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部屋の角(すみ)に黒いのがいるけど、たぶん無害  作者: MMPP.key-_-bou


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エピローグ:窓辺のささやき

エピローグ、蛇足かなとは思いましたが、あるあるな想像をつい書き足してみたくなりました。


同日に12話(最終話)を更新しています。

もしお読みでなければ、そちらを先にお読みいただけましたら幸いです。

 

 春の柔らかな日差しが降り注ぐ週末の公園。


 幼稚園くらいの男の子が、小さなショベルカーのおもちゃを手に砂場で夢中になって土を耕している。


「パパ、見て!」


 泥だらけの手をこちらに向け、得意げに笑う。


 隣には、明るく笑うエリーが座っている。


 私のシャツに付いた砂をそっと払いながら、自然体で微笑みかけてきた。


「また泥だらけね。でも、楽しそうで何より」


 私はそんな彼らを見ながら、公園の出口へと歩みを進める。


 ふと、スマホを見ながら周囲を気にする一人の青年が目に入った。どこか孤独をまとった後ろ姿は、かつての自分を思わせる。


 彼と目が合うと、慌てて視線を逸らした。


 私はそっと声をかける。


「何かお困りですか?」


 彼は戸惑いながらも言葉を濁した。


 彼の視線が窓辺にある埃をかぶった古い観葉植物へと向いたのを見て、私も目をやった。


 その陰には、埃が集まって形になったような、口のような歪みを持つ漆黒の塊がわずかに揺れていた。


 私は静かに微笑み、小さく頷いた。


「何かあれば、いつでも」


 そう言い残し、私は息子とエリーの元へ戻った。


 春の日差しの中、窓辺の黒い影はゆらりと揺れていた。

 

エピローグの後ろ部分にある、あとがきにて、スピンオフを宣伝



あとがき


本編を最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

これにて『ぼっち生活』は一区切りですが、まだ少しだけ続きがあります。


まずは、クロがいなくなった後の物語――掃除ロボ「オーロ」が一人(?)で頑張る話です。

さらにその次は、アパートの大家さんの過去――未知との遭遇的な何かを、更新予定なので、ぜひ覗いてみてください。

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