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4話

なるほど、俺が適正者って事なのか。

あ、大丈夫です。時間があるのであれば続けて下さい。



「ありがとうございます。ではお言葉に甘えて、オッホン。

まず前提として、

このアルカディアは剣と魔法の世界。

ヨシマサさんの世界での科学は、こちらの世界の魔法となります。



魔法が絶対、という訳ではありませんが

世界の住人は科学の代わりに魔法を使い生活をしています。



なので、魔力が枯渇してしまうと

生活に使っていた魔法や魔道具が使えなくなってしまい、

衣食住の成り立っていた輪が壊れてしまうのです。



そこで考えた解決方法がアルカディアでいう異世界人、

あなたなのです。



元々ヨシマサさんの居た地球とはご縁がありました。

それも地球の管理者と。

アルカディアでいう私みたいな方ですね。



そこで地球の管理者にご相談した所、

地球に有り余っている魔力をこちらに譲渡して頂ける事になりました。



聞いた事はありませんか?

陰陽師だったり、超能力者だったり。

あれ実は魔力が関係しているんですよ。



そもそも魔力の説明をしていませんでしたね。

私が先ほどから説明している魔力と言うのはですね、マナの事なんです。



人の体内にはオドという魔力があります。

地球の人にはほとんど感知や操作が出来ないんですがね。

その感知や操作が出来るのが陰陽師や超能力者なんです。



で、そのオドは毎日体内で精製されます。

その時、余ってしまったオドは身体の外に呼吸と一緒に排出されます。

その排出された魔力はマナと呼ばれています。

そのマナこそがアルカディアでは枯渇しているのです。



あ、大丈夫ですよ。

地球では使用されていないマナが山の様にあり、

今でも大量に精製されていますので。



我がアルカディアと地球では世界人口が違いますので、

地球からの譲渡だけでもかなりの年数は確保出来るのですよ。

だいたい2万年くらいは確保しても、地球では500年で稼いじゃいますからね



解決方法は地球からマナの譲渡をして頂く事。

そして次元の狭間を通る適正があったのがヨシマサさん

という訳なのです。分かりましたか? 」



懇切丁寧な説明ありがとうございます。

めっちゃ分かりやすかったです。

それでなんですが、もう一つ質問して良いですか?

因みに、アルカディアと地球の人口を年数によって逆算出来るかも知れませんが、一人一人のマナ生産量が異なりますし、日々人は生まれ死んでいくものなので、ここでは記載してません。

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