第二十九話 三島の正体・・・
三島のいる教室では、子島が事件に巻き込まれ死んだと伝えられ、その情報に胸がきつく締め付けられる三島。
机に突っ伏したまま三島は、周りからの声にも反応する事はなく、一日を過ごした。
「子島君・・一体何があったの・・・」
明らかに動揺が隠せない田村と、放心状態のまま子島の宅へ向かう三島。
「ねぇ、やっぱり私だけでいくよ。元は、部活とか関係ないんだから」
「いや・・・俺も行く。あいつの母さんにも何回か会ってたから・・・」
子島の玄関で迎えてくれた母親も何があったのかわからない状態でとにかく何も考えないでいるのだろう。決して二人の前で泣く事も笑う事もなかった。
「どうぞ、ゆっくりしていってね。・・・今朝、届いたばかりなの」
部屋の中央に置かれる棺桶を指差しながら母親はそう言うと、この部屋には長居したくないと足早に去って行った。
「子島君・・・」
棺桶をゆっくりと覗きこむ田村。だが、棺桶の中にあるのは、おそらく損傷が激しくて見せれないのだろう、黒い袋が一つ入っているだけで、子島が見える訳ではなかった。
そんな子島の姿を見て、泣き崩れ三島にしがみつく田村。そんな田村を抱える三島も涙を流す事なく、自分のその不甲斐なさに口をきつく噛み締めてた。
「失礼しました。」
玄関で母親に挨拶をし、帰ろうとする二人、そんな二人の足を止めたのは何かの掛け声を発すおじいさんだった。
「フンッ・・・・フンっ」
そんな掛け声とともにおじいさんは木刀を振り下ろし、素振りをしていた。
「気にしないでね・・・おじいさんもここの所、毎日やっているのよ。竜彦の事、とてもよく思ってたから・・」
母親は、おじいさんに近寄り、止めるように言うがそれをおじいさんは振り払った。
「竜彦よーーー!主は使命を全うしたのだっ!なにも恥じる事はない。・・あんな腰抜けの倅のかわりに死んでいった主をワシは自慢に思う。誇りに思うぞ!」
そんなおじいさんの意味不明な言葉に、三島はあの世界の事を思い出し、鳥肌が一気に立った。
「ワシもすぐに後を追う!待っておれ」
そう言って木刀を再び降り始めるおじいさん・・
あの爺さんは、あの戦いについて知っている。
そう思うと三島は、段々と怒りがわいてきた。
拳を強く握りしめる三島に気付いた田村が声をかけようとするが、その前に三島は、木刀を振る爺さんの所へと進み、木刀を乱暴に取り上げた。
「何が使命だ!・・・あんたみたいな奴が子島にあんな使命を負わせてのうのうと生きてんのかよ!あんたも自分の孫を大切に思ってたんなら、あんな戦い・・・させてんじゃねぇよ!」
三島の声におじいさんは、突然の出来事に驚きながら、三島を見つめてくる。
「主・・・何奴だ」
「子島竜彦の先輩だよ・・・」
三島はそう言うと、木刀を投げ捨て、家から出て行き、困惑した田村も、その後を追うように出て行った。
「ねぇ、元。今のどういう事?・・・また私に隠し事をしてるの?」
「してない・・・してないよ」
早歩きをする三島を駆け足で追いかける田村。
「嘘、ねぇ元・・私にはちゃんと本当の事を話して。」
「言っても無駄だ。・・・信じれねぇよ。俺だって信じれないんだから」
「そんな事ない。ちゃんと話してよ・・私、信じるから」
「悪い・・・ちょっとこれから行かなきゃいけない所がある。」
「どこに?」
「親父の所と・・・・剛の家だ」
そう告げると、田村は三島の手を取り引きとめようとする。
「駄目!それは、絶対に駄目・・・」
「違う。今はそれどころじゃないんだ。・・・大丈夫だ。ちゃんと学校には来るから」
「じゃ、じゃぁ私が納得するような説明をして!」
「だから、出来ないんだ!」
