼だったのを義明はきちんと確認していなかった。
大型の亀の甲羅、その重さは1つで20キロ程、これを2人でいくつも持ち帰るのに時間が掛った。
運ぶ最中、義明はずっと戦うのよりもキツイと感じていた。
「次の依頼は明日にしよう。今日は疲れた…主に甲羅で」
報酬を受け取り、蘇我に分け前を渡して義明は今日の仕事は止めておこうと提案した。
蘇我も運ぶのにえらく疲れたのか力なく頷いて同意した。
「今度からは持って帰る物が軽いのがいい……」
「そうだな、それか今度からは荷物を運ぶものを用意してやろう」
2人はフラフラとグンを出て宿に戻った。
疲労困憊となった2人は食事もとらずに部屋へと向かう。
「昨日はベッド貸してやったけど今日からは俺がベッドで寝るからな。
お前も金渡したんだから部屋を取れよ。
まぁ節約したいなら俺の寝袋を使ってもいい。」
じゃあなお休みと言って義明はベッドにダイブ、直ぐに小さく寝息が聞こえてきた。
蘇我も寝ようと制服を脱いでシャツ一枚(義明の予備制服のシャツ)になって寝袋に包まった。
が、寝にくい。
床が硬く、寝袋自体の布も肌触りが悪い。
しかも使っているうちに入ったのだろう小さな石が中に入っていて背中が痛い。
蘇我は寝袋からもぞもぞと這い出て、義明の眠るベッドに入っていった。
枕は義明が使用しているので仕方なく義明の腕を移動させて自分の枕にした。
服装の事を思い出し、着るべきかと思った蘇我だったが、
(ま、いっか)
眠気に耐えられずそのまま眠りに着いた。
今回はここまでです。
滅茶苦茶短くて済みません。
こんな短いのは今回だけ(多分)