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閑話 とある腐女子の攻略日記

Monumental Princess、通称モニュプリ


このゲームの主目的は、・・・タイトルにもなっている姫ヶ藤学園の姫の称号・・・『Monumental Princess』になることだ。

もちろん恋愛ゲームである以上、攻略対象であるイケメン達との恋愛も間違いなくこのゲームの目的ではあるんだけど、公式としてはあくまでも「主人公である葵ちゃんを育てる育成ゲーム」という形をとっている。


まるで物語の世界から出てきたような、煌びやかなお姫様の姿に憧れて姫ヶ藤学園にやってきた葵ちゃん。

それはかつて葵ちゃんのお母さんが歩んだ道でもあり・・・その道をなぞるかのように進む中で、葵ちゃんは学生時代の両親の運命的な出会いとその顛末を知ることになる・・・そんなメインストーリーまでちゃんと用意されている。


そんなわけでこのゲームの本筋の目標であることは間違いない『Monumental Princess』

それになる為には2つの条件をクリアしなければならない。


1つ目は学園の象徴的存在として、学園理事会に認められること。

この理事会の評価基準はとても厳しく、数年に渡りこの条件をクリアした生徒が現れていないという設定だ。

ゲーム的には各能力値と試験の成績、体育祭の結果による評価点が一定を越えることが条件になっている。

実は言う程難しい条件ではなく、この条件の達成は簡単だ。


その代わりここで失敗したら即ゲームオーバー、攻略対象達の好感度をどれだけ稼ごうと一切関係ない。

イケメン達との恋愛にうつつを抜かして努力を怠っていた自分を呪い、以降はすっかり自信を無くした葵ちゃんが灰色の学園生活を送る内容のバッドエンドになってしまう。


2つ目の条件は全校生徒による人気投票だ。

ここで悪役令嬢である二階堂綾乃グレースが立ちふさがってくる。

葵ちゃん同様に理事会に認められた姫候補である彼女より多くの支持を得ることで、晴れて『Monumental Princess』に選ばれるわけだ。

ゲーム的には5人いる攻略対象の過半数、つまり3人の好感度を一定以上稼げばいい。

学園の生徒達に多大な影響力を持つ彼らの支持がそのまま投票時に票田として機能している、という設定らしい。


この条件があるために実質3キャラ同時攻略が基本になっている点は、ユーザーの間で賛否両論分かれてしまっている。

ある意味、浮気みたいなものと考えてしまう人は批判的だし、この条件のための数合わせのつもりで手をつけたキャラのストーリーに引き込まれてしまったという人もいるようだ。

特に途中で病気であることが発覚する九谷要。

話の続きが気になって、気付いたら彼のエンディングを迎えていたというユーザーは多く、いつしかこの現象は『九谷焼』と呼ばれるようになっていた。


『Monumental Princess』に選ばれた後は、その時点で最も好感度が高いキャラの個別ルートに進み、恋人となった3年目の甘々な日々が描かれる。

この個別ルートも評価されるべきだと思うんだけど、こういったシステムなので全員分見るのはなかなか大変だ。


一番大変なのは5人同時攻略のハーレムルート。

これを狙う場合、一つ目の条件が一気に厳しい壁となってユーザーを苦しめてくる。

好感度ばかりを気にしていると能力値が育たないからだ。

まさしく恋愛にかまけて努力を怠る結果になってしまう・・・このギリギリのバランスを攻略するのがヘビーユーザーの私がハマった最大の理由なんだけど、同時にライトユーザーがついていけない要素にもなってしまい・・・世間的にはこのゲームの評価は高くないんだ、もったいない。


乙女ゲーム通信こと乙通の評価も平均6.5点と厳しい点数になっている。

実質3人同時攻略になっているのだから、そこから3人分のルートを選べるようにしてほしいという意見が目立つ・・・うん、その通りだね・・・あと操作性とロード時間がもうちょっと・・・なんとかならなかったのかな。


攻略サイトもあんまり更新されないんだよね・・・管理人さん飽きちゃったのかな。

ひょっとしたらイベントCG100%回収したのは私だけかも・・・いやいや、まさかね。


次回作として発表されている『無窮の王国歌』の発売前に100%達成できて良かったよ。

まさかあんな隠しルートがあるなんて・・・ある意味トゥルールートと言えなくもないような感じだったけど・・・うわ、ねむ・・・気が抜けたのか一気に眠気が・・・

ああ・・・モノエネもう一本買っとけば良かった・・・攻略サイトに書き込もうと思ったのに・・・考えがまとまらないや・・・

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