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飢えた文字書きの夢追い自殺

南森千夜は両親の死後、両親の親友だった「雨夜家」に預けられた。雨夜家で千夜は五歳上の女の子・陽鈴と出会う。

中学に入学した千夜は、学校全体から「いない者」として扱われた挙句、万引き冤罪事件に巻き込まれてしまう。

数々の事件から千夜を救ってくれた陽鈴。陽鈴は「君に家族をあげる」と言った。

しかし、千夜が16歳のときのクリスマスに陽鈴は自殺する。

時が経ち、千夜は24歳のフリーライターになっていた。

ある日、ライター仲間との飲み会に行くと、陽鈴に瓜二つの女性・朝陽と出会う。朝陽は自分自身の夢をどうしても叶えたいのに、本気になりきれていない自分に苛立ち、涙する。千夜はそんな朝陽を自分自身や陽鈴と重ね、朝陽が本気になりきれない理由を一緒に探すことにした。

そこで、千夜は朝陽の過去に自分自身の過去を見る。

これは、三人の夢を中心にした「満たされない家族」の物語。
第一部:朝に見る夢
第一章:初恋との対面
2019/07/03 16:31
第二章:壊れたブレーキ ①
2019/07/04 20:36
第二章:壊れたブレーキ ②
2019/07/04 20:46
第二章:壊れたブレーキ ③
2019/07/05 17:15
第二章:壊れたブレーキ ④
2019/07/07 11:43
第二章:壊れたブレーキ ⑤
2019/07/07 15:20
第二章:壊れたブレーキ⑥
2019/07/07 19:16
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