「出来る!・・・元は、そうやってやる前から、諦めるから駄目なんだよ」
「じゃぁ言う・・・・子島を殺したのは俺かもしれない」
「・・・・えっ」
「俺はあいつに酷い事をした。あいつのプライドを傷つけるような事をしたんだ。もしかしたら、そのせいであいつは、あんな事になったのかもしれない・・」
そう言うと再び歩き出そうとする三島。そして、田村は再び掴んでいた手を引いた。
「待って、待って・・・それは、元のせいじゃないじゃない。それだったら、私だって子島君に・・・酷い事を言った・・」
胸をきつく締め付けられる思いで田村はそう言った。
「でも、あいつは、そんなお前に対して、もっとひどい事を言ったんだろ」
「・・・なんでそれを」
「悪い、・・・あいつから聞いたんだ。」
三島がそう言うと急に俯く田村。
「子島君が言ってた・・・元は剛に気後れしてるって・・」
「・・もしかしたら、そうなのかもしれない。剛も・・お前の事が好きだって言ってたんだ」
本戦の前日、銭湯の扉を開くと目の前に大きな湯船が三島を迎え、しばらく浸かっていると遅れて尾形が入って来た。
「ぬおっ!あの飯の割には結構立派な風呂場だな」
「あれ?もう飯食い終わったのか?」
「もちろん!ちゃんと食器も洗ってだな・・・」
「なにっ!食器洗いなら俺がやったのに」
「冗談だよ。さっさと俺も風呂に入りたかったからな」
「・・にしても、貸し切りみたいだな。誰もいないし」
「そうだな」
貸し切りそれはつまり、なにしても大丈夫。相手を水風呂に突っ込んだり、風呂場に石鹸を入れて泡ぶろを作ったり。
サウナで炭に水をかけ、どちらが先にギブアップするかを競ったり・・
そんな事で遊び、床を石鹸でヌメらせ、遊んでいた時、いや、三島がヌメった床で足を滑らせ頭を強打し、悶えている時、尾形が話しかけてきた。
「・・・さっきさ」
「ん〜?」
痛みに耐えながら三島は、愛想のない返事をする。
「緊張したら体に出る奴って羨ましいよなって話しになったんだ」
「へぇ〜体に出る奴いるんだ」
「そんで本人は、全く気付かないって話にもなった。・・お前は緊張すると飯を食うのが早くなる!」
「えっ?そうだった?」
「それで、田村は逆に飯を食うのが遅くなる」
「おぉ確かに・・・」
「んで、俺にないって話しになっててさ」
「何言ってんだ。あるだろ」
「えっ?」
「お前って緊張するとダジャレ言うんだよ。俺の前でそんなにいわねぇのに、美野の前で結構連発してんだろ。」
「そうなの・・・かな?」
「そうさ。・・・なんだよ、お前って意外と美野の事、好きなんじゃねぇの?」
本当に遊び半分のつもりだった。だから、尾形が「そうだよ」って言ってきた事に三島は驚いた。
「そうだよ。・・・俺って案外、田村の事、好きなのかもしれない」
「・・・ほっほう、結構な大胆発言だな。・・・急にどうしたんだ?」
普通に対応しているつもりだが、心の中はかなり混乱していた。
「いや〜・・・生き物って、いつ死ぬかわかんないじゃん」
「まぁな。でも人間も同じだろ」
「だょな。・・・俺やっぱ間違えてないよな〜」
何かに思いふける尾形。
「間違えるって何に?」
「よしっ!決めた」
湯船にダイブし、水しぶきが三島にかかる。
「うわっ、鼻に入った!・・・熱湯が!」
「俺、明日・・・大会で優勝したら告る!」
「えっ・・・マジ?」
「俺が嘘ついた事なんてあったか?」
「ないな・・・ん〜まぁ、いいんじゃね」
「お前が優勝したら、お前が告れよ。」
「はぁっ?なんで」
「いいんだよ。内容は自由。別に愛の告白がすべてって訳じゃないんだから。お前も明日、優勝したら田村に何かを告白しろ!」
「ん〜・・・まぁ考えておくよ」
