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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

その鎧、剥がしていいですか?

作者:荒木累
身体醜形障害、愛着障害、躁うつ病、境界線パーソナリティ障害等...。
カエデは様々な問題を抱えながら、風俗嬢として心と体を削るように生きていた。

唯一の救いは、女性講習講師・リサ。
その優しさに支えられながらも、カエデは限界を迎え、風俗を卒業する。

学歴は中卒。多額の借金。卒業後の人生設計は何もない。自暴自棄で身体も心もすり減った状態。

「ほんなら、あんたも店員やってみぃや」

リサの一言がきっかけで、カエデは風俗店員として新たな道を歩み始めた。

最初は売上だけがすべてで、プレイヤーの女の子たちのことなんて見えていなかった。
でも、店長になって初めて――カエデは彼女たちと向き合おうとし始める。

魂が抜けたように働く子、誰かにすがらなければ生きられない子、助けてと言えない子たち。
かつての自分と重なる姿に、カエデは少しずつ光を届けていく。

いつかは自分の鎧も脱ぎ捨てられるように。

そう願いながら、今日も彼女は“風俗”という場所で、誰かの明日を支え続ける。

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