-登場人物-
◆登場人物一覧◆(随時追記予定です)
-身の回りの人々-
華宮百合香
・主人公。派手な名前とは裏腹にごくごくふつーで平凡退屈な枯れ系女子。休日の乙女ゲームだけが生きがい。男性はあまり接したことがないので苦手。女性はいじめられたくないので苦手。
オルレリア・メルラン
・ゲームの神様を名乗る声から華宮百合香に与えられた「役」。華宮百合香がプレイしていたゲーム内の2周目以降にのみ現れる、悪役令嬢キャラ。ゲーム内ヒロインの恋愛成就を妨害してくるほかの敵女子キャラの中でも最強で、外見もスキルもてごわい。ただし華宮百合香はちょうど2周目開始するところだったので、このハードモード限定キャラである彼女について具体的には良く知らない。
ピンクのロング髪と水色の瞳、どでかい頭リボンがトレードマーク。リボンたくさんのドレスがお好みの衣装道楽で、学問は嫌い。その性格が原因でこれまでに3度も婚約破棄されており、環境(性格)を改善するためにシュパリスホープ高等学院に入学することになった。
メルラン卿
・北限の辺境に叙されている伯爵。地位に反して貧しい土地に起因した財政は豊かではなく、本人の性格もあり慎ましい生活と律した生活で名領主と名高い。先妻の遺した一人娘オルレリアをさびしがり屋の愛娘としてなるべく希望をかなえてやりたいと思っておりオルレリアの傲慢な性格には気づいていない(少し奔放なところがあるが年齢とともに落ち着くと思っている)。他貴族からの推薦もありルイズと再婚。
ルイズ・メルラン
・メルラン伯爵の後妻。美しい金髪と年齢を感じさせない肢体が自慢のあでやかな美女。元々首都で貴族の愛人業をやっていたが、メルラン伯爵の後妻としてメルラン領に来た。メルランの広大な領地と資産に対して野望を持っているが、質実剛健なメルラン卿相手に持ち前のテクニックがいまいち通用せずやきもきしている。
将来遺産分配でもめることが明白なためオルレリアのことは好きではない。
アデル・メルラン
・ルイズの娘。母に倣いオルレリアのことはきらっている。まだ12歳と子供だが小生意気な性格。華やかな首都で生まれた分、雪に閉ざされたメルラン領は退屈に感じている。
ジスレーヌ
・オルレリアの家庭教師。とてもまじめでオルレリアの勉学的向上心のなさに手を焼いている。メルラン卿の先妻とは気が置けない仲で、彼女が望んだようにオルレリアを立派な淑女に育てあげようとしている。
-修道院の人々-
エローディア叔母様、エルフェンプラッツ修道院長
・メルラン卿の妹、オルレリアにとって叔母にあたる。独身のまま貴族社会を去ったあと首都南で女子修道院を創立・運営しているが、若い頃は美貌と華やかな性格で社交界の有名人だったらしい。シュパリスホープ高等学院長をはじめ貴族に顔が広い。
-シュパリスホープ高等学院の人々-
<学問科>
レヒト先生
・学問科の優しい先生。伝統的に男子ばかりの教室に、オルレリアが入学してくれたことを嬉しく思っている。
ヴィルフリート
・国内随一といわれるヴァリッド騎士団長の息子で、本人も立派な騎士になるべく鍛錬に熱心だがその分勉学に使う時間がないようだ。女嫌いで少々荒っぽいが悪気は一切ない。『幽霊』を恐れない珍しい人物。
シェルツ
・伯爵の息子。物腰柔らかで女性に真摯な姿勢を崩さない。乗馬が好きでメルラン領の駿馬に関心を持っている。
スヴェレン
・博物学の研究に没頭しており、貴族としての成功よりも学者としての道を進もうとしていてその道では既に名が知れはじめている。教育的関心が低い女子教養科の生徒のことは相手にしていないが、その素っ気無さと将来性から女子からはとても人気がある。ただし鍛錬などにはあまり関心がなく、午後の授業はさぼって学内をフィールドワークしている。
<女子教養科>
マグダレナ先生
・女子教養科を担当する先生。最近引退した前任の代わりとして雇われた。女子教育の水準をあげようとする志は高いが、それに反してやる気のみられない女子生徒達をどうまとめたらよいのか困っている。古今東西の文学に精通している。