そう言いながら三島は、床を這いつくばりながら湯船に入って、なにを告白すべきか迷い、湯に頭を突っ込んだ。
「・・・あんな事があったから、剛は告白どころじゃなかったんだけどな・・・」
三島のそんな告白に、田村はさらに俯き、握った三島の手をさらに強く握りしめた。
「私・・・今から酷い事言う。・・でも、それ以外に言う方法が今、思いつかないの」
俯いていた田村は、意を決し、頭を上げる。三島と目があった田村の眼は今にも泣き出しそうな、そんな表情だった。
「私は、元が、二人の気持ちに負けちゃうのもわかるよ。でも、そんなの優しさなんかじゃない!ただ逃げてるだけじゃない・・・私は?・・・私の気持ちはどうなの?そんなの押しつけられて、私がうれしいと思う?子島君も剛も・・二人とも死んじゃってるんだよ。」
田村の目からは、ついに涙が流れ始め、握った三島の手を力が抜けるように離し「私の気持ちに元は、応えてくれないの?」俯いたまま田村は小さな声でそう呟いた。
今にも崩れてしまいそうな田村。そんな田村の手を取り、引き寄せてやったらどんなに良かったか・・だが、一度伸ばしかけた手も三島は、引き戻し「悪い・・・無理だ」そう言って、田村に背を向け歩き出してしまった。
俯き立ち尽くす田村に「明日までに戻る」そう言って三島は、田村の元を去った。
「おぃ、元。どうした・・・おぃ聞いてるのか?」
帆立の稚貝を一本のロープに通しては、再び新しい稚貝をロープに通す作業を繰り返す親父の手を引き、三島は親父の作業場から親父を連れだした。
「おぃ、元」
作業場から連れ出し終えると、三島は親父の手を離し、口を開いた。
「聞きたい事がある・・・昔言ってたよな」
三島の聞いてきた質問に首をかしげ、説明を始める親父に耳を傾け聞き終えると三島は「ありがとう」そう言って、必ず聞いていた母親の状態の事も聞かず、三島は去って行った。
仙田がいる病院では、オロオロする仙田とその横でベットに顔を附したまま泣き続ける田村。
訳を聞こうにも、泣きやまない田村を見た子猫は、病室からスルリと出て行った。
「・・・・そうか・・元。お前もその戦いに巻き込まれてしまったのか」
「えぇ・・・おじさんが言った言葉の理由がようやくわかりました」
「わかってくれたなら、それでいい。・・・すまないが、帰ってくれないか?」
玄関先に立つ三島。そして、玄関より先には、入れさせないように立ちはだかる尾形の親父さん。
帰ってくれ。そう言って家の奥へと消えようとする親父さんを三島は引きとめた。
「待って下さい。・・・最後に聞きたい事があります。」
「・・・なんだ」
「おじさんは・・・あの戦いに、自分の息子が巻き添えになって平気だったんですか?」
「平気な訳ないだろっ!・・・俺だって、あいつから、戦いを放棄したって聞いてたんだ。なのに・・あいつは俺に黙って、あの戦いを続けてたんだ」
「あいつは・・・剛は、あの戦いで何が見たかったんですか?」
「そんなの、俺が知りたかったよ。・・・もぅいいだろ。出て行ってくれ」
「俺に会ってくれて、ありがとうございました。・・・もぅここへは来ません。」
「あぁ・・・そうしてくれ。・・すまない・・・俺は、本当に駄目な人間なんだ。お前が殺してないとわかっていても、どうしても割り切れないんだ」
「俺もです。・・真相がわかっても、気持ちが楽になる事はないです。・・それに向こうの世界がどうであっても、俺が剛を殺した事に違いはありませんから」
三島は、尾形の親父さんにそう言い残すと、扉を閉め、親父さんは、壁に寄りかかるように泣き崩れた。
「どうも、お疲れ様でした」
新たな自分の部屋に段ボールを、大量に運んでくれた運送業者に、笑顔を見せる井手口。
そして「それでは、失礼します」営業スマイルで一礼する運送業者。その中で、一人ぎこちない笑顔を見せる伊吹の姿があった。
「・・俺とは仲良く出来そうだったんじゃないの?」
「うるせい、・・・なにしにお前の同業者の先輩方を引っ越し作業に連れてきてんだよ。マジでひやひやしたぞ」
先ほどの事を思い出し身震いをする伊吹。そして、井手口は一つの段ボールを開き、何かを探し始める。
「でも、そのお陰でお前さんは、俺からある重要なものがもらえるんだ。・・ほらっ」
井手口は、一つの手帳を取り出すと伊吹に向かって投げた。
手帳をキャッチした伊吹は、「なんだこれ?」と呟き、井手口がそれに答える。
「一年前の事件についての事が書いてある。」
「マジ?・・・いいのか」
「問題ない。俺独自で捜査したものだからな」
「じゃぁありがたく、頂戴させてもらうよ。・・・じゃ、他の所にも行かなくちゃなんないんでね」
「おぅ、頑張れよ」
「また移動になった時は、よろしくな」
そう言うと伊吹は、部屋を去った。
「すみません、もう大丈夫です」
車の中で待つ先輩方に謝りながら、車に乗り込んできた伊吹。
「いや、俺達も良い休憩になったからいいさ。・・・・何もってんだ?」
伊吹が、早速読み始めようとする手帳を見て聞いてくる先輩
「いえ・・・一年前の傷害致死事件についての事が書いてあるらしくて・・・俺、知らないもんで」
「あぁ・・あったな。もぅ一年も経つのか」
「知ってるんですか?」
「犯人と間違えられた高校生も可哀想にな・・・確か、両親の店を潰された揚句に母親が参っちまったんだろ?」
「っ!・・・そうなんですか?」
「確か、引越したって聞いたな・・・まぁ、俺達が可哀想だとか言っても何も変わらんがな」
運転席に座る先輩はそう言うと、ギアを入れて次の仕事場へと車を走らせた。
「美野ぁ・・・落ち着いた?」
「うん・・・ごめんね。また嫌な所見せちゃったね」
涙を拭う田村を見て、仙田は首を横に振る。
「ううん。いいよ、別に・・・それになんか懐かしい気がする。」
「そうだね・・・去年もこんな事あったか」
仙田がティッシュを渡すと「ありがとう」と言いながら一枚取り、鼻をかむ田村
「あの時も三島君のせいだったりするの?」
「うん・・・そうかな?・・駄目だな私。・・・いつも泣きたい時に千尋を頼っちゃう」
「いいよ。全然・・・でも今回は、ちゃんと理由聞かせてね」
「元に、尋常じゃない、フラれかたした・・」
「えっ!?」
未だに流れる涙を手でぬぐう田村。
そして、二人はすでに付き合っているものだと勘違いしていた仙田は、混乱する。
「なんで?・・え?三島君が?」
「わかんない。・・・一年前の事、まるで女の子見たく、ずるずる引きずっちゃってさ・・」
そんな文句を垂れようとする田村だが、不意にある事を思い出す。
「あぁ・・・もしかして、もっと前の事も、引きずってるのかも」
「もっと前?」
「うん・・・私さ、お父さんと一緒に住んでない事とも関係してるんだけど、お父さんってかなりお人よしでしょ。私が中学生の時、昔の門下生の人が、借金に追われてお父さんの所に逃げてきた事があったの。だけど、そいつがどうしようもなく駄目な奴で、お父さんから貰ったお金もすぐに、酒やお店に使っちゃってさ。そんな事が何度も続いてた・・・家にも入り浸って、思春期の娘がいるって事そっちのけで、お父さんはそいつに、お金と部屋を用意してた。
・・・・私、それが嫌なって、昼間っから寝てるそいつを叩き起こして、出てけ!って怒鳴ったの。あんたみたいなクズに渡す金なんてない!借金した理由もロクなもんじゃないんでしょ!
・・って言ったら相手もキレちゃってね。親父さんの娘だからって調子に乗んなよ!って、私に乱暴してきたの。・・・痛さも感じなくなってきてた時に、向こうは何しようとしてきたかわかる?突然、ズボンのチャックを下ろし始めたの。・・・叫ぼうにも声が出なかった時に、道場に来ない私が心配になったんだってさ・・元が、助けに来てくれたの。でも、やっぱり大人相手に勝てる訳もなくて、元もボロボロになった。けど、何度も相手にしがみ付いて、私を助けようとしてくれてた。
家にお父さんも、やってきて、そいつに鉄拳を一発見舞いして、出ていけ!って言ったらそいつは、家から出て行ったわ。・・・その後、倒れてる私に怪我だらけの元が大丈夫か?って聞きながら手を出してきたの。私は、そんな元の手を取る事が出来なかった。・・あいつと重なっちゃったの。元の手を叩いて、男なんて大っ嫌い!お父さんも大っ嫌い!って言っちゃったの・・・その後は、意識無くしちゃってわからないんだけど、それ以来、家にも帰りたくないから、私はお父さんの経営してるアパートの部屋を一つ借りて、一人暮らしをしてたの。
一人暮らしに慣れてきた頃に、元がアパートの前で待ってたの。俺もっと強くなるから、後、別に男じゃないって思ってくれて構わないから。それだけ言って元は、帰った。・・私、なんでその時に、元は嫌いじゃないよって言えなかったんだろ。・・言えてたら、こんな事にはならなかったのかな?」
流れが止まらなかった涙も止み始め、落ち着きを取り戻し始める田村。
「うん・・・ごめんね千尋。変な話聞かせちゃって」
「ううん、全然。・・そんな事があったなんて知らなかったから」
「じゃぁ、お詫びに一年前の事、今話してあげる」
「ほんと?」
「うん」
三島の気配を探しながら、四本足で森を駆け回る子猫は、三島の気配を察知し、高い木に登ると森の下に広がる田畑に向かって一気に飛びあがった。
子猫が飛ぶと、地面の木々は後ろへと飛んでいき、長方形にしか見えなかった田畑は、次第に農道までもが見え始め、その農道を歩く三島を捕えた。
三島の前に躍り出た子猫。そして、突然、土埃が舞い上がりその中から現れた仙田に驚く三島。
「うおっ!・・・なんだ仙田か」
「なんだじゃないわよ。・・・美野ちゃんに何したの?」
「・・・・今は、それどころじゃない」
きつい睨みをする子猫に目を合わせようともしない三島。そんな三島の態度にいら立つ仙田。
「それどころじゃない?・・・あんた一人の女性を泣かせておいて、それどころじゃないってどういう事よ」
「わかったんだよ。・・・」
「なにが」
「俺の正体さ・・・・天狗の言ってた意味がようやくわかった。影なる者か・・確かにな」
「あんたの正体?」
「あぁ・・・俺と剛は、同じ種族だったみたいだ。だから、気が合ったのかもしれないな」
『俺は人間だ』そう言っていた三島。だが、もしかしたらそれは、自分にそう言い聞かせていたのかもしれない。そして、それはたった今、崩壊された。
そう考えると三島は、思わず笑みがこぼれた。
だが、その笑みも心から笑っているのではないと感じ取る仙田。
「俺の正体は、忍び。・・・・忍者だってさ」




