「私の妻に何か用でも?」なんとウチの嫁ちゃんがナンパされたよ!
意を決して書きます。
たまには自慢してもいいですか?
「恋愛もの」とか「亡くなった友人」をモチーフにした物語などを書いていると、時にタイヘンな誤解を生んでいるときがある。解せぬ。なぜそうなるのだ?天地神明に誓って私は浮気などしておらぬ。
「じゃあ、その書いたのを嫁ちゃんに見せられるか?」と問われると、それは話が別。この前不覚にも素人小説を書いているのがバレそうになったのだが、タイトル読まれて言われたのが次の一言。
「え?こんなの読むの~?」
……絶対に言わない!バレるわけにはいかぬ!と心に固く固く誓った瞬間だった。
そんなロマンチックさなど欠片も持たぬ我が嫁ちゃん。かの「クリームソーダ漂流記」ではコトゴトク我がプランをつぶしまくった陰の立役者であり、正直なところ勝ち気で毒舌でしょっちゅう言い合い(たいてい負かされるが)になるので、私の座右の銘が「許容と寛容」になってしまった根本原因なのだが……
かわいいのだ。
悔しいことに。
あ。疑いましたか?
よろしい。
主観でないことを証明しようではないか。
そして私がウワキモノではないことを、恥ずかしさに耐えて証明しようではないか。
写真は載せないけど。
【エピソードその1】
大学の合格発表でTVのインタビューを受け、それがニュースに流れらしい。ついでに合格記念の植樹シーンも使われたとのこと。
どうだ。
すごいだろう!
……はい?
「そんなんカワイイ証明にならん!」ですと?
ふむ、確かに。ならば次。
【エピソード2】
うちの例のバカ息子──「郵便物の配達にかかる日数を知らず、大変なことになった受験生」がまだ小っちゃくかわいい息子ちゃんだった頃。たまたま学会でとある大学を訪れた時の話。聞きたい話が終わり、嫁ちゃんと合流したら「さっき『親子でモデルになってもらっていいですか~?』って写真撮られたよ~」と、にこやかに自慢された。
どうだ。
すごいだろう!
……はい?
「そんなんカワイイ証明にならん!」ですと?
ふむ。確かに大学のキャンパスでは小さい子が珍しかったから、と言われればそれまでかもしれぬ。
ちなみに私は入っていない。
ならば次だ!
【エピソード3】
週末ともなれば、一緒に一週間分の食料を買い出しに行くのが我が家のルーティーン。故にお店の人にすっかり覚えられている。そして私一人で行こうものなら、結構な確率で言われるのだ。
「あ、今日はキレイな奥様と一緒じゃないんですね?」
「この化粧品、キレイな奥様へのプレゼントにどうですか?」
どうだ。
これなら完璧だろう!
……はい?
「そんなんお世辞だと思わないのか?」ですと?
うーむ。確かに言われて舞い上がっていたのかもしれぬ。
ちなみに嫁ちゃんに「あ、今日はカッコイイだんなさんと一緒じゃないんですね?って言われたことある?」と聞いてみたら、「ない」とあっさり言われた。
はいそーですかー。
ごめんなさいねーちくしょーめ。
……けっこうバレンタインチョコ、貰うほうなんだが……?
義理か。
義理だな。
己惚れたらいかんな。(泣)
【エピソード4】
本命のこのネタ、実は昨年夏のことになる。詳しい年齢は言えぬが、大学受験を控える息子がいる時点で、それなりの年齢を重ねていることはお分かりであろう。
が!
昨年の夏、なんとわが嫁ちゃんはこともあろうか京都で別行動しているときに30前後くらいの男性にナンパされているのだ。びっくりしつつも話を聞いてみると……
1地下鉄の改札口で声をかけられる。
2「きれいな人だなと思って、ずっと見てたんですけど、いましか声かけるタイミングがないと思って」
3 嫁ちゃんは年齢を言って断ったらしいのだが、(そこは「結婚してるので」と断れ)「見えない!ちょっとお食事でも」と食い下がられる
4 そのまま無視して駅員さんに地下鉄出口のことを聞いていたらあきらめてどっかいった。
という流れらしい。
……おいコラ。
なんでその場にいなかったのだ、私!
「私の妻になにか用でも?」と、言うチャンスだったじゃないか!
すっげー言ってみたかったのにー!
それにしてもさー。それ、ストーカーっぽくないか?
さて、どうでしょう?
おわかりいただけましたでしょうか?
ぶっちゃけ、死ぬほど腹立ててケンカすることもしょっちゅうあるし、同居している彼女の親から呆れられることもしばしばあるし、なんなら出ていく計画を立てたことも一度や二度ではない。
なんだけど。
「さすがに言い過ぎたか?」と思う時もあるようで、そんな時はどうするか。
彼女は決して謝らない。
めったなことで謝らない。
「足がいたいなぁ~。ちょっとトントンして」
マッサージのおねだりをしてくる。
そしてそれに「仕方ないなぁ」と応じる私。
お陰でやたらと足ツボに詳しくなってしまった。
「ねぇ?甘いもの食べたくない?」
夜中にいきなりこんなことを言い出す。
決して「自分が食べたい」ではなく、「食べたくない?」と聞いてくる。
食べたいのなら自分で勝手に食べればよいでないか。そう思うのだが・・・つい買いに行ってしまう。
ベッドの上でブラックモンブランのクランチがポロポロこぼれないようにゴミ箱を抱きかかえて食べている姿を見ると、降りて食べれば良いのにと思う反面、つい微笑ましく感じてしまう。
おのれ策士め。
他にも彼女から学ぶべき事は多々あり、恐らく彼女の鋭い感性と指摘がなかったら、今の私はなかったかもしれない。そう言った意味では大変尊敬できる人物でもあり、よくもまあ私と一緒にいることを選んでくれたものだと思う。
………ただなー。
もうちょっと「お手柔らかに」してほしいとも思うのだよ。
思いつきで色んな予定をねじ込まれると、大変なんだってば!結局どーにかしちゃうけど!
挑戦者求ム。
いや別に「おノロケ企画」などはしませんけど。
え?
ディズニーの新しいエリアを見てみたいと申されますか?
この時期に??




