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12話

水筒作ってコルク作って水を調達できた所で食欲が出てきた。

魔力木や魔力草だけしか採取してない事もあり、食べるものが無い状態。

かなりピンチなんじゃないか?栄養失調で倒れる運命・・・

うわぁぁああやべぇやべぇどうすんだこれ!!!

落ち着けぇ・・・落ち着くんだぁ・・・冷静になるんだぁ・・・

足元掬われるぞぉ・・・生命は救われないんだが・・・

んなダジャレ言ってる場合か!!!!



うん、いやマジでどうしよう。うーむ・・・。



こういう時にGo◯gl◯マップとかあれば楽なんだがな。

なんかそういうスキルとかないんかな。

うーむ遠くを見る?それとも何が何処にあるか探知?



やってみるか。

まずは、木の隙間の奥、遠くを見るように・・・ぐぬぬ。

・・・お?なんか遠くが見やすくなったぞ?

よしもっと遠くを見てみよう。・・・ふんぬらば。

・・・ありゃダメか。んじゃ次は探知かな?

こう言う時は第六感ってのが肝心だってじっちゃんが言ってた!

誰だよじっちゃんって。とりあえず目を瞑り、耳を塞いで・・・。

お?なんか暗闇に白く模様のような物が出てきたぞ?

これは・・・周りの風景?んぉ!?上昇した!?

・・・おぉ!!これだよこれ!!木の上から自分を見下ろす感じになった!

さてこれを今度は周りを見渡す感じで・・・ふんっふんっ。

よし出来た。んー結構広いんだなこの森。

あぁあっちは俺が採取して広がった場所ね。んでその反対は・・・。

よっしゃぁぁぁぁ!!!!町?って言うか街発見!!!

んじゃあ今の拓けた場所を反対にして進めば問題ないってことだな!!

これは都度確認しながら歩いた方がいいかもな。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


それから体感時間で4時間は経過していたと思う。

既に外は夕方から夜になりそうな時間だ。

やっと街道に出れた。街の方には入り口に人より大きな門が建っている。

その前には門兵?さんが左右に2人。門の中には手前側に小屋が建っている。

歩くごとにその門に近づいているのだが、何故か凄い警戒されているのが分かる。



「aEkais sirmiieo kariimiro!!!!」



「こ、こんばんわー・・・」



「aEkais sirmiieo kariimiro!!!! Riakksii miwiwwiro!!!!!」



「あっれー・・・何喋ってんのかわっかんねー・・・」



そういえば俺言語理解とかそういう類いのスキルもってなかったっけ・・・。

こりゃ食べ物所の騒ぎじゃなくなるんじゃ・・・。

まさか・・・牢屋に入れられたり!?



「aEkais sirmiieo・・・んな格好のやつ止まれ!!!」



「おお!!急に分かるようになったぞ!!!」



おぉやったぞ!言語を1つ習得した!!

ん?でもなんでだ?



「そこの変な格好のやつ止まれと言っているんだ!!聞こえないのか!!」



「おぉぉい!!聞こえてますよー!!ここで止まればいいんですかー!!」



ん?変かな?この格好。



「そうだ!!それでいい!!そこで少し待っていろ!!

こちらからそちらへ向かう!!動くんじゃないぞ!!!」



「はぁぁい!!!・・・なんであと100mの所で止められんの?」



何故に?俺なんかしたかな?(森の採取でやらかしている)



あぁめっちゃ門兵さん走ってきてる。あんな重たそうな装備なのに。

それに槍まで持って。息切れないんかn・・・



「はぁ・・・はぁ・・・ちょ、ちょっと待っていてくれ・・・

流石にこの距離は・・・この歳だと答えるな・・・」



「あぁやっぱり息切れるよねそりゃあ。そうですよね。

大丈夫ですか?水飲みます?俺はちゃんと待ってるんで」



「あぁすまないな。おぉこの水筒か!!良いもん持ってるじゃ無いか。

はぁ・・・んじゃお言葉に甘えて・・・かぁ!!いい感じに冷えてるじゃねぇの!

ありがとな!ほらよっ」



「おっとっと。えぇ・・・まぁ・・・。それで?そろそろ良いです?

なんで俺ここで止められたんです?」



「おうそうだそうだ。いやな今日帰ってきた商人が変な事言っててな。

なんでも飢えの森で木々が次々と無くなっていくってのがあったらしくてな。

もしかしたら高ランクの魔獣だったり大盗賊団だったりするんじゃねぇかって、

噂が立つもんだからよ。んで兄ちゃんがその噂が立った直ぐに来たもんでな。

噂が本当だったらあぶねぇのなんの。だからここで一旦止まってもらったって訳だ」



「あぁなるほどです」



俺の事ですね!!!分かります!!!